家でも外でもインターネットが使えるようになる便利なモバイルWiFi。
今では〇〇WiMAXや〇〇WiFiなど、数多くのサービスが提供されています。
ものによって性能が全然違ったり、逆に性能は同じなのに料金が全然違ったり、さらには名前も似たようなものばかりで「何を選んだらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はモバイルWiFiを性能や容量ごとに分類し、目的別でおすすめできるモバイルWiFiを厳選しました。
きっとあなたに合うモバイルWiFiが見つかるはずです。
モバイルWiFi選びで悩んでいる方はこの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
※表記している価格は税込みです。
目的別おすすめモバイルWiFi
無制限かつ高速通信を利用したい | GMOとくとくBB WiMAX | |
---|---|---|
無制限で安く使いたい | 楽天モバイル | |
エリアの広いクラウドSIMを使いたい | MONSTER MOBILE | |
たくさん使う月とあまり使わない月がある | ギガセットWiFi | |
旅行や帰省の時だけ利用したい | WiFiレンタルどっとこむ |
早くサービスを決めたいという方もいると思うので先に結論を書いておきます。
気になるサービス名をクリックorタップして公式サイトで詳細を確認してみてください。
今回調査したモバイルWiFi(ポケット型WiFi)サービス一覧
サービス名 | 解説ページor公式サイト | |
---|---|---|
ギガWiFi | 解説ページ | |
MONSTER MOBILE | 解説ページ | |
それがだいじWi-Fi | 解説ページ | |
ZEUS WiFi | 公式サイト | |
どこよりもWiFi | 解説ページ | |
THE WiFi | 解説ページ | |
FUJI WiFi | 解説ページ | |
EX-WiFi CLOUD | 解説ページ | |
MUGEN WiFi | 解説ページ | |
限界突破WiFi | 解説ページ | |
クラウドWiFi | 解説ページ | |
Chat WiFi | 公式サイト | |
どんなときもWiFi | 公式サイト | |
楽天モバイル | 解説ページ | |
docomo | 公式サイト | |
au | 公式サイト | |
SoftBank | 公式サイト | |
ワイモバイル | 公式サイト | |
UQ WiMAX | 公式サイト | |
GMOとくとくBB WiMAX | 解説ページ | |
ZEUS WiMAX | 公式サイト(在庫切れ中) | |
DTI WiMAX 2+ | 公式サイト | |
カシモWiMAX | 公式サイト | |
BIGLOBE WiMAX | 公式サイト | |
Broad WiMAX | 公式サイト | |
Vision WiMAX | 公式サイト | |
5G CONNECT | 公式サイト | |
ヨドバシカメラWiMAX | 公式サイト | |
BIC WiMAX | 公式サイト | |
YAMADA air mobile WiMAX | 公式サイト | |
KT-WiMAX | 公式サイト | |
エディオンネットWiMAX | 公式サイト |
そもそもモバイルWiFiとは何か?
モバイルWiFiを探していると、ポケットWiFiやポケット型WiFi、モバイルルーターなど似たような言葉をよく目にすると思います。
これらはすべて「Pocket WiFi」という商標を元に広がってできた言葉です。
なので基本的にはすべて同じ「外に持ち出して使える小型のWiFiルーター」という意味だと考えてもらって大丈夫です。
歴史をたどると2009年に「イーモバイル」が外に持ち歩けるWiFiルーターとして、「Pocket WiFi」という名前の商品を発売しました。
つまりは元はひとつの商品名だったんですね。
※イーモバイルの運営会社はソフトバンクに吸収されたので、今では「Pocket WiFi」はソフトバンクの登録商標になっています。
その後、いろいろな会社から似たような商品が発売されたわけですが、それをみんながポケットWiFiと呼ぶようになったわけです。
ポケットサイズのWiFiということで、イメージにも合っていてすごく呼びやすいですからね。
ですが大人の事情もあり、『特定の商標をほかの商品を紹介するときに使うのはよくないよね』ということになりました。
そこで代わりに生まれたのが、モバイルWiFiやポケット型WiFiのような言葉でした。
『クレラップ』や『リケンラップ』などの食品ラップ系の商品を、すべて『サランラップ』と呼んでいたような状態だったのでこれは仕方ないですね。
というわけで、今ではポケットWiFiのような商品がいろいろな呼び方をされているので、ちょっと紛らわしくなってしまっているというわけです。
モバイルWiFiの種類を解説
現在主流となっているモバイルWiFiの種類は大きく分けて下の3つです。
- 通信速度が速く無制限で使えるWiMAX
- エリアが広くコスパが良いクラウドSIM系のモバイルWiFi
- 大手通信キャリアが提供するキャリア系のモバイルWiFi
WiMAXの売りは5Gによる高速通信と無制限で使えるというストレスのなさです。
クラウドSIM系のモバイルWiFiの強みはdocomo、au、SoftBankの3キャリアの回線が使えること、そして料金が安いことです。
キャリア系(docomo、au、Softbank)のモバイルWiFiに関してはサービスの質と金額が釣り合っておらず、最近は利用する人は多くありません。
唯一、安くて無制限で使える楽天だけが突出しているという感じです。
- 高速通信、無制限を望むならWiMAX
- 地方で使う、コスパ求めるならクラウドSIM
- とにかく安くて無制限を求めるなら楽天モバイル
それぞれのモバイルWiFiにどんな特徴があるのかをひとつずつ見ていきましょう。
WiMAX
まずはWiMAXから紹介していきましょう。
今では〇〇WiMAXというようなWiMAXサービスがたくさんありますが、大元になっているのは「UQ WiMAX」というサービスです
大元である「UQ WiMAX」はKDDIのグループ会社である「UQコミュニケーションズ株式会社」によって提供されています。
母体がKDDIなのでWiMAXの電波に加えてauの電波も使えるというのがWiMAXの特徴であり強みです。
ちなみに別料金になりますが、プラスエリアモードを利用すればauのプラチナバンドも使えるようになるので、auのスマホが繋がればほぼ繋がるという感じになります。
WiMAXは5G通信対応で高速
UQ WiMAXは5Gに対応しているので最大4.2Gbpsの通信が可能です。
この記事ではいろいろなモバイルWiFiを紹介していく予定ですが、その中でも通信速度に関してはこのWiMAXが断トツで速いです。
僕が以前試したときの実測としては
- 4G LTEエリアで80~150Mbps
- 5Gエリアで500~600Mbps
くらいでした。
特に5Gエリアに関しては速度だけ見れば1Gbpsの光回線以上の実測が出ています。
高画質の動画でもサクサク見れました。
もちろん測る場所や時間によって通信速度は変わりますが、ひとつの参考にしてみてください。
通信速度を見るときに大事なのは実測値です。
WiMAXに限りませんが、各社が大きく打ち出している通信速度のほとんどは「理論値」になります。
これは一切のマイナス条件を考慮しない、通信の規格上出せる最大通信速度のことです。
実際の通信速度は距離による減衰や電波干渉など、様々な要因がからんでくるので、理論値よりも大幅に遅くなります。
ここを知らないと「150Mbps出ると思ったのに10Mbpsしか出なかった…」というような失敗につながってしまいます。
なので、回線を選ぶときは実際の速度である「実測値」に注目するようにしましょう。
WiMAXは無制限で利用可能
WiMAXのもうひとつの特徴は無制限で使えるということ。
WiMAXの5Gサービスが始まった直後は「3日で15GBまで」という制限がありましたが、2022年2月にこの制限が撤廃されました。
過去に「3日で150GB」ほど使ってどうなるか試したことがありますが、それでも問題なく使うことができました。
ただ一応、「大量のデータ通信があった場合は混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がある」ということなので、制限がかかる可能性は0ではないことは覚えておいてください。
無制限で使えるモバイルWiFiのサービスというのは多くないので、たくさん通信を使いたいという人はWiMAXを候補に入れておくといいでしょう。
どのWiMAXも性能は同じ
WiMAXには「BIGLOBE WiMAX」や「カシモWiMAX」といったようないろいろな名前のサービスが存在します。
たまに誤解をされている人がいますが、これらのサービスの端末・速度・エリアといったものはすべて同じです。
「A社のWiMAXの方が速度が速い」とか「B社のWiMAXの方がエリアが広い」とかそういうことは一切ありません。
大きく変わるのは「料金プラン」で、あとはオプションが少し異なるくらいです。
なので、WiMAXを選ぶときは純粋に料金だけを比べて決めてしまってOKです。
- 5G対応で高速通信が利用可能
- 無制限で利用可能
- どのWiMAXサービスも速度やエリアは同じ
WiMAXの評判については、下の記事で詳しく解説しています。
⇒WiMAX利用者の評判を紹介!どんな人におすすめできる?
クラウドSIM系
続いて紹介するのはクラウドSIM系のモバイルWiFiです。
モバイルWiFi、ポケット型WiFiといえばこのサービスをイメージする人が多いのではないでしょうか。
それくらい多くのサービスが出ていて人気のサービスです。
クラウドSIMというのは、本来SIMカードに紐づけられている情報をクラウドサーバー上に保存して利用する仕組みのことで、これによりひとつのデバイスで複数のキャリアの通信を利用することが可能です。
難しい言葉が並んでしまいましたが、ようはdocomoとauとSoftBankの回線がすべて使えるサービスだと思ってください。
自動でその時々に最適な回線を選んでつなげてくれます。
あとはサービスによっては海外でもそのまま使えるというものもあるので、海外利用が視野に入っている人はそういうサービスを選んでみるといいでしょう。
クラウドSIMは大手3キャリアの通信が使えるので利用エリアが広いのが特徴です。
エリアの広さで言えばモバイルWiFiの中で一番なので、エリア重視の方にはクラウドWiFiがおすすめです。
速度は実測値で約10~30Mbps
クラウドSIMの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsです。
実測値としては僕が使った感じでは大体10~30Mbpsくらいでした。
場所や時間帯によってはさらに上下することもあると思いますが、大体このぐらいで考えておいてもらえればと思います。
ちなみにこの30Mbpsという速度は、YouTubeで動画を見るくらいであれば十分な速度です。
用途 | ダウンロード速度(目安) |
---|---|
メールの受信、SNS、LINE | 130Kbps~1Mbps |
ウェブサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
YouTubeの視聴 | 4K:20Mbps 1080p(超高画質):5Mbps 720p(高画質):2.5Mbps 480p(標準画質):1.1Mbps 360p(低画質):0.7Mbps |
スマホでのオンラインゲーム | 5~10Mbps |
パソコンでのオンラインゲーム | 25~100Mbps ※FPS・TPS・格闘系は100Mbps以上 |
Zoom | 通話:60~80Kbps ビデオ通話:600Kbps ビデオ通話(グループ):1.2Mbps |
このようにウェブ閲覧や動画視聴などの日常使いであれば、クラウドSIMでも問題ありません。
ですがあくまでモバイル回線なので、できることには限界があります。
例えば、たまにモバイルWiFiでFPSなどのオンラインゲームを遊ぼうとしている人を見かけることがあります。
それはちょっと無謀です。
FPSや格闘ゲームを遊ぶ場合、通信速度はもちろん通信の安定性(Ping)というものも重要になってきます。
無線で電波を飛ばしているモバイル回線は、有線で電波を送っている光回線に比べて安定性が劣るのでオンラインゲームには向きません。
オンラインゲームをがっつり遊びたいという人は光回線を引くようにしましょう。
もしあなたがオンラインゲームのようなちょっと特殊なことをやろうと考えているのであれば、モバイルWiFiサービスを探す前に「そもそも自分はモバイル回線で大丈夫なのか?」を一度考えてみるといいでしょう。
クラウドSIM系のモバイルWiFiは料金が安い
クラウドSIM系のモバイルWiFiはWiMAXのように無制限で使うことはできません。
ですが20GB・50GB・100GBというように容量ごとにプランが分かれていて、WiMAXよりも安く利用することができます。
「無制限じゃなくても100GBあれば十分」ということであれば、3,000円くらいで利用できるので高コスパです。
ちなみに、他にもMVNOの物理SIMを挿して利用するタイプのモバイルWiFi(どこよりもWiFiなど)も一応存在はします。
ですが、現在人気のモバイルWiFiのほとんどがこのクラウドSIMタイプになっています。
- 大手3キャリアの回線が使えるのでエリアが広い
- 速度はそこまでは出ない
- 無制限プランはないが料金が安い
キャリア回線型
最後に紹介するのはキャリア回線型のモバイルWiFiです。
これは名前の通り、大手通信キャリアからサービス提供されているモバイルWiFiのことです。
大手キャリアというのはdocomo、au、SoftBank、最近だと楽天モバイルも入りますね。
一番の特徴は各キャリアの回線を流用しているので、電波は比較的強めということです。
5Gに対応している端末であれば当然速度も速くなります。
これだけ聞くとかなり良さそうに見えますが、総合的に見ると実はそうでもないんです。
大手キャリアの中でもスマホでは圧倒的に強い3キャリア(docomo、au、SoftBank)については、意外なことにモバイルWiFiにはほとんど力をいれていません。
中にはモバイルWiFiルーター単独では契約できないキャリアもあります。
なので、モバイルWiFiを選ぶ際はスマホ大手3キャリア以外のところから探していくことをおすすめします。
今後紹介するモバイルWiFiとの比較のためにも、ちょっと簡単に大手キャリアのモバイルWiFiサービスの現状を簡単に見てみましょう。
docomoはルーター単体契約不可
docomoは現状モバイルWiFiの単独契約はできません。
docomoでモバイルWiFiを契約する場合は、「5Gデータプラス」というものに加入する必要があります。
これは単独のプランではなく、既存のプランに付け足す「オプション」のようなものになっています。
「eximo」「ahamo」とデータ容量をシェアする形になっていて、元のプランが無制限でもモバイルWiFi側で使えるデータ量は最大で30GBまでです。
さらにdocomoは端末本体の価格も高く、最新端末に至っては96,800円というパソコン並みの価格になっています。
そこまでしてドコモのモバイルWiFiを使う必要があるかというと、そんな理由はどこにもありません。
- docomoの電波が使えて5Gにも対応
- 単独契約ができず、利用可能なデータ量は30GBまで
- 端末料金が高額
SoftBankのプランは割高
SoftBankのポケットWiFiのデータ通信専用プランは現在2つあります。
- データ通信専用50GBプラン:5,280円/月
- データ通信専用3GBプラン:1,408円/月
5Gに対応しているとはいえ、制限付きでこの値段は少し高く感じます。
同じ5G通信に対応しているUQ WiMAXが、4,950円/月で無制限で使えるということを考えるとやはり割高です。
しかも、UQ WiMAXはここから端末値引きや月額割引が入るのでさらに安くなります。
昔はスマホの電波が使えるという強みもあったのですが、今のWiMAXはauの電波も使えるようになり繋がりも良くなっています。
そうなるとやはり、あえてSoftBankのポケットWiFiを選ぶという選択肢はありません。
- ソフトバンクの電波が使えて5Gに対応
- 利用可能なデータ量は最大50GBまで
- 料金が割高
Y!mobile
現在はソフトバンクのサブブランドなっているY!mobileについても、5G通信が使えるのは月間7GBまでとなっていてあまり力を入れている感じはありません。
端末名は若干違いますが、ソフトバンクで扱っている端末と性能は同じです。
ちなみに元をたどると、ポケットWiFiの本家であるイー・モバイルがウィルコムを吸収合併してできたサービスが「ワイモバイル」です。
当時はモバイルWiFiといえば「WiMAX」か「イー・モバイル」という感じでした。
事業の方針もあると思いますが、当時の勢いを見ていた身としては元イー・モバイルのサービスがここまで衰退してしまったのはちょっと寂しさも感じます。
- 基本的な性能はソフトバンクと同じ
- 5Gが使えるのは月間7GBまで
- 4Gなら無制限で使えるプランもあるがやはり割高
auは他のWiMAXサービスで契約した方がお得
auに関してはデータ端末一覧を見ればわかる通り、au独自の端末はなく(一応USBタイプのものは1つありますが)UQ WiMAXと同じサービスを利用する形になります。
あとでまたくわしく話しますが、WiMAXはいろいろなプロバイダからサービス提供されています。
そして各社それぞれ、独自のキャンペーンを展開しています。
他プロバイダならキャンペーンが盛りだくさん(引用:GMOとくとくBB)
月額や端末の割引、キャッシュバックキャンペーンなど、内容は様々ですがどれもお得な内容です。
しかし、auでは特にそういったキャンペーンはやっていません。
しかもエリア・速度ともに、他のWiMAXとauのWiMAXはまったく同じです。
そうなると、あえてauでWiMAXを契約する理由というのはほぼありません。
もしWiMAXを利用したいということであれば、別のプロバイダで契約することをおすすめします。
- 基本的に端末はUQ WiMAXと同じ
- エリアや通信速度などもUQ WiMAXと同じ
- 大きなキャンペーンもないので他社での契約がお得
楽天は唯一選ぶ価値あり!
大手3キャリアがモバイルWiFiに力を入れていない中、楽天モバイルだけはモバイルWiFiにも力を入れています。
正確には力を入れているというよりも、スマホと同じ「最強プラン」を使えるので無制限かつ安く使えるという感じでしょうか。
くわしいサービス内容はまたあとで説明しますが、大手通信キャリアの中で現状選ぶ価値があるのはこの楽天モバイルくらいです。
- 利用できるエリアは楽天モバイル(スマホ)と同じ
- 料金プランも楽天モバイル(スマホ)と同じ
- 無制限で安く使いたければ選ぶ価値あり
無制限で高速!WiMAXおすすめプロバイダ4選
ここからはいよいよおすすめのモバイルWiFiサービスを紹介していきたいと思います。
まず最初に紹介するのは「高速かつ無制限」のWiMAXです。
WiMAXはいろいろなプロバイダからサービスが提供されているので、ここではおすすめのプロバイダを4つ紹介していきます。
GMOとくとくBB WiMAX
GMOとくとくBB WiMAXは「GMOインターネットグループ株式会社」によって提供されているWiMAXサービスです。
一番の特徴は高額のキャッシュバック料金で、現在は誰でも25,000円のキャッシュバックが受け取れるようになっています。
GMOとくとくBB WiMAXの料金プラン
サービス名 | GMOとくとくBB WiMAX |
---|---|
回線 | WiMAX/au |
回線速度 | 下り最大4.2Gbps/上り最大286Mbps ※端末による |
月額料金 | 端末発送月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 |
2年総額 | 97,043円(25か月) |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | → 実質無料 |
契約期間/解約金 | 2年/なし |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | 23,000円のキャッシュバック |
月額に関しては端末発送月が安くなっており、その後1~12ヶ月目、13~35ヶ月目、36ヶ月目~という形で金額が上がっていきます。
あとは月額にプラスで、端末代金の27,720円を36回に分けて支払っていく形になります。
実質契約期間のしばりなし
契約期間は2年となっていますが、とくに解約金などはありません。
実質縛りなしになっています。
ただし、36か月以内に解約した場合は端末の分割金の残りが一括請求されるので気を付けましょう。
キャッシュバックは別途手続きが必要
GMOの目玉のキャンペーンともいえるキャッシュバックですが、受け取りには別途手続きが必要です。
11ヶ月後に届くメールから登録をする必要があり、これを忘れるとキャッシュバックを受け取ることができません。
忘れないように、わかりやすところにメールが届く月などをメモしておきましょう。
キャッシュバックさえ受け取れてしまえば全WiMAXの中でも最安レベルのプロバイダなので、とにかく費用を抑えたいという人にはGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
- キャッシュバックを受け取れれば一番お得!
- キャッシュバックは11ヶ月に手続きが必要なので受け取り忘れに注意!
- かかる費用をできるだけ安くしたい!という人におすすめ
ヨドバシカメラWiMAX
ヨドバシカメラWiMAXは「株式会社ワイヤレスゲート」によって提供されているWiMAXサービスです。
インターネット上では「家電量販店系のWiMAXは高いからおすすめしない」という情報をよく目にしますが、このヨドバシカメラWiMAXはそれを覆すサービスとなっています。
ヨドバシカメラWiMAXの料金プラン
サービス名 | ヨドバシカメラWiMAX |
---|---|
回線 | WiMAX/au |
回線速度 | 下り最大4.2Gbps/上り最大286Mbps ※端末による |
月額料金 | 初月:0円 1~13ヶ月目:4,268円 14ヶ月目~:4,950円 |
2年総額 | 120,934円(25か月) |
事務手数料 | 0円 |
端末代金 | X12/L13:27,720円 Galaxy/X11/L11:21,780円 |
契約期間/解約金 | なし/なし |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | ・ヨドバシカメラ商品券 10,000円キャッシュバック ・新端末X12/L13が 16,720円引き ・旧端末Galaxy/X11/L11が 5,500円引き |
ヨドバシカメラWiMAXの料金プランは月額こそ本家のUQ WiMAXと同じなので特筆する点はありません。
ただし「初月・事務手数料ともに0円」という、他のWiMAXプロバイダと同等以上のキャンペーンを行っています。
家電量販店系のWiMAXは店舗受付のみが普通ですが、ヨドバシカメラWiMAXはネットで申し込むタイプになっています。
実際に調べたところ、BIC WiMAX(ビックカメラ)、YAMADA air mobile(ヤマダ電機)、KT WiMAX(ケーズデンキ)、エディオンネット(エディオン)、といった有名家電量販店のWiMAXサービスはやはり店舗受付のみでした。
ヨドバシカメラWiMAXはネット受付にして、案内や契約などにかかる人件費を削減することで、このようなキャンペーンが可能になっているのかもしれません。
そういう意味ではヨドバシカメラWiMAXはもはや家電量販店系ではなく、ネット系のWiMAXだと言えます。
珍しい端末値引きもあり
ヨドバシカメラWiMAXでは、通常のWiMAXプロバイダではほとんど見かけることのない端末の値引きを行っているのも特徴です。
旧機種(Galaxy・X11・L11)であれば5,500円引き、新機種(X12・L13)であれば16,720円引きとかなり高額な値引きになっています。
月額の利用料金自体は公式のUQ WiMAXと変わりませんが、「初月無料」「事務手数料0円」「端末値引き」といった要素が相まって、ヨドバシカメラWiMAXは全体でみるとお得なサービスになっています。
ヨドバシカメラの商品券10,000円分キャッシュバック
さらにヨドバシWiMAXでは、ヨドバシカメラの商品券10,000円分のキャッシュバックを受けることができます。
現金ではないため人を選ぶ部分はありますが、5ヶ月目に受け取ることができ特別な手続きも不要です。
「ヨドバシカメラを普段使っている」「キャッシュバックの手続きを忘れそう」という方は、ヨドバシカメラWiMAXを選んでみてもいいでしょう。
- 初月無料・事務手数料0円・端末値引きでわかりやすく安い
- ヨドバシカメラの商品券10,000円がもらえる
- GMOのキャッシュバック受け取り忘れが心配な人にもおすすめ
BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXはビッグローブ株式会社によって提供されているWiMAXサービスです。
WiMAXのサービス元である「UQ WiMAX」を運営しているUQコミュニケーションズはKDDIのグループ会社ですが、このBIGLOBEもKDDIのグループ会社になります。
サービス元と同じグループ会社ということで、安心感という意味では一番です。
BIGLOBE WiMAXの料金プラン
サービス名 | BIGLOBE WiMAX |
---|---|
回線 | WiMAX/au |
回線速度 | 下り最大4.2Gbps/上り最大286Mbps ※端末による |
月額料金 | 初月:0円 1~24ヶ月目:3,773円 25ヶ月目~:4,928円 |
2年総額 | 121,572円(25か月) |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 27,720円 |
契約期間/解約金 | なし/なし |
支払方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
キャンペーン | なし |
BIGLOBE WiMAX の料金プランはカシモWiMAX同様シンプルになっています。
初月は0円でそれ以降は24ヶ月目まで3,773円。
端末の分割を24ヶ月にすれば、利用期間はずっと同じ金額で使えるので月額の支払いの計算も簡単です。
口座振替でも申し込みが可能
WiMAXを提供しているサービスの多くがクレジットカード支払いにしか対応していませんが、BIGLOBE WiMAXは口座振替にも対応しています。
料金を見ると最安というわけではありませんが、「クレジットカードを使いたくない」「口座振替で申し込みたい」という人にはBIGLOBE WiMAXが一番おすすめです。
- KDDIのグループ会社で安心
- 月額がシンプルに安い
- 口座振替での申し込みが可能
カシモWiMAX
カシモWiMAXは株式会社「MEモバイル」によって提供されているWiMAXサービスです。
カシモWiMAXには新端末を利用できる「縛りなしSAプラン」もありますが、ここではより月額が安い「縛りなしプラン」を紹介します。
カシモWiMAXの料金プラン
サービス名 | カシモWiMAX |
---|---|
回線 | WiMAX/au |
回線速度 | 下り最大2.7Gbps/上り最大183Mbps ※端末による |
月額料金 | 初月:1,408円 それ以降:4,378円 |
2年総額 | 109,780円(25か月) ※このタイミングで解約すると 端末残債請求あり |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,780円 ※分割サポートで実質0円 |
契約期間/解約金 | なし/なし |
支払方法 | ・クレジットカード |
キャンペーン | 端末代金実質無料 |
カシモWiMAXの料金プランは初月が1,408円で、それ以降はずっと4,378円という非常にシンプルでわかりやすいプランになっています。
端末が実質0円
さらにカシモWiMAXは端末が実質0円になっているのも特徴です。
もし端末を分割購入した場合は、端末分割サポート(36回)というものが発生します。
通常は端末を分割購入した場合、月額に端末の分割金が上乗せされたものが毎月の支払額になります。
一方でカシモWiMAXの場合は、端末代が分割サポートで相殺されるので月額に端末代が上乗せされません。
3,784円(月額)+770円(端末分割代)=4,554円が実際の毎月の支払いになります。
一方、カシモWiMAXの場合は、4,378(月額)+605円(端末分割代)-605円(月々サポート)=4,378円が支払額となります。
分割金をサポートで相殺するため、実質0円になるという仕組みです。
そして端末台が上乗せされない分、実際の月額はGMOとくとくBBと比べても安くなるというわけです。
カシモWiMAXは実質3年縛り
3年間使い続ければ端末代金が実質0円になるというキャンペーンですが、途中で解約した場合はその時点でサポートが終了し端末残債が請求されます。
605円×24=14,520円(端末残債)が解約時に一括請求されることになります。
また、端末を一括購入した場合もこの端末分割サポートは適用されません。
カシモWiMAXを利用する場合は、端末を分割で購入して36ヶ月間しっかり使い続けるようにしましょう。
端末は旧端末X11(在庫限り)のみ
カシモWiMAXの「縛りなしプラン」で選べる端末は現在X11のみです。
ホームルータータイプのL11もあったようですが、現在は売り切れています。
すでに生産終了している端末なので、在庫がなくなったら再入荷することはないと思います。
旧端末でもいいからなるべく安く使いたい!という方は早めに申し込むようにしましょう。
WiMAXの旧端末と新端末の大きな違いは5G SAに対応しているかどうかです。
通信速度に関しても、新端末X12が下り3.9Gbps、旧端末X11が下り2.7Gbpsとなっています。
ですが5G SAについてはまだまだエリアは狭いですし、実測値が2倍3倍になるわけではないので使用感ではどちらもそこまで変わりません。
ただし、バッテリーの持ちや操作感など端末の基本的な性能が向上しているので、そういった部分を重視するのであれば新端末を選ぶのがおすすめです。
金額で見ればGMOとくとくBBの方がお得
ちなみに、手間なく安くというのがカシモWiMAXの特徴ですが、キャッシュバックを受け取れた場合はGMOとくとくBBの方が安くなります。
しかもとくとくBBは新端末を利用できます。
「安くなるが手間がかるキャッシュバック」と「手間のかからないシンプルさ」どちらを選ぶかはご自身で判断してみてください。
- 料金プランはシンプルで分かりやすい
- 旧端末(X11)で問題なければ安く利用できる
- 36ヶ月以内に解約すると端末実質0円ではなくなるので注意
無制限で安く使えるモバイルWiFiは楽天モバイル一択!
無制限で料金も安い方がいいという人は、楽天モバイル一択になります。
以前はクラウドSIM系のモバイルWiFiサービスも無制限プランを多く打ち出していましたが、今では無制限プランは存在しません。
無制限がいいけどWiMAXより安いものがいいという方には楽天モバイルがおすすめ、というよりも他に選択肢がないのが現状です。
楽天モバイル
楽天モバイルは「楽天モバイル株式会社」によって提供されている通信サービスです。
米倉涼子さんや今田美桜さんが出演しているCMなどもよくテレビで流れているので、ここはご存じの方も多いと思います。
楽天モバイルというとスマホのイメージが多いと思いますが、実は楽天モバイルのモバイルWiFiというのも存在するんです。
楽天モバイルの料金プラン
サービス名 | 楽天モバイル |
---|---|
回線 | 楽天/au(パートナー回線) |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 3GBまで:1,078円 3GB超過後20GBまで:2,178円 20GB超過後無制限:3,278円 |
事務手数料 | 0円 |
端末代金 | 7,980円 |
契約期間/解約金 | なし/なし |
支払方法 | ・クレジットカード ・口座振替 ・楽天銀行デビットカード ・他社デビットカード(一部) ・楽天ポイント |
キャンペーン | プランセット値引きで端末1円 |
楽天モバイルの特徴は安く無制限で使えることです。
速度では5Gが使えるWiMAXに劣る150Mbpsとなっています。
その代わり、月額が安く端末自体も1円なので、金額に関してはWiMAXと比べてかなり安くなっています。
質のWiMAX、金額の楽天モバイルという感じですね。
楽天モバイルの端末はキャンペーンで1円
楽天モバイルルーターであるRakuten WiFi Pocket 2Cは「プランセット値引き」を利用することで1円で購入可能です。
クラウドSIM系のモバイルWiFiも端末は0円のところが多いですが、あちらはあくまで端末はレンタルです。
1円で端末がそのまま手に入るというのはちょっと得した気分になれますね。
プランは楽天最強プラン
プランはモバイルWiFi独自のプランというわけではなく、スマホと同じ「楽天最強プラン」になります。
3GBまで1,078円で、最大3,278円というプランですね。
段階制なので、使わなかった月は安くなるというのも大きなメリットです。
電波については不安が残る
そんな楽天モバイルにも弱点はあります。
それは電波が弱いということ。
楽天モバイルのモバイルWiFiルーターの利用可能エリアは、スマホと同じ楽天エリアです。
楽天が繋がらないところでは、パートナー回線であるau回線が繋がる仕組みになっています。
auのパートナー回線が使えるとはいえ、メイン回線は楽天なので電波の繋がりで言えばdocomo、Softbank、auが使えるクラウドSIMに劣ります。
docomo、au、Softbankは電波が繋がりやすい「プラチナバンド」が使えますが、楽天はこのプラチナバンドを所有していません。
なので利用可能エリア自体は同じでも建物の中や地下などでエリア内なのに電波が繋がらないということが起きやすくなっています。
追記:2023年10月に「総務省が楽天モバイルからのプラチナバンド割り当ての申請を受け付けた」との発表があったので、もしかしたら今後は楽天モバイルでもプラチナバンドが利用可能になるかもしれません。
使えてしまえば最強なので試す価値はあり
速度ではWiMAXに、通信の繋がりに関してはクラウドSIMに劣っているのが楽天モバイルの現状です。
ただ、場所によって繋がりにくいとはいえ、自分の利用範囲内で繋がるのであれば特に問題はありません。
自分の利用エリアで快適に使えてしまえば、安くて無制限というまさに最強のサービスです。
「無制限で使いたいけど、できるだけ月額を抑えたい」という人は一度楽天モバイルを試してみるのもおすすめです。
- 端末が1円で購入できる
- 楽天最強プランで無制限かつ安く利用可能
- 電波の繋がりや通信速度に関しては他サービスに軍配が上がる
クラウドSIM系のモバイルWiFi(ポケット型WiFi)データ容量別おすすめサービス
クラウドSIM系のモバイルWiFiはWiMAXや楽天モバイルと違い、無制限で利用することはできません。
現在は20GB、50GB、100GBなどのプランが主流です。
ただ、無制限でない代わりに「月額を抑えて安く利用できる」というメリットがあります。
今回は20GB、50GB、100GBそれぞれのプランのおすすめサービスを紹介していきます。
たくさん使う!100GBのモバイルWiFiおすすめ3選
まずは100GBのモバイルWiFiから紹介していきましょう。
100GBもあれば、動画を見るのが趣味とかでなければ家のメイン回線としても使えるくらいのデータ容量です。
ギガWiFi
ギガWiFiは「株式会社メディアサービス」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
以前はU3という端末もあったようですが、現在レンタル可能な端末はMacaroonSEのみとなっています。
ギガWiFiの料金プラン
サービス名 | ギガWiFi 大容量プラン |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 2,695円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/2,600円 |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | 電子書籍読み放題 |
ギガWiFiの月額は2,695円と、僕が今回調べたサービスの中では月額が最安です。
契約期間が2年間です。
その2年間は、2年割Ⅰという割引が入って月額が2,695円になるという計算なのですが…
なぜか3年目以降も2年割Ⅱという割引が入って、結局はずっと同じ2,695円で使い続けられるようになっています。
まぁ安く使えるなら文句はないですが^^
電子書籍が読み放題
それとギガWiFi特典として、電子書籍の読み放題がついてきます。
電子書籍がついてくるかどうかでモバイルWiFiを選ぶことはあまりないと思いますが、元々安いサービスにオマケで電子書籍がついてくるならちょっとうれしいですね。
そう考えると、これはこれでありかもしれません。
- 月額がクラウドSIM系のモバイルWiFiの中でも最安レベル
- 会員特典で電子書籍読み放題
- 海外では利用できないので注意
MONSTER MOBILE
MONSTER MOBILEは「株式会社NEXT(ネクスト)」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
月額は2,980円とデータ容量100GBながら3,000円を切っており、その他便利なキャンペーンやオプションも豊富です。
MONSTER MOBILEの料金プラン
サービス名 | MONSTER MOBILE 2年契約プラン(100GB) |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 2,948円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/2,948円 |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | ・14日間お試しキャンペーン ・デジタルカード申し込みで 5,000円キャッシュバック |
容量のチャージが可能
MONSTER MOBILEの端末はギガWiFiと同じMacaroon SEですが、こちらは万が一100GBを超えてしまった場合はギガをチャージできるようになっています。
もう少しで月が変わるというタイミングで通信制限にかかってしまい
「あと1GB使えれば…」
なんて経験をしたことはありませんか?
平日ならほとんど仕事をしているのでまだいいのですが、僕がその経験をしたときはちょうど月末が祝日でした。
祝日は結構出かけたりで通信を使うので、かなり不便な思いをしました。
そんなときでもMONSTER MOBILEなら、500MBからギガをチャージすることができます。
万が一の時に助かるかなり便利なオプションです。
・500MB/225円
・1GB/330円
・3GB/665円
・7GB/979円
・30GB/3,450円
14日お試しキャンペーンあり
MONSTER MOBILEは現在14日のお試しキャンペーンを行っています。
下の条件を満たせば特に特別な申し込みをしなくてもキャンペーンが適用されるので、試してみて使えないと思ったらそのまま機器を返却してしまえば大丈夫です。
- MONSTER MOBILEを初めてお申込みされた方
- 実施期間中に対象のプランをお申込みされた方
- 機器発送日を起算日とし、起算日を含む14日以内に「解約の申告」および「機器の返却(発送)」をされた方
- 機器返却時の送料をご負担いただけた方
- 使用されたデータ容量が2GB以下の方
- 発送日の分かる方法にてご返却いただいた方
モバイルWiFiは光回線に比べて通信環境の影響を受けやすいため、自分の使いたい場所で快適に使えるかは実際に試してみないとわかりません。
なのでモバイルWiFiを選ぶときは、こういったお試しができるようなサービスを選んでおくと失敗が少なくなります。
- ギガがなくなっても容量のチャージができる
- 14日のお試しが可能!
- 海外では利用不可
それがだいじWi-Fi
それがだいじWi-Fiは「ソリューションネットワーク株式会社」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
今回はくわしく紹介しませんが、100GBの他にも30GBのプランも提供しています。
それがだいじWi-Fiの料金プラン
サービス名 | それがだいじWi-Fi 100GBプラン |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 3,267円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/3,267円 |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | 30日間お試しキャンペーン |
それがだいじWi-Fiの100GBプランは月額3,267円の2年契約となっています。
ここだけを見るとこれまで紹介してきたモバイルWiFiに比べて特別安いというわけではありません。
しかし、それがだいじWi-Fiはオプションで縛りなしにすることができます。
そして、この「縛りなしオプション」の料金が月額143円とかなり安いです。
なので、契約期間の縛りなしがいいという方には「それがだいじWi-Fi」がおすすめです。
ギガのチャージが可能
それがだいじWiFiも100GB使い切ってしまった場合にギガのチャージができます。
詳しくは先ほど書いた通りですが、「月末にギガが足りない!」といったときにもワンコインからチャージができるので安心です。
・2GB/500円 ・5GB/1,000円 ・10GB/1,700円 ・20GB/2,400円
30日間お試しキャンペーンあり
それがだいじWi-FiもMONSTER MOBILEと同様にお試しのキャンペーンをやっています。
こちらもMONSTER MOBILE同様、特別な手続きはいりません。
期間は30日と長めですが、キャンペーン適用になるのは「期間内のデータ通信量が5GB以下」のときです。
あくまでお試しなので、使いすぎには気を付けましょう。
・それがだいじWi-Fiを初めて利用される方
・期間内に申請、返却手続きを完了いただいた方
・期間内のデータ通信量が5GB以下の方
・縛りなしオプションに加入されていない方
海外でも利用可能
それがだいじWi-Fiは海外利用も可能になっています。
129の国と地域に対応していて、1GB/日で利用することができます。
ギガWiFiやMONSTER MOBILEは海外利用ができないので、海外でも使いたいという人はそれがだいじWi-Fiがおすすめです。
- ギガがなくなってもデータチャージ可能!
- 30日お試しキャンペーンあり
- 海外でも利用可能
そこそこ使う!50GBのモバイルWiFiおすすめ3選
次は50GB使えるモバイルWiFiを紹介していきます。
50GBだとメインの回線として使うけど動画そんなに見ない、もしくは外出や外での仕事が多くてそこでたくさん使う。
そんなイメージでしょうか。
それではさっそく見ていきましょう。
MONSTER MOBILE
MONSTER MOBILEは「株式会社NEXT(ネクスト)」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
100GBに続き、2回目の登場です。
MONSTER MOBILEの料金プラン
サービス名 | MONSTER MOBILE 2年契約プラン(50GB) |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 2,530円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/2,530円 |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | ・14日間お試しキャンペーン ・デジタルカード申し込みで 5,000円キャッシュバック |
金額面に関しては50GBで見ると、今回僕が調査したモバイルWiFiサービスの中ではMONSTER MOBILEが最安でした。
使えるオプションやキャンペーンは同じなので、総合的なおすすめ度は100GBのときよりも上がるといった感じでしょうか。
容量のチャージが可能
MONSTER MOBILEは50GBを超えてしまった場合にギガをチャージできるようになっています。
もう少しで月が変わるというタイミングで通信制限にかかってしまい
「あと1GB使えれば…」
なんて経験をしたことはありませんか?
平日ならほとんど仕事をしているのでまだいいのですが、僕がその経験をしたときはちょうど月末が祝日でした。
祝日は結構出かけたりで通信を使うので、かなり不便な思いをしました。
そんなときでもMONSTER MOBILEなら、500MBからギガをチャージすることができます。
万が一の時に助かるかなり便利なオプションです。
という話はついさっきも書いたのですが、もしかしたら100GBの方は読んでいない方もいるかもしれないのでもう一度書いておきます。
100GBのプランとチャージできる容量や金額に違いはありません。
・500MB/225円
・1GB/330円
・3GB/665円
・7GB/979円
・30GB/3,450円
14日お試しキャンペーンあり
MONSTER MOBILEは現在14日のお試しキャンペーンを行っています。
下の条件を満たせば特に特別な申し込みをしなくてもキャンペーンが適用されるので、試してみて使えないと思ったらそのまま機器を返却してしまえば大丈夫です。
ここらへんは100GBのときと特に条件は変わりません。
- MONSTER MOBILEを初めてお申込みされた方
- 実施期間中に対象のプランをお申込みされた方
- 機器発送日を起算日とし、起算日を含む14日以内に「解約の申告」および「機器の返却(発送)」をされた方
- 機器返却時の送料をご負担いただけた方
- 使用されたデータ容量が2GB以下の方
- 発送日の分かる方法にてご返却いただいた方
モバイルWiFiは光回線に比べて通信環境の影響を受けやすいため、自分の使いたい場所で快適に使えるかは実際に試してみないとわかりません。
なのでモバイルWiFiを選ぶときは、こういったお試しができるようなサービスを選んでおくと失敗が少なくなります。
- 月額料金が安い
- ギガがなくなって容量のチャージができる
- 14日のお試しが可能!
クラウドWiFi
クラウドWiFiは「株式会社ニッチカンパニー」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
サイトはカラフルで派手ですが、内容はシンプルでわかりやすいサービスになっています。
クラウドWiFiの料金プラン
サービス名 | クラウドWiFi 50GBプラン |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 2,980円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | なし/なし |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | なし |
クラウドWiFiは月額料金だけを見ると特別安いというわけではありませんが、縛りなしで利用できるのが大きな特徴です。
契約には縛りがない方がいいという人におすすめできるサービスです。
プラン変更が可能
クラウドWiFiはギガがなくなったときのチャージこそできませんが、柔軟なプラン変更が可能です。
自分が実際どのくらい使うかイメージできていない場合は、とりあえず真ん中の50GBのプランを契約してみましょう。
そして、ギガが余るなら20GBにプラン変更、足りなければ100GBにプラン変更するというようなやり方を試してみるのもいいと思います。
手数料が2,200円かかるので何回もできることではありませんが、プラン選びに迷っている方はうまく活用してみてください。
海外利用可能
クラウドWiFiは海外利用も可能です。
世界134ヵ国に対応していて利用料金は700円/1日からです。
容量(1GB)を使い切ったあとの低速モードが384Kbpsとなっていて、容量を使い切ってもメールやサイト閲覧ぐらいであれば問題なく利用できる、というのも地味にうれしいポイントです。
- 契約期間の縛りなしで利用可能
- プラン変更可能
- 海外利用可能
ゼウスWiFi
ZEUS WiFiは「株式会社HUMAN LIFE」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
神コスパキャンペーンというものをやっていて、今なら最初の3か月間を約半額で利用可能になっています。
ZEUS WiFiの料金プラン
サービス名 | ZEUS WiFi ギガ大盛50GB |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 初月~3ヶ月目:1,480円 4~24ヶ月目:3,106円 25ヶ月目以降:3,278円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/3,278円 |
支払方法 | ・クレジットカード ・atone 翌月払い (コンビニ/口座振替) |
キャンペーン | 神コスパキャンペーン(~3ヶ月目までの月額割引) |
ZEUS WiFiは神コスパキャンペーンで最初の3ヶ月がかなり安くはなっているものの、2年間の平均月額は2,903円となっています。
金額だけで見るならMONSTER MOBILE(50GB)の月額が2,530円なので圧倒的にこちらの方が安いです。
ですがMONSTER MOBILEにはないメリットがZEUSU WiFiにはふたつあります。
海外でも利用できる
MONSTER MOBILEは海外での利用ができませんが、ZEUS WiFiは海外利用も可能です。
利用方法は簡単で、マイページから自分が使いたい国のデータプランを購入するだけです。
あとは、現地に行って電源をオンにすればそのまま使うことができます。
ZEUS WiFiの海外プランは複数から選択可能
海外利用になると1GB/1日のサービスが多いですが、複数のプランの中から選ぶことができるのもZEUS WiFiの特徴です。
Webサイトや地図でちょっとものを調べるくらいであれば、1日で1GB使うこともそうそうないと思います。
そういった場合はZEUS WiFiであれば他社に比べて、より安く利用ができそうです。
コンビニ/口座振替での支払いが可能
ZEUS WiFiはクレジットカード以外にatone翌月払い(コンビニ/翌月払い)に対応しています。
MONSTER MOBILEやクラウドWiFiはクレジットカード決済のみなので、クレジットカードを使いたくないという人はZEUS WiFiがおすすめです。
データチャージ可能
あと、ZEUS WiFiもギガを使い切った場合はチャージをすることが可能です。
MONSTER MOBILEのところでも言いましたが、ギガを使い切りやすい50GBのプランではうれしいオプションです。
- おかわりGIGA(容量チャージ)可能
- 海外でも利用可能
- atone翌月払い(コンビニ/口座振替)に対応
適度に使う!20GBのモバイルWiFiおすすめ3選
最後に紹介するのは20GBのおすすめモバイルWiFiです。
今回は先に結論だけ言っておきます。
20GBのモバイルWiFiに関しては、基本的にはMONSTER MOBILEを選んでおけば間違いありません。
支払方法や利用状況を考えて、もし条件があえば他のサービスを選ぶという感じになります。
それを踏まえてこの先を読み進めてもらえればと思います。
MONSTER MOBILE
MONSTER MOBILEは株式会社NEXT(ネクスト)によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
今回3回目の登場、クラウドSIM系のおすすめモバイルWiFi皆勤賞です。
MONSTER MOBILEの料金プラン
サービス名 | MONSTER MOBILE 2年契約プラン(20GB) |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 1,980円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/1,980円 |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | 14日間お試しキャンペーン デジタルカード申し込みで5,000円キャッシュバック |
金額面に関しては50GB同様、今回僕が調査したモバイルWiFiサービスの中ではMONSTER MOBILEが最安でした。
容量のチャージが可能
MONSTER MOBILEは20GBを超えてしまった場合にギガをチャージできるようになっています。
もう少しで月が変わるというタイミングで通信制限にかかってしまい
「あと1GB使えれば…」
なんて経験をしたことはありませんか?
平日ならほとんど仕事をしているのでまだいいのですが、僕がその経験をしたときはちょうど月末が祝日でした。
祝日は結構出かけたりで通信を使うので、かなり不便な思いをしました。
そんなときでもMONSTER MOBILEなら、500MBからギガをチャージすることができます。
万が一の時に助かるかなり便利なオプションです。
という話はさっきもついさっきも書いたのですが、もしかしたら100GBや50GBの方は読んでない方もいるかもしれないのでもう一度書いておきます。
3回読むことになった人がいたらごめんなさい^^;
50GBや100GBのプランとチャージできる容量や金額に違いはありません。
容量が小さいほどギガを使い切る可能性も高いので、チャージができて一番うれしいのは実はこの20GBプランかもしれません。
・500MB/225円
・1GB/330円
・3GB/665円
・7GB/979円
・30GB/3,450円
14日お試しキャンペーンあり
MONSTER MOBILEは現在14日のお試しキャンペーンを行っています。
下の条件を満たせば特に特別な申し込みをしなくてもキャンペーンが適用されるので、試してみて使えないと思ったらそのまま機器を返却してしまえば大丈夫です。
ここらへんは100GBや50GBのときと特に条件は変わりません。
- MONSTER MOBILEを初めてお申込みされた方
- 実施期間中に対象のプランをお申込みされた方
- 機器発送日を起算日とし、起算日を含む14日以内に「解約の申告」および「機器の返却(発送)」をされた方
- 機器返却時の送料をご負担いただけた方
- 使用されたデータ容量が2GB以下の方
- 発送日の分かる方法にてご返却いただいた方
モバイルWiFiは光回線に比べて通信環境の影響を受けやすいため、自分の使いたい場所で快適に使えるかは実際に試してみないとわかりません。
なのでモバイルWiFiを選ぶときは、こういったお試しができるようなサービスを選んでおくと失敗が少なくなります。
- 月額料金が安い
- ギガがなくなって容量のチャージができる
- 14日のお試しが可能!
どんなときもWi-Fi
どんなときもWiFIは「株式会社 グッド・ラック」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
どんなときもWiFiといえば2020年に行政処分を受けた会社ですが、現在は内容を一新してサービスを再開しています。
2020年当時のどんなときもWiFiは無制限を謳っており、端末が在庫切れになるほどの人気のサービスでした。
ですが結局は増えた利用者に回線が耐え切れず、長期にわたる通信障害を引き起こしてしまい、最終的には行政処分を受けるに至りました。
現在のクラウドWiFi系のモバイルWiFiサービスに無制限プランがないのは、この事件が発端になっています。
どんなときもWiFiの料金プラン
サービス名 | どんなときもWiFi Mプラン |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 2,618円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | なし/なし |
支払方法 | クレジットカード/口座振替 |
キャンペーン | ・いつでも得するサポート(月440円) 加入で月額が880円安くなる |
どんなときもWiFiのMプラン(20GB)の月額は、お得割を適用することで1,738円なります。
この月額料金は今回僕が調べた20GBサービスの中でも最安です。
しかし月額は最安ですが、支払う金額が最安になるわけではありません。
いつでも得するサポートで月額が安くなるが
お得割を適用させるためには「いつでも得するサポート」というオプションに加入する必要があります。
このいつでも得するサポートが月額440円なので
実質の月額は
2,618-880+440=2,178円
になります。
なので実際の支払額では、月額1,980円のMONSTER MOBILEの方が安くなります。
トップページにはデカデカと「月額1,580円」と書いてあるので、毎月の支払額を誤解してしまう人もいそうですね。
あくまで月額を書いてあるだけなので嘘ではないのですが、個人的には「そういうとこだぞ」と思ってしまいます。
ですがオプション料金が乗っかったとしても、最終的な金額が特に高いというわけではありません。
その点では、そこまで悪いサービスではないといえるでしょう。
海外でも利用可能
どんなときもWiFiは海外でも利用可能です。
世界136ヵ国とかなり幅広く使えますが、価格は他とくらべるとちょっと高めになっています。
口座振替に対応
少し辛口な意見を言ってしまいましたが、どんなときもWiFiをおすすめするポイントはここです。
それは口座振替での支払いが可能だということ。
モバイルWiFiサービスの支払方法は「クレジットカードのみ」というところが多いです。
「クレジットカードを持っていない」、「使いたくない」という方にとっては支払方法の幅が広いのは助かりますよね。
- いつでも得するサポートのオプション代に注意
- 海外利用も可能
- 口座振替に対応
THE WiFi
THE WiFiは「スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社」によって提供されているモバイルWiFiサービスです。
THE WiFiのメインは100GBプランですが、今回紹介するのは段階制のプラン「THE WiFi FiT」になります。
プラン自体は100GBまで使えるのですが、そこまで使うと月額3,960円と割高になってしまいます。
なのでここでは、「20GBまで」使う前提で話を進めていきます。
THE WiFi FiTの料金プラン
サービス名 | THE WiFi FiT |
---|---|
回線 | docomo/SoftBank/au |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | 1GBまで:1,298円 5GBまで:1,628円 20GBまで:2,068円 40GBまで:2,596円 100GBまで:3,960円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円(レンタル) |
契約期間/解約金 | 2年/10,780円 |
支払方法 | クレジットカード |
キャンペーン | なし |
THE WiFiのFiTプランは5段階制のプランになっていて、1GBまでしか使わなければ1,298円で利用することも可能です。
「普段はそこまで使わないけど、旅行や出張など外出が増えたときにたくさん使う」という方に関しては、THE WiFiなら無駄なくお得に利用することができます。
金額的には同じ楽天モバイルの方が安くなっています。
無制限で使える楽天モバイルか、大手3キャリアの電波が使えるTHE WiFiか、そういったところを基準に自分に合った方を選んでみてください。
100GBプランのキャンペーンは受けられない
THE WiFiの100GBプランでは「3か月利用料金無料」や「30日お試し体験」「THE WiFiポイント付与」などのキャンペーンを行っています。
ですが、段階制のプラン「THE WiFi FiT」ではこれらのキャンペーンを受けることはできません。
ちなみにTHE WiFiの100GBプランついては、次に紹介する高額な違約金が理由で今回のおすすめには入れていません。
24か月以内に解約すると高額な解約金がかかる
THE WiFiは24ヶ月以内に解約すると「10,780円」という高額な解約金が発生します。
2022年7月に電気通信事業法が改正されたことにより、解約時の違約金の上限はサービスの月額分までと定められました。
THE WiFiでなぜ10,000円を超える違約金が発生するかというと、通信サービスの方ではなくWiFi機器のレンタルサービス側に違約金を設定しているからなんですね。
個人的にはこういう法律の隙間を縫ってくるようなやり方はどうかと思うのですが、サービスが継続されているということは現状ではありなのでしょう。
THE WiFiは100GBプランの方で3ヶ月無料のキャンペーンを行っています。
なので、「早期解約をされた場合にそれを取り戻せるように」この高額な解約金を設定しているのではないかと僕は考えています。
3ヶ月間0円で使われて、そのまま辞められたら会社としては大損ですからね。
しかし、FiTの場合はそもそも3ヶ月無料の恩恵を受けられません。
つまり、シンプルにユーザー側の解約時のリスクが上がるだけになってしまうということです。
しかも端末はレンタルなので、10,780円を払った上で端末はちゃんと返さなければいけません。
そういったリスクなども踏まえると、THE WiFi FiTは柔軟に使えて便利なプランではありますが、ちょっと注意の必要なプランだと言えます。
- 段階制で利用ができるので使わないときは安く置いておける
- 100GBプランのキャンペーンなどは受けられないので注意
- 途中解約で高額な解約金(10,780円)が発生する
モバイルWiFiを契約なしで利用する方法
ここまでは、「日常的にある程度モバイルWiFiを使う」という前提でおすすめのサービスを紹介してきました。
しかし中には「使う月と使わない月の差が大きい」「旅行や帰省の時ぐらいしか使わない」というような方もいると思います。
そういった方は、モバイルWiFiを契約するのではなく「別の方法」で利用した方が最終的にお得になる可能性が高いです。
その方法は
- 買い切り型のプリペイド式モバイルWiFiを購入する
- レンタルWiFiサービスを利用する
の2つです。
それでは、それぞれどんな人におすすめなのかを解説していきましょう。
好きなときにチャージできる!買い切り型プリペイド式モバイルWiFi
契約をしないでもモバイルWiFiを使う方法、
そのひとつめが買い切り型のプリペイド式モバイルWiFiです。
これは
- 最初にギガ付きの本体を購入する。
- 容量を使い切ったら必要に応じてギガをチャージして使う。
というシステムのモバイルWiFiになります。
必要になったときだけチャージすればいいので、全く使わない月は0円で置いておくこともできます。
前にチャージしたギガが残っていればそれはいつでも使えるので、とりあえず100GBチャージして少しずつ使っていくということも可能です。
契約系のモバイルWiFiサービスは定期券のイメージ
イメージとしてはSuicaなどの交通系カードを思い浮かべてもらうとわかりやすいと思います。
会社員を例に考えてみましょう。
毎日会社に通うなら半年分などの定期券を買った方が絶対安いです。
ですが基本テレワークであれば、出社が必要なときにその都度チャージしていった方が最終的には安く済みます。
MONSTER MOBILEやZEUS WiFiなどが定期券で、プリペイド式モバイルWiFiが普通のSuicaといった感じですね。
買い切り型のモバイルWiFiの料金の仕組みは上で話した通りですが、通信の性能に関してはクラウドSIM系のモバイルWiFiサービスと同じです。
通信速度は下り最大150Mbpsでdocomo、au、Softbankの回線が使えるという感じです。
ルーター自体も月額制のサービスと同じものを使用しているところも結構あります。
製品は同じで料金形態だけ違うと考えておくといいでしょう。
毎月の使用量にムラがある人は買い切り型のモバイルWiFiがおすすめ
毎月の使用量にムラがあるという人にはこの買い切り型のモバイルWiFiがおすすめです。
例えば休日だけ使うといった場合は、月によって使う量が大きく変わってきます。
GWや夏休みはいろいろなところへ旅行に出かけて、WiFiもたくさん使う。
ただ、仕事が忙しいとほとんど使う暇がない…そんなケースもあるでしょう。
そうすると「5月は80GB以上使ったけど3月は5GBしか使わなかった」なんてこともあると思います。
月額制のモバイルWiFiを契約していた場合は、毎月定額で3,000円~4,000円を払うことになります。
たくさん使った月はともかく、全然使わなかった月も4,000円を払うのはもったいないですよね。
そういった場合でも、プリペイド式のモバイルWiFiであれば、使う月にだけチャージすればいいので無駄なく使うことができます。
ギガセットWiFi
プリペイド式WiFiといわれてもどんなサービスがあるか知らない人は多いと思います。
なので、おすすめのプリペイド式のモバイルWiFiサービスをひとつ紹介しておきます。
ギガセットWiFiは「株式会社Lieferant」が販売しているモバイルWiFiです。
買い切り型のWiFiサービスは他にも「リチャージWiFi」「ネオチャージWiFi」「インスタントWiFi」などいろいろなものがあります。
各サービスで大きく変わってくるのは「端末」と「料金」です。
利用している通信の仕組みは基本的にクラウドSIMなので、どのサービスでも通信の品質は変わりません。
ギガセットWiFiの料金プラン
サービス名 | ギガセットWiMAX |
---|---|
回線 | docomo/au/Softbank /rakuten |
回線速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps |
月額料金 | なし |
おかわりギガ | 10GB:1,980円 30GB:3,980円 50GB:4,980円 100GB:6,480円 |
事務手数料 | なし |
端末代金 | 10GB付き:20,880円 30GB付き:22,880円 50GB付き:23,880円 100GB付き:24,980円 |
契約期間/解約金 | 契約自体が不要 |
支払方法 | ・クレジットカード決済 ・コンビニ払い ・銀行振込 ・Paidy(あと払い) ・ApplePay(iOSのみ) ・GooglePay ・PayPal決済 ・ペイジー決済 ・PayPay ・atone 翌月払い(コンビニ/口座振替) |
料金に関しては最初にギガ付きの端末を購入して、ギガが足りなくなったら「おかわりギガ」を購入するシステムです。
ちなみにギガセットWiFiは未成年でも購入可能です。
詳しくは下で説明しますが、端末を購入して必要に応じてチャージしていくだけなので、面倒な手間や料金が他に一切かかりません。
月額や事務手数料・解約金などがない
ギガセットWiFiは端末買い切りのサービスなので契約が不要です。
月額や事務手数料、解約金といったものが一切かかりません。
クラウドSIM系のモバイルWiFiサービスは端末レンタルのものが多いですが、ギガセットWiFiは最初に端末を購入する形になるので返却の必要もありません。
支払い方法も豊富
さらに契約ではないので支払い方法も豊富です。
クレジットカードはもちろん、銀行振り込みやコンビニ払い、最近はやりのPayPayまで様々なものに対応していて、気軽にモバイルWiFiを利用することができます。
使いたいときに使いたい分だけチャージできる
ギガセットWiFiは最初のギガがなくなった場合、好きな時に必要な分だけギガを追加できます。
追加チャージは30分以内に反映されるので、急な用事の際もチャージしてすぐに利用できます。
うっかりチャージを忘れても大丈夫なので、これはうれしいポイントです。
チャージ金額については容量の多いものを購入するほどお得になるようになっています。
購入したギガの使用期限は1年あるので、基本的には100GBを購入してそれをちょっとずつ使っていくのがおすすめです。
10GB:1,980円→1GBあたり198円
30GB:3,980円→1GBあたり約133円
50GB:4,980円→1GBあたり約100円
100GB:6,480円→1GBあたり約65円
ギガセットWiFiなら無駄なくギガが使える
使ったギガの分しか料金が発生しないので、ギガセットWiFiは本当に無駄のないサービスだと思います。
モバイルWiFiの100GBのプランを契約して、もし10GBしか使わなかった場合は90GBが無駄になってしまいますからね。
モバイルWiFiを使う頻度がその時々によって変わるという方は、ぜひ「ギガセットWiFi」のような買い切りタイプのモバイルWiFiを試してみてください。
契約にしばられないという点も精神的にすごく楽なのでおすすめですよ。
- 月額や事務手数料などが必要ない
- 使いたいときに使いたい分のギガをチャージして使える
- 契約ではなく購入なので支払い方法が豊富
1日単位で借りられる!レンタルWiFiサービス
契約なしでモバイルWiFiを使う方法のふたつめはレンタルWiFiサービスです。
レンタルWiFiサービスはその名の通り、モバイルWiFiをレンタルしてくれるサービスです。
サービス会社によっては最短で1日から利用することもできます。
特別なときにしかモバイルWiFiを利用しない人におすすめ
買い切り型WiFiは使用頻度にムラがある人におすすめでしたが、レンタルWiFiは普段は全くモバイルWiFiを使わないという人におすすめのサービスになります。
- 年に1回あるかないかの旅行
- 年末年始に田舎に帰省するとき
- 急な入院でやむなく必要になった
というときぐらいしかモバイルWiFiを使わないという人も多いのではないでしょうか。
このように年に1回使うかどうかということであれば、買い切りWiFiでルーター本体を購入するのももったいないです。
なのでそういった人はレンタルWiFiサービスを利用するのがおすすめです。
WiFiレンタルどっとこむ
WiFiレンタルどっとこむは「株式会社ビジョン」が運営しているレンタルWiFiサービスです。
菅生新樹さんがイメージキャラクターになっています。
恥ずかしながら初めて知ったんですが、この方「菅田将暉」さんの弟なんですね。
菅田将暉に弟がいたことすら知りませんでした。
と、話がそれてしまいましたが「WiFiレンタルどっとこむ」のサービス内容を見ていきましょう。
WiFiレンタルどっとこむの料金プラン
サービス名 | WiFIレンタルどっとこむ |
---|---|
回線 | レンタル端末による ※docomo・au・ Softbank WiMAXなど様々 |
回線速度 | 端末による |
レンタル料金 | 1日496円~ |
受け取り方法 | ・宅配受け取り ・空港受け取り ・コンビニ受け取り ・店舗受け取り(東新宿) |
返却方法 | ・宅配返却 ・空港返却 ・ポスト返却 |
支払方法 | ・クレジットカード |
WiFiレンタルどっとこむは最短1日からの利用が可能です。
料金は1日あたり496円~で、端末によって金額が変わってきます。
基本的には1日毎にレンタル料金が上がっていきますが、15日以上使うと31日までは料金が上がらない仕組みになっています。
引っ越しなどでちょっと長期間レンタルしたいという人にはうれしい料金設定ですね。
いろいろな機種を選択可能
レンタル可能な端末はたくさんあり、Softbank、au、docomo、WiMAXの各社モバイルルーターが揃っています。
WiMAXに関しては5G対応端末もあるので、通信速度を求めるならWiMAXを選ぶといいでしょう。
docomoも5G対応端末のU50がありますが、レンタル代が割高なので個人的にはそこまでおすすめしません。
無制限で利用できる端末が多い
WiFiレンタルどっとこむのレンタル端末のうれしいポイントとしてはWiMAX以外の端末も無制限で利用できるということ。
例えば、従来月7GBで制限がかかるようなSoftbankのルーターなども、制限解除費用を会社が負担してくれるので無制限で利用できるようになっています。
※端末によっては制限がある場合もあるので、レンタル前に詳細ページから確認するようにしてください。
コンビニ受け取りや空港受け取りなども可能
受け取りに関しては宅配受け取りに加えて、空港やコンビニでの受け取りも可能です。
旅行などの際は当日空港で受け取れれば、持っていき忘れることもないですし便利です。
返却するときも空港から返却することもできます。
近ければ店舗受け取りも可能
東新宿駅まで行ければ店舗受け取りも可能なので、もし距離が近ければ即日利用も可能です。
場所は限定されますが、本当に急ぎの時はすぐに受け取れるのはうれしいですね。
- 1日単位でレンタルできる
- いろいろな端末を選べる
- 店舗や空港での受け取りも可能
モバイルWiFi選び5つのポイント
ここまでおすすめのモバイルWiFiサービスをいくつか紹介してきました。
ここからはもう少し具体的に内容を掘り下げて、モバイルWiFi選びのポイントを5つ紹介していきたいと思います。
通信速度で選ぶ
WiMAX | 楽天モバイル | クラウドSIM | |
---|---|---|---|
上り最大速度 | 3.9Gbps | 150Mbps | 150Mbps |
下り最大速度 | 183Mbps | 50Mbps | 50Mbps |
最初の方でも書いた通りですが、もし「通信速度が速いサービスがいい」という場合はWiMAX一択です。
WiMAXの下り最大速度は3.9Gbps(ホームルーターを含めると4.2Gbps)、楽天モバイルとクラウドSIM系のモバイルWiFiに関しては下り最大150Mbpsになっています。
その速度差なんと26倍です。
クラウドSIM系のモバイルWiFiサービスはいろいろありますが、どの会社も通信の仕組みは同じなので速度も同じです。中にはサービスは違っても使っている端末は同じというところもあります。
ですが、これはあくまで理論値になるのでここではもう少し深堀りして見ていきましょう。
実測を見る
サービス名 | 通信速度(下り/上り) | |
---|---|---|
WiMAX(X12) | 104.41Mbps/24Mbps | |
楽天モバイル (Rakuten WiFi Pocket) | 25.11Mbps/20.54mbps | |
ZEUS WiFi | 17.45Mbps/14.35Mbps | |
MONSTER MOBILE | 24.01Mbps/9.57Mbps | |
ギガWiFi | 12.62Mbps/18.39Mbps | |
それがだいじW-Fi | 12.52Mbps/13.68Mbps | |
THE WiFi | 20.86Mbps/10.72Mbps |
実際に通信サービスを選ぶ上で重要になってくるのは理論値ではなくて実測値です。
なので、ここでは各サービスの実測値を表にしてみました。(参考:みんなのネット回線速度)
理論値とは「仕組み上は最大でこの速さがでるよ」という数値です。
そして実測値は「実際にでるのはこのくらいの速さだよ」という数値です。
例えば、時速200kmで走れるエンジンを積んだ車があるとします。
この200kmが理論値ですね。
ですが、実際に道を走るときに時速200kmで走ることができるでしょうか?
道が整備されていなかったり、渋滞していたり、現実にはいろいろな干渉があるのでそんなに速く走ることはできません。
もしかしたら時速70kmぐらいしか出せないかもしれませんね。
これが実測値です。
インターネット回線に関しても「電波干渉」や「距離による減衰」など、様々な要因によって理論値と実測値がかけ離れてしまうことがあります。
理論値だけ見ていると「想像していた速度と違う」なんてことになりかねないので、実測値をしっかり意識しておくことが重要というわけです。
実測値を見てみると、WiMAXが約100Mbps、他のサービスが大体20Mbps前後という結果になりました。
さすがに26倍とはいきませんでしたが、実測でも4~5倍の差が出ています。
このように、実測値で見てもWiMAXが頭一つ抜けて速いのがわかります。
なので「通信速度が速いサービスがいい」という人は、やはりWiMAXを選ぶのがおすすめです。
具体的にどのくらいの速度が必要か?
用途 | ダウンロード速度(目安) |
---|---|
メールの受信、SNS、LINE | 130Kbps~1Mbps |
ウェブサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
YouTubeの視聴 | 4K:20Mbps 1080p(超高画質):5Mbps 720p(高画質):2.5Mbps 480p(標準画質):1.1Mbps 360p(低画質):0.7Mbps |
スマホでのオンラインゲーム | 5~10Mbps |
パソコンでのオンラインゲーム | 25~100Mbps ※FPS・TPS・格闘系は100Mbps以上 |
Zoom | 通話:60~80Kbps ビデオ通話:600Kbps ビデオ通話(グループ):1.2Mbps |
ここで終わってもいいのですが今回はもう一歩だけ踏み込んでみましょう。
具体的にどんな人がWiMAXを選んだ方がいいのでしょうか?
日常生活でインターネットを利用する上で必要な通信速度を表にまとめてみました。
この表を見るとYouTubeの視聴(1080P)に関しても5Mbpsあれば十分なので、これぐらいであればクラウドSIMでも大丈夫そうです。
ただ、4Kとなると20Mbps必要になるのでちょっと怪しくなってきます。
ちなみにパソコンのオンラインゲームについては、そもそも無線では安定しないので固定回線を引くことをおすすめします。
これは大手パソコン周辺機器メーカー「BUFFALO」のサイトにあった画像ですが、快適に動画を見るには30Mbps必要とのことです。
WiMAXに関しては、よほど通信環境の悪い場所でなければ30Mbps以上の速度は期待できます。
クラウドSIMでも上振れれば30Mbps出ることもありますが、逆に下振れると10Mbpsを切ることもあります。
そういったことまで考えると、高画質な動画を安定してみたいという人はWiMAXを選んでおくのがよいでしょう。
高画質な動画をよく見るという方は、おそらく動画視聴が趣味だと思います。
なので通信も無制限で使えるというメリットもあるWiMAXにしておいた方が、ストレスなく動画を楽しめるので安心です。
通信量(データ量)で選ぶ
WiMAX | 楽天モバイル | MONSTER MOBILE | 限界突破WiFi | |
---|---|---|---|---|
データ使用量 | 無制限 | 無制限 | 20GB・50GB・100GB | 1日10GBまで (最大月300GB) |
備考 | 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合、 混雑する時間帯の通信速度を制限する場合あり | 公平なサービス提供のため 速度制御をする場合あり | 追加チャージ 500M:225円 1GB:330円 3GB:665円 7GB:979円 30GB:3,450円 | 1日の使用量により速度が変化 5GBまで:150Mbps 5GB~10GB:4Mbps 10GB以上:128kbps |
通信量(データ量)に関しては、WiFi選びで重視している人が多いところではないでしょうか。
無制限で使えるのはWiMAXか楽天モバイルの2択です。
クラウドSIM系のモバイルWiFiに関しては月100GBまでのサービスが多くなっています。
限界突破WiFiはちょっと変わっていて1日10GBまでで、うまくやれば1か月合計300GBまで使えるようになっています。
引用:限界突破WiFi
限界突破WiFiは1日に10GBまで使えるとはなっていますが、実は5GBを超えた時点で通信速度が4Mbpsまで制限されます。
先ほどの通信速度に当てはめると、高画質動画を見るのが少し厳しくなってしまう速度ですね。
そういうことを考えると、快適に使えるのは1日5GBまでとなります。
さらに、使うデータ量は休日の方が多くなるという人も多いと思いのではないでしょうか?
そうなった場合、平日は大丈夫でも休日は速度制限にかかってしまうなんてこともあり得ます。
定量的に1日10GBというのは、たくさん使えそうに見えて実は融通の利かない側面もあるのです。
もちろん無制限で使えるに越したことはありませんが、予算や利用エリアの関係でクラウドSIMを利用したいという方もいると思います。
速度のところと同じく、どんな人が無制限のサービスを選んだ方がいいのかを具体的に見ていきましょう。
20GB・50GB・100GBはどのくらい使える?
20GB | 50GB | 100GB | |
---|---|---|---|
Webページの閲覧 | 約50000ページ | 約125000ページ | 約250000ページ |
音楽ダウンロード | 約5000曲 | 約12500曲 | 約25000曲 |
Zoomビデオ通話 | 約34時間 | 約85時間 | 約170時間 |
YouTubeの動画視聴 | 480p:約40時間 720p:約20時間 1080p:約10時間 | 480p:約100時間 720p:約50時間 1080p:約25時間 | 480p:約200時間 720p:約100時間 1080p:約50時間 |
Netflixの動画視聴 | 低:約67時間 中:約28.5時間 高(標準):約100時間 高(HD):約6.7時間 高(4K):約2.8時間 | 低:約168時間 中:約72時間 高(標準):約50時間 高(HD):約17時間 高(4K):約7時間 | 低:約335時間 中:約143時間 高(標準):約100時間 高(HD):約34時間 高(4K):約14時間 |
今回紹介したクラウドSIMサービスに合わせて「20GB」「50GB」「100GB」が具体的にどのくらい使えるのかを表にまとめてみました。
100GBだとYouTubeの動画を高画質(720p)で約100時間見ることが可能です。
1か月間で考えると1日3時間くらい見られる計算なので、「動画を見るのが趣味」というような方でなければ大分ゆとりをもって使うことができます。
最近はPCだと1080pの画質でYouTubeを見る方も増えていると思います。
そうなると1ヶ月で見られるYouTubeの時間は約50時間です。
平日に1時間、休日に3時間くらいの感覚でしょうか。
動画を見るのが日課とかでなければ、100GBもあれば全然いけそうという感じです。
ちなみに4Kになるとデータ量は4倍になるので、1ヶ月に見られる時間は12.5時間になります。
ここまでくるとちょっと少ないですね。
YouTubeを4Kで見るという人はあまりいないと思いますが、Netflixなどの動画サービスを高画質で見たい方は無制限で使えるWiMAXを選んでおいた方が安心です。
動画や配信を日常的に見ているという方は、上の表を見てデータ量に不安を感じるようであれば無制限のWiMAXや楽天モバイルにしておくと安心です。
- 動画を見るのが日課とかでなければクラウドSIMで全然OK
- 高画質でNetflixなどをたっぷり見たい人は速度のことも考えてWiMAXがおすすめ
- 動画や配信を日常的に見るという方は無制限のWiAMXや楽天モバイルにしておくと安心
料金は総額で選ぶ
UQ WiMAX | Broad WiMAX | とくとくBB WiMAX | |
---|---|---|---|
平均月額(2年) | 4,595円 | 3,678円 | 3,940円 |
端末代金 | 9,900円 | 31,680円 | 27,720円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
初期費用 | なし | 20,743円 | なし |
キャンペーン | – | オプション加入で初期費用無料 | 25,500円キャッシュバック |
2年総額 | 128,084円 | 127,534円 | 104,025円 |
料金でサービスを選ぶときは「月額」ではなく「総額」で選ぶようにしましょう。
上の表はWiMAXの「UQ WiMAX」「Broad WiMAX」「GMOとくとくBB WiMAX」の料金比較表です。
月額だけを見るとBroad WiMAXが一番安く見えますね。
ですが端末代金やキャンペーン、オプションなどすべてを加味すると「GMOとくとくBB」の方が安くなります。
月額が一番目立つのでついそっちに目が行きがち(引用:Broad WiMAX)
Broad WiMAXは、端末代金が他よりも高く設定されていたり、他プロバイダではかからない初期費用というものが2万円以上かかってきます。
オプションに加入することで0円にすることはできますが、他ではかからない費用を0円にするためにオプションに加入しなければいけません。
その結果、最終的に支払う金額に関しては公式のUQ WiAMXとほとんど変わらないということになってしまっています。
一方、GMOとくとくBB WiMAXに関しては「25,500円」のキャッシュバックを受け取れるので最終的な支払いは一番安くなります。
よって「一番安いWiMAXがいい」となった場合は、GMOとくとくBB WiMAXを選ぶのが正解というわけです。
モバイルWiFiサービスを選ぶときは、月額料金以外のところにもしっかり目を向けるようにしましょう。
サービス内容・キャンペーンで選ぶ
ギガWiFi | MONSTER MOBILE | それがだいじWi-Fi | |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,695円(100GB) | 2,948円(100GB) | 3,267円 (100GB) |
端末代金 | 0円(レンタル) | 0円(レンタル) | 0円(レンタル) |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
契約期間/解約金 | 2年/2,600円 | 2年/2,948円 | 2年/3,267円 |
キャンペーン | 電子書籍読み放題 | ・5,000円キャッシュバック ・14日お試しキャンペーン | 30日間お試しキャンペーン |
海外利用 | × | × | 〇 |
2年総額 | 67,980円 | 69,052円(キャッシュバックあり) 74,052円(キャッシュバックなし) | 81,708円 |
次は、料金だけでなくサービス内容などもしっかり確認しましょうというお話です。
上の表は先ほど100GBのところでおすすめした、3つのクラウドWiFiサービスの比較表になります。
これを例に見ていきましょう。
海外で使いたければそれがだいじWi-Fi
海外利用を考えているなら、この3社の中だとそれがだいじWi-Fiを選ぶしかありません。
いくらギガWiFiやMONSTER MOBILEが安かったとしても、海外で使いたいのにこれらを契約してしまったらお金をドブに捨てるようなものです。
いざ契約してから「知らなかった」「聞いてなかった」となる人は意外と多いです。
契約前にサービス内容はしっかり確認しておきましょう。
お試しがしたければモンスターモバイル
「ちゃんと電波が繋がるか不安」という方にピッタリなのがMONSTER MOBILEの14日お試しキャンペーンです。
月額だけを見るとギガWiFiの方が安いですが、キャッシュバックまで考慮すると総額は1,000円ぐらいしか変わりません。
引用:MONSTER MOBILE
モンスターモバイルでキャッシュバックをもらうためには「SAISON CARD Digital」を作成する必要があります。
年会費無料で申し込み自体も5分程度で終わりますが、カードは作りたくないという方もいるはずです。
その場合は総額が増えるので、そこも踏まえて考える必要があります。
先ほどのWiMAXに関しても金額だけで見ればGMO一択でしたが、手続きの手間などが気になるようであれば別のサービスを選んだ方がよいというわけです。
キャッシュバックキャンペーンに限らず、キャンペーンの条件はしっかり確認するようにしましょう。
そのくらいの差であれば、「まずは試したい」と考えている人にとってはMONSTER MOBILEの方がおすすめ度は上がります。
優先すべきポイントは人によって変わる
もちろん「金額が最重要」ということであれば、総額が安いギガWiFiが一番のおすすめになります。
「サービス内容」「キャンペーン内容」「運営会社の信頼性」など、自分が重視する内容によって選ぶべきサービスは変わります。
金額だけにとらわれず、どこが自分に合うサービスなのかをしっかり見極めていきましょう。
支払い方法で選ぶ
サービス名 | URL | 支払方法 | |
---|---|---|---|
UQ WiMAX | 公式 | ・クレジットカード ・口座振替 | |
BIGLOBE WiMAX※オススメ | 公式 | ・クレジットカード ・口座振替 | |
楽天モバイル※オススメ | 公式 | ・クレジットカード ・口座振替 ・楽天銀行デビットカード ・他社デビットカード(一部) ・楽天ポイント | |
ZEUS WiFi※オススメ | 公式 | ・クレジットカード ・atone 翌月払い(コンビニ/口座振替) | |
どんなときもWiFi | 公式 | ・クレジットカード ・口座振替 |
インターネットで契約ができるモバイルWiFiサービスのほとんどが「クレジットカード決済のみ」となっています。
日常的にクレジットカードを使っている人にとってはなんでもない話ですが、「クレジットカードを持っていない」「クレジットカードはなるべく使いたくない」という人は結構多いです。
そんなときはクレジットカード以外で支払いができるサービスを利用するとよいでしょう。
不安なときはまずは試す
モバイルWiFiは無線で電波を飛ばすサービスなため、場所によって通信速度や電波の繋がりの良さが大きく変わります。
そのため、実際に使ってみるまでどのくらい使えるのかはわからないというのが実情です。
自分の使いたいところで電波がちゃんと繋がるのか?速度は十分なのか?と心配になる方も多いでしょう。
悩んだときはまずは試してみることが大切です。
お試し可能なモバイルWiFi(ポケット型WiFi)サービス
サービス名 | URL | 期間 | 注意点 | |
---|---|---|---|---|
UQ WiMAX(Try WiMAX)※オススメ | 公式 | 15日 | ・プラスエリアモードは使えない場合あり | |
5G CONNECT | 公式 | 30日 | ・返却処理手数料1,100円が発生 ・返送代金は実費 ・20GBを超えるとモニター対象外 | |
MONSTER MOBILE※オススメ | 公式 | 14日 | ・データ使用は2GBまで ・機器発送料1,100円が発生 ・返送料は実費 | |
それがだいじWi-Fi | 公式 | 30日 | ・データ使用は5GBまで ・返却処理手数料1,100円が発生 ・リセット処理費用2,200円が発生 ・返送料は実費 | |
Air-WiFi | 公式 | 1ヶ月 | ・データ使用は50GBまで ・返却処理手数料1,100円が発生 ・メンテナンス費用1,870円が発生 ・返送料は実費 | |
THE WiFi | 公式 | 30日 | ・データ使用は30GB未満 ・サポートセンターへの電話が必要 ・返送料は実費 |
今回調べたモバイルWiFiサービスの中でお試しができるものをまとめてみました。
WiMAXであれば公式のUQ WiMAXで「Try WiMAX」を試して、良さそうであれば安いプロバイダで契約をする。
クラウドSIM系のサービスであれば「MONSTER MOBILE」を試してみて、良さそうであればそのまま使い続けるのが一番お得です。
こういったお試しサービスを利用してから継続するかを考えるようにすれば、WiFi選びで失敗することも少なくなります。
エリアや速度に不安がある場合はどんどん活用していきましょう!
【参考】ポケット型WiFiおすすめランキング|わかるモバイルWiFi
まとめ
今回はモバイルWiFiの選び方と、おすすめのモバイルWiFiサービスについてお話しました。
この記事の内容をざっくりとまとめると画像の通りです。
「どこで契約をしたらいいかどうしても決められない」という方は
- WiMAX→GMOとくとくBB WiMAX
- 楽天モバイル→公式サイト
- クラウドSIM→MONSTER MOBILE
で契約するのが個人的にはおすすめです。
ただし「万人に合うサービス」というものは絶対にありません。
「どこで使うのか?」「何に使うのか?」「何を重視してるのか?」
様々な理由で自分に合ったインターネット回線は変わります。
この記事を参考に自分に合ったモバイルWiFiを選んでみてください。
コメント
これからインターネット回線を契約する人やすでに契約中の人の参考になるように、 良い点や悪い点を客観的にコメントしてください。
誹謗中傷や暴言、個人を攻撃する発言など、第三者を不快にするコメントは非公開とします。 また、個人情報が含まれたコメントも公開できませんのでご了承ください。
※スパム対策のため、日本語を含まないコメントは無効になっています。