
光回線の乗り換えで一番気になるところと言えば、解約金ではないでしょうか?
契約の更新月以外の解約は解約金はかかりますし、さらに工事費を分割払い(実質無料を含む)にして完済してなければ、残りの未払い工事費もまるっとかかります。
これらの費用負担を考えると回線の乗り換えも二の足を踏んでしまいますよね。
ですが、光なのに回線速度が遅くて使い物にならなかったり、引越しの都合でどうしても乗り換えをしなければならない人もいると思います。ここでは、他社回線からの乗り換えを条件に、乗り換え費用まで還元してくれるありがたいキャンペーン実施中の光回線をお伝えしていきます。
この記事を読めば、費用負担の心配もなくインターネット回線を乗り換えられる方法と、それぞれ還元してもらえる条件がわかりますよ。
※表記している価格は税込みです。
今回お伝えする光回線は、ご存じ大手のこの3つです。
- ソフトバンク光
- auひかり
- ドコモ光×GMOとくとくBB
それでは、早速見ていきましょう。
目次
ソフトバンク光
引用元 NEXTキャンペーンサイトより
ソフトバンク光は他社回線からの乗り換え費用を還元する「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」をやっています。
これから紹介するauひかりとドコモ光と比べると、最大10万円まで還元というところが違います。こんなに還元して大丈夫でしょうか^^;
適用の条件は?
他社回線の乗り換え費用を還元してもらえる条件ですが、
- ソフトバンク光を申し込んだときに、他社回線(固定回線、モバイル回線)を使っている。
- 申し込みから180日以内に開通。
- ソフトバンク光の開通月を含む5ヶ月目の末日までに、他社回線の解約金・撤去費用が確認できる証明書のコピーを、指定の証明書貼り付けシートに貼り、指定の宛先に返送。
ソフトバンクの割に、強制加入のオプションは条件にないんですね…
還元額はどんな感じ?
実際にかかった他社回線の解約金・撤去費用によって、もらえる金額が変わってきます。細かくは下の表を参考にしてください。
解約金・撤去費用の合計 | 還元金額 |
---|---|
1~1,000円 | 1,000円 |
1,001円~2,000円 | 2,000円 |
2,001円~3,000円 | 3,000円 |
3,001円~4,000円 | 4,000円 |
4,001円~5,000円 | 5,000円 |
5,001円~6,000円 | 6,000円 |
99,001円~100,000円 | 100,000円 |
1,000円単位で設定されているのが嬉しいポイントですね。
還元金のもらい方2ステップ
ステップ1
他社回線の解約金・回線撤去費用の金額が確認できる証明書のコピーを取る。WEB画面のコピーも可。
ステップ2
ソフトバンク光の開通月~5ヶ月目の末日までに、指定の証明書貼り付けシートにステップ1で取ったコピーを貼り付ける。
ソフトバンク光が指定する宛先に返送する。
以上です。
証明書に記載されている氏名はソフトバンク光の契約者と同じか、もしくは名字が同じなら大丈夫です。
還元額はどういう形でもらえるの?
ソフトバンク光の場合、他社回線からの乗り換え費用は、auひかりと同じで郵便為替(普通為替)でもらえます。
届いたら郵便局かゆうちょ銀行に持っていけば換金してくれます。普通為替に自分の名前が記載されている場合は、窓口で本人確認が必要になるので、 運転免許証・健康保険証なども忘れずに一緒に持っていけば大丈夫です。
それにしても、最大10万円の還元てすごい。
ただし、ソフトバンク光はユーザーの評判はあまり良くないため、検討している方は以下のの記事も合わせて見てみることをおすすめします。
auひかり
引用元 NEXTキャンペーンサイトより
KDDI系の光回線auひかりでは「乗りかえスタートサポート」という、他社からの乗り換え費用を還元してくれるキャンペーンを受ける事ができます。
乗りかえスタートサポートは、他社インターネットの解約・撤去費用を最大3万円分まで還元してもらえます。また、同時申し込みでauスマートバリューを新規で登録すると、1回線につき1万円還元してもらえます。
適用の条件は?
他社回線の乗り換え費用を還元してもらえる条件ですが、
- 光回線・ADSL回線・モバイル回線などKDDI系ではない他社回線からの乗り換え。
- auひかりでは、ネット回線+ひかり電話の加入。
- ホームタイプは36ヶ月以上、マンションタイプは24ヶ月以上の継続利用。
- auひかりの開通月を含む12ヶ月以内に、他社回線の解約金・撤去費用が確認できる証明書のコピーを指定の証明書貼り付けシートに貼り、指定の宛先に返送
ひかり電話(月額550円)が付いてくるのと、戸建て向けは3年しばりなのが悩ましいところです^^; 電話や電話オプションが要らない人は、還元金をもらったら外すのが良いですね。
それと、KDDI系列や提携している、auひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガ・エッグ、BBIQ、ケーブルテレビ事業者提供サービスは他社回線扱いにはならないようです。フレッツ光や光コラボ、NURO光、WiMAX、Pocket Wi-Fiなどは大丈夫ということですね。
還元額はどんな感じ?
auは還元額によって、もらう方法が選べたり違ってきます。
ホームタイプの場合は、「au WALLET プリペイドカードへのチャージ」か「郵便為替」を選べます。マンションタイプでは、1万円を超えた金額については、月額利用料から毎月1,000円ずつ割引されます。ちょっと分かりづらいですが、下の表を参考にしてください。
還元額 | ||
---|---|---|
①.au WALLETか郵便為替 | ②.月額料金から割引 | |
ホームタイプ | 最大30,000円 | ー |
マンションタイプ | 最大10,000円 | 最大20,000円(毎月1,000円×最大20ヶ月間) |
ホームタイプだけは、ASAHIネット、DTIをプロバイダに選んでしまうと、還元額が最大15,000円に減ってしまうので注意が必要です。とりあえずSo-netにしておけば、キャッシュバックも多くもらえるので大丈夫です。
auひかりから還元金のもらい方2ステップ
ステップ1
他社回線の解約金・回線撤去費用の金額が確認できる証明書のコピーをとる。WEB画面のコピーも可。
ステップ2
auひかりの開通月を含む12ヶ月以内に、指定の宛先へ申請書を送る。
以上です。他社回線の請求明細と、auひかりの契約者氏名が同じ(もしくは名字が同じ)で、同一住所ならいいそうです。他社回線の請求明細は原本を送ってしまっても返却はされないようです。
還元額はどういう形でもらえるの?
すでにお伝えしていますがauひかりの場合、ホームタイプは「au WALLET プリペイドカードへのチャージ」か「郵便為替」を選べます。
しかし、マンションタイプは、1万円を超えた分の還元金は月額料金から毎月1,000円割引になります。
au WALLET プリペイドカードへのチャージで還元
まず、au WALLET プリペイドカードを持ってないとダメなので、もともとauユーザーが条件にはまりやすいとは思います。ちなみに、au WALLET クレジットカードでは対象外とのこと。
キャンペーンの申請書に記載する「au電話番号のau ID」に設定されているau WALLET プリペイドカードへ、申請の受付から約1ヶ月後にチャージという形で還元されます。
郵便為替(普通為替)で還元
届いたら郵便局かゆうちょ銀行に持っていけば換金してくれます。
郵便為替に自分の名前が記載されている場合は、窓口で本人確認が必要になるので、 運転免許証・健康保険証なども忘れずに一緒に持っていけば大丈夫です。
月額料金からの割引で還元
申請をした翌月分の月額料金から自動的に毎月1,000円ずつ割引されます。特に何かしなくていいので楽かもしれませんね。申請が月末近くだと割引のはじまりが翌々月になるようです。
「auひかり」は他にも新規工事費の実質無料、キャッシュバックなどのキャンペーン・特典がありますが、申し込み窓口によってキャッシュバック金額が変わるので、こちらの記事も参考にしてくださいね。
ドコモ光×GMOとくとくBB
引用元 GMOとくとくBBの公式サイトより
700万ユーザーを突破したドコモ光です。
プロバイダを「GMOとくとくBB」で使うことで、他社からの乗り換え費用を還元してくれるキャンペーンを受ける事ができます。
ドコモ光を、このGMOとくとくBBで使う最大のメリットとしては、v6プラスという接続サービスを使うことによって、快適な回線速度でインターネットを使うことができるんです。(他のプロバイダではデータ通信量が多くなる夜や週末に「光なのに回線速度が1Mbpsでない」という口コミも見かけます。)
キャンペーンでは、他社インターネットの解約・撤去費用を20,000円キャッシュバックしてもらえます。
適用の条件は?
他社回線の乗り換え費用を還元してもらえる条件ですが、
- ドコモ光申し込み時に、他社インターネット回線を使っている(当たり前ですね)。
- ドコモ光の開通時に2年単位の継続プランに契約している。
- ドコモ光の開通月~3ヶ月目の末日までに、他社回線の解約金・撤去費用が確認できる証明書のコピーを、指定の証明書貼り付けシートに貼り、指定の宛先に返送。
このキャンペーンは2年間の定期契約が条件にはなりますが(だいたい2年しばりですよね)、ネット回線のみの契約でOK。ひかり電話やオプションの加入は必要ないのは余計な料金がかからず嬉しいですね^^
他社回線の解約は、auひかりの申し込みより1ヶ月以上前だと対象外になるようです。
還元額はどんな感じ?
ソフトバンク光やauひかりの場合は、乗り換え元のインターネット回線で発生した費用に応じて還元額が決まりますが、ドコモ光の場合は一律2万円です。
そのため、解約時にかかった費用が安く済めばお得になりますが、2万円をを超えた場合は自己負担の必要もあり得ます。
ドコモ光から還元金のもらい方3ステップ
ステップ1
他社回線の解約金・回線撤去費用の金額が確認できる証明書のコピーを取る。証明書はWeb画面のコピーでもいいようです。
ステップ2
ドコモ光の開通月~3ヶ月目の末日までに、ドコモ光指定の証明書貼り付けシートにステップ1で取ったコピーを貼り付ける。
ドコモ光が指定する宛先に返送する。
以上です。
証明書に記載されている氏名はドコモ光の契約者と同じか、もしくは名字が同じならいいそうです。同居している彼氏・彼女は他人なのでダメということですね^^;
還元額はどういう形でもらえるの?
他社回線の乗り換え費用は、ドコモ光開通後4ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバックに関する案内メールをが送られてきますので、登録することで翌月末に振り込まれます。
また、「ドコモ光×GMOとくとくBB」は他にも新規工事費無料やIPv6対応のWi-Fiルーター無料レンタルなどのキャンペーン・特典もあるので、是非キャンペーンサイトをチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今使っているインターネット回線の解約金や、工事費や端末代(モバイル回線の場合)の分割残り金額が足かせになっていて、回線を変えたいのに変えられない人は、今回ご紹介した他社回線の乗り換え費用を還元してもらえるキャンペーンをうまく使ってみることをおすすめします^^