フレッツ光クロスの評判は悪い?提供エリアと実測速度も徹底解説!

フレッツ光クロスの評判は悪い?提供エリアと実測速度も徹底解説!

NTT東日本・西日本が提供している光回線のフレッツ光は、2022年4月から最大10Gbpsの「フレッツ光クロス」を提供しています。

最大10Gbpsの光回線ということは知っていても、『自分が住んでいる場所は提供エリアなのかな?』『月額料金はいくら?』と、サービス内容についてはあまり知らなかったりしませんか?

また、フレッツ光クロスに興味を持っていて『実測速度はどれくらい出るんだろう?』と気になっている方も多いと思います。

この記事では、フレッツ光クロスの評判、提供エリア、実測速度、対応プロバイダなどを解説していきますので、フレッツ光クロスを検討している方はぜひ参考にしてくださいね^^

この記事で分かること

  • フレッツ光クロスの評判
  • フレッツ光クロスの提供エリア
  • フレッツ光クロスの実測速度
  • フレッツ光クロスの月額料金
  • フレッツ光クロスの対応プロバイダ

※表記している価格は税込みです。

フレッツ光クロスでは最大10Gbpsの光回線

フレッツ光クロス引用元 NTT東日本公式サイトより

フレッツ光はNTT東日本・西日本が提供している光回線サービスで、光回線の先駆け的存在です。

従来は最大1Gbpsのサービス「フレッツ光ネクスト」を提供していましたが、2020年4月から「フレッツ光クロス」という最大速度10Gbpsのサービスも提供開始しています。

下り(ダウンロード)上り(アップロード)
通信速度最大10Gbps最大10Gbps

単純計算でフレッツ光ネクストの速度よりも10倍速いため、ネット検索はもちろんのこと、高画質の動画配信サービス、オンラインゲーム、さらにテレワークの方はオンライン会議も快適に利用できます。

なお、フレッツ光クロスが提供されるようになった背景には以下の理由があったようです。

  • 4K・8Kを使った映像コンテンツが高品質化したこと
  • オンラインゲームを始め大容量データ通信が増加したこと
  • スマホで5G通信が本格提供されること

ひと昔前であれば最大1Gbpsでも全然問題ありませんでしたが、最近は映像が高画質化されたことでデータ量が増加したりして、1Gbpsでは徐々に厳しくなってきてしまったのです。

ちなみにTwitterなどの口コミを見ても、高画質の動画視聴やオンラインゲームを楽しみたい方は、NURO光やauひかりなどの10Gbpsサービスを利用している方が多いです。

フレッツ光クロスの評判は?

フレッツ光クロスを使っている人、または検討している人からの評判はどうなのかを見ていきましょう。

Twitterでフレッツ光クロスの評判を探してみましたが、実測速度、エリア、料金、この3つについての書き込みが多かったです。

実測速度の評判は良い

最大10Gbpsということもあり、さすがに速度についての評判は良いですね。

中にはダウンロード速度が7Gbpsの方もいるようで、70~90Mbpsの僕の家と比べたら100倍…。もう笑うしかないです^^;

エリア拡大を喜ぶ口コミ

実測速度の次に多かったのが提供エリアについての書き込みですが、エリア拡大を喜ぶ口コミが多いです。

最大1Gbpsのフレッツ光ネクストに比べたら遠く及びませんが、お住まいの地域が提供エリアになったり、マンションタイプでも使えるようなったことを喜んでいる方が目立ちます。

月額料金は高い…

『フレッツ光クロスの料金は高い』という評判も目立ちました。

フレッツ光クロスは元々の料金が高い上に別途でプロバイダ料もかかるため、他の10Gbpsサービスと比較したら割高感は否めません。

フレッツ光クロスの提供エリアは随時拡大中

最大1Gbpsのフレッツ光ネクストはほぼ全国で利用できますが、フレッツ光クロスの提供エリアはまだ限られています。

ただ、2022年9月にもエリア拡大が行われていて、一部エリアではマンションタイプでもフレッツ光クロスが使えるようになりました。

フレッツ光クロスのマンションタイプについては、下の記事で詳しく解説しています。
フレッツ光クロスのマンションタイプはおすすめ?実測速度の評判やエリア・料金を解説

NTT東日本エリア

NTT東日本のフレッツ光クロス提供エリア
東京都
<全域提供>
23区、狛江市、三鷹市、調布市、稲城市、小金井市、小平市、清瀬市、西東京市、東久留米市、東村山市、東大和市、府中市、武蔵野市、日野市、福生市
<一部提供>
羽村市、あきる野市、国立市、国分寺市、青梅市、昭島市、多摩市、武蔵村山市、町田市、立川市、八王子市、西多摩郡瑞穂町
神奈川県
<全域提供>
横浜市旭区・磯子区・栄区・戸塚区・港南区・港北区・神奈川区・瀬谷区・西区・南区・青葉区・泉区・中区・都筑区・緑区・保土ヶ谷区、川崎市幸区・高津区・多摩区・中原区・宮前区・麻生区、茅ケ崎市、綾瀬市、大和市、高座郡寒川町、足柄上郡開成町
<一部提供>
横浜市金沢区・鶴見区、川崎市川崎区、相模原市中央区・南区・緑区、横須賀市、海老名市、鎌倉市、厚木市、伊勢原市、逗子市、座間市、小田原市、秦野市、藤沢市、平塚市、足柄上郡松田町、足柄上郡大井町・中井町、中郡大磯町・二宮町
千葉県
<全域提供>
千葉市稲毛区、千葉市中央区、千葉市美浜区、市川市、習志野市、松戸市、白井市、浦安市、鎌ヶ谷市、流山市
<一部提供>
千葉市若葉区、千葉市花見川区、千葉市緑区、市原市、成田市、船橋市、袖ケ浦市、大網白里市、東金市、八街市、木更津市、柏市、茂原市、八千代市、四街道市、君津市、銚子市、旭市、印西市、我孫子市、鴨川市、佐倉市、山武市、富里市、野田市
埼玉県
<全域提供>
さいたま市西区・浦和区・桜区・南区、ふじみ野市、志木市、新座市、草加市、富士見市、北本市、和光市、蕨市、南埼玉郡宮代町、入間郡三芳町、三郷市、越谷市、戸田市、所沢市、川口市、八潮市
<一部提供>
さいたま市緑区・見沼区・大宮区・中央区・岩槻区・北区、坂戸市、狭山市、飯能市、本庄市、羽生市、桶川市、加須市、吉川市、久喜市、熊谷市、幸手市、行田市、鴻巣市、春日部市、上尾市、深谷市、川越市、鶴ヶ島市、秩父市、朝霞市、東松山市、日高市、入間市、蓮田市、 白岡市、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町・横瀬町、比企郡滑川町、北葛飾郡杉戸町、北足立郡伊奈町

フレッツ光クロスの提供開始当初は東日本エリアでは東京都内の8区のみでしたが、2023年5月現在は神奈川県・千葉県・埼玉県にもエリア拡大しています(上記の提供エリア内でも、建物の設備状況などによって利用できない場合があります)。

最新エリア拡大情報
12月20日に北海道、宮城県、新潟県などの一部で提供エリアが拡大し、受付開始になる予定です。

エリア拡大は順次行われていますので、お住まいの地域がまだ未提供でも今後のエリア拡大に期待しましょう^^

エリア確認方法

  1. NTT東日本の公式サイトにアクセスする。
  2. 郵便番号を入力する、または「住所から確認」するで検索。
  3. 「フレッツ光クロスのお申し込み」と表示されれば申し込み可能です。

NTT西日本エリア

NTT西日本のフレッツ光クロス提供エリア
大阪府大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市
和歌山県和歌山市
京都府京都市、長岡京市、向日市
滋賀県草津市、彦根市
兵庫県加古川市、伊丹市
愛知県名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市
静岡県藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市
岐阜県岐阜市、美濃加茂市

NTT西日本エリアは上記の2府6県でフレッツ光クロスが利用できますが、和歌山県・滋賀県・兵庫県ではまだマンションタイプが利用できません。

最新エリア拡大情報
2023年7月31日と9月25日に、和歌山県・滋賀県・兵庫県・奈良県・三重県などで提供エリアが拡大し受付が開始になる予定です。詳しくはこちら

まだ利用できないエリアでも、今後のエリア拡大に期待しましょう。

エリア確認方法

  1. NTT西日本の公式サイトにアクセスする。
  2. 郵便番号、府県、電話番号、のいずれかで検索。
  3. 「ご指定の住所でご利用いただけるサービスがあります。」にフレッツ光クロスが表示されれば申し込みできます。

なお、フレッツ光クロスと同じNTTの回線設備を使ったソフトバンク光やドコモ光でも最大10Gbpsのサービスが提供されていますが、提供エリアはフレッツ光クロスと全く同じです。

ソフトバンク光の10Gプランはおすすめ?実測速度やデメリットを解説
ドコモ光10Gの料金は高い?提供エリアや対応プロバイダは?

フレッツ光クロスの実測速度はどれくらい出る?

フレッツ光クロスは最大10Gbpsですが、インターネットはベストエフォート型で提供されています。そのため、この数値はあくまでも規格上の最大値で、インターネットを利用する際の実測速度ではありません

とは言うものの、「1Gbpsより10倍速い!」と聞くと実際にどれくらいの速度でインターネットが使えるのか気になりますよね?

様々なインターネット回線の実測速度を集計した口コミサイト「みんなのネット回線速度」によると、フレッツ光クロスの速度は以下のようになっています。

平均ダウンロード速度平均アップロード速度平均Ping値
フレッツ光クロス1413.12Mbps1631.13Mbps12.6ms
フレッツ光ネクスト272.47Mbps217.73Mbps20.6ms
※2022年9月21日時点の「みんなのネット回線速度」より。

最大1Gbpsのフレッツ光ネクストの10倍とまではいきませんが、ダウンロード速度は約5.2倍、アップロード速度は約7.5倍速い速度が出ています。

ダウンロード速度だけでなくアップロード速度も速いということは、InstagramやTikTokに動画をアップしたり、YouTubeの動画配信もスムーズに出来そうですね。

なお、Ping値(ピング値・ピン値)とは「遅延」を意味し、サーバーからデータをダウンロードする際、サーバーに接続するまでにかかる時間を表しています。

特にオンラインゲームを行う場合はこのPing値が重要で、Ping値が高いとタイムラグが発生してしまいます。オンラインゲームを快適に行うためにはPing値は20ms以下が理想と言われていますので、フレッツ光クロスはストレスなくオンラインゲームが楽しめそうですね。

他社光回線の10Gbpsと実測速度を比較

フレッツ光クロス以外にも、ソフトバンク光やドコモ光などでも10Gbpsサービスは提供されています。他にも、NURO光・auひかり・地域限定の電力系光回線でも10Gbpsサービスが提供されるなど、以前よりも10Gbpsサービスが身近なものになってきました。

そのため、10Gbpsの光回線を検討していて『他の光回線と比較してフレッツ光クロスの速度は速いのかな?』と気になっている方も多いと思います。

では、フレッツ光クロスと他の光回線の実測速度を比較して見ましょう。

実測速度の平均(Mbps)
フレッツ光クロス2699.89
NURO光 10ギガ251.16
auひかり 10ギガ2092.35
ドコモ光 10ギガ1269.53
ソフトバンク光 10ギガ417.52
コミュファ光 10ギガ(東海・長野限定)1864.91
eo光 10ギガ(関西限定)1776.06
BBIQ 10ギガ(九州限定)1615.29

上記の結果は、各光回線の10Gbpsサービスを使っている方がTwitterにアップしている実測速度を集計し、平均値を出したものです(2022年9月20日時点で最新の投稿者5名、BBIQは最新の投稿者4名)。

同じ最大10Gbpsの光回線でも速度が違うことが分かりますが、フレッツ光クロスの実測速度がスバ抜けて優秀ということがわかります^^

ひと昔前であれば「速度が速い光回線と言えばNURO光!」といった印象でしたが、最近はNURO光の速度についての評判があまり良くなく、『10Gbpsなのに2ケタ(100Mbps未満)しか出ない…』と嘆いている方もいるほどです。

フレッツ光・ドコモ光・ソフトバンク光はNTTの回線設備を使った光回線ですが、フレッツ光クロスが際立って速いです。独自回線を使ったauひかりや、コミュファ光・eo光・BBIQの地域限定の電力系光回線の速度も優秀ですがフレッツ光クロスには敵いません。

そのため、『少しでも速度が速い10Gbpsの光回線を使いたい』という方にはフレッツ光クロスはピッタリと言えそうです。

フレッツ光クロスの月額料金・初期費用

フレッツ光クロスの月額料金はNTT東日本エリア・西日本エリアで異なります。

NTT東日本エリアNTT西日本エリア
月額料金6,050円+プロバイダ料5,720円+プロバイダ料
初期工事費19,800円
事務手数料880円

NTT西日本エリアは月額割引キャンペーンによって毎月1,210円割引されます。

NTT東日本エリアでも提供開始から「クロススタート割引」という割引キャンペーンが行われていましたが、現在は終了してしまっています。

他社光回線の10Gbpsと月額料金を比較

先ほど、他の光回線の10Gbpsサービスと実測速度は比較しましたが、料金で比較するとどうなのでしょうか?

結論を先に言うと、フレッツ光クロスの月額料金は他社と比較して高いです。

月額料金工事費
フレッツ光クロス東日本:6,050円
西日本:5,720円
+プロバイダ料
16,500円
ソフトバンク光 10ギガ1~12ヶ月目:5,720円
13ヶ月目~:6,930円
26,400円
→実質無料
ドコモ光 10ギガ6,380円19,800円
→実質無料
NURO光 10ギガ5,700円44,000円
→実質無料
auひかり1〜36ヶ月目:5,610~6,468円
37ヶ月目~:6,798円
41,250円
→ 実質無料
enひかり5,445円無料
※回線名をクリックすると、お得なキャンペーンサイトにジャンプします。

10Gbpsサービスの提供を行っている光回線と比較した場合、一見するとフレッツ光クロスは安そうに映りますが、フレッツ光クロスはプロバイダ料が別途でかかるため、1,000円ほど上乗せになります。

また、フレッツ光以外の10Gbpsサービスでは、ソフトバンク、au、ドコモ、UQモバイルなどとスマホセット割も組めるので、通信費全体として考えても安く利用できます。

そのため、個人的には他の光回線で提供されている10Gbpsサービスの方がおすすめです^^

Draft IEEE802.11ax対応のWiFiルーターは550円でレンタル可能

フレッツ光クロス対応 WiFiルーター
レンタル料550円
初期費用自分で設置する場合:無料
工事業者が行う場合:設置工事費1,650円/設定工事費1,100円

フレッツ光クロスの提供に伴い、WiFiルーターも最新の「WiFi6」(Draft IEEE802.11ax)対応になり、上り・下りともに通信速度は最大2.4Gbpsへと高速化しています。

WiFiルーターは月額550円でレンタルすることが可能で、初期費用は自分で設置する場合と工事業者に行ってもらう場合で異なります。

なお、業者が設定を行ってくれるのは東日本エリアのみとなっていて、西日本エリアで機器設定を希望する場合は、「セットアップサービス」や「訪問サポートサービス」の申し込みが必要です。

フレッツ光クロスに対応しているプロバイダ

通常の1Gbps(フレッツ光ネクスト)で利用できるプロバイダは何百種類とありますが、フレッツ光クロスに対応しているプロバイダは限られています

また、NTT東日本エリア・西日本エリアで対応しているプロバイダが異なります。

NTT東日本エリアの対応プロバイダ

NTT東日本エリアのフレッツ光クロス対応プロバイダは、「IPoE方式」「PPPoE方式」と通信方式によって分かれています。

従来のPPPoE方式は、ユーザーIDとパスワードを入力する接続方式なのに対し、IPoE方式は事業者側のネットワークと直接接続する方式です。そのため、IPoE方式の方がよりスムーズにインターネット接続ができるので、なるべくIPoE方式に対応しているプロバイダを選ぶのがおすすめです。

IPoE方式対応のプロバイダ

  • @スマート
  • @nifty
  • 21ip.jp
  • ASAHIネット
  • BB群馬
  • BB.excite
  • COMET光エックス
  • CyberBB
  • IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス
  • INTERLINK(ZOOT NATIVE)
  • KIWI internet
  • SIGNAL
  • VECTANT
  • andline
  • enひかり
  • びわこインターネット
  • ぷらら
  • エディオンネット
  • マッハ881

PPPoE方式対応のプロバイダ

  • GLBB
  • IIJ FiberAccess/Fサービス
  • IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス

NTT西日本エリアの対応プロバイダ

NTT西日本エリアのフレッツ光クロス対応プロバイダは、東日本エリアのように通信方式によって分かれていたりしません。

  • 21ip.jp
  • @nifty
  • @スマート
  • andline
  • ASAHIネット
  • BB.excite
  • COMET光エックス
  • CyberBB
  • E-NET
  • enひかり
  • GLBB
  • IIJ IPv6 FiberAccess/Fサービス タイプIPoE
  • INTERLINK(ZOOT NATIVE)
  • KIWI internet
  • SIGNAL
  • VECTANT
  • インターネットまほろば
  • エディオンネット
  • マッハ881
  • びわこインターネット
  • ぷらら
  • 三重インターネットサービス

フレッツ光クロスを利用する際の注意点

フレッツ光クロスを利用する上でご注意いただきたい点が1つあります。それは、フレッツ光クロスではひかり電話が利用できない、という点です。→2023年5月31日からひかり電話が提供開始予定です。

フレッツ光にはNTT加入電話よりも月額料金や通話料が安い「ひかり電話」があります。1Gbpsサービスのフレッツ光ネクストでは利用可能ですが、フレッツ光クロスでは利用不可なのです。固定電話をよく使う方にとって、正直これは痛いです…。

ひかり電話は基本プランであれば550円という格安の料金で使うことが可能で、通話料も全国一律8.8円/3分とかなり安いので利用されている方も多いと思います。

しかし、フレッツ光クロスでは利用不可のため、現在フレッツ光ネクスト(1Gbps)を利用している方がフレッツ光クロスに変更する場合、ひかり電話が使えなくなってしまいます。

その場合は、一般加入電話(アナログ電話)に戻す必要が出てきてしまいますのでご注意ください。

光回線と光電話の乗り換えで必要?アナログ戻しを徹底解説!

フレッツ光クロスよりも他社の10ギガプランがおすすめ

先ほどもお伝えしましたが、フレッツ光クロスは他社の10ギガプランと比較すると月額料金が割高で、工事費が無料になるキャンペーンなども実施していません。

個人的には、10ギガプランを契約するなら他社の10ギガプランの方がおすすめです。

下の表を見ると分かるように、他社では工事費割引のキャンペーンやスマホのセット割を実施している事業者が多いです。

月額料金工事費スマホセット割
フレッツ光クロス東日本:6,050円
西日本:5,720円
+プロバイダ料
16,500円
ソフトバンク光1~12ヶ月目:5,720円
13ヶ月目~:6,930円
26,400円
→実質無料
ソフトバンク
ワイモバイル
ドコモ光6,380円19,800円
→実質無料
ドコモ
ASAHINet1~24ヶ月:6,578円
25ヶ月目~7,128円
21,450円
→実質無料
au、UQモバイル、ANSIM
enひかり5,445円無料UQモバイル、ahamo、povo
NURO光5,700円44,000円
→実質無料
ソフトバンク
auひかり1〜36ヶ月目:5,610~6,468円
37ヶ月目~:6,798円
41,250円
→ 実質無料
au
UQモバイル
※回線名をクリックすると、お得なキャンペーンサイトにジャンプします。

上記のうち、ソフトバンク光、ドコモ光、ASAHINet光、enひかりはフレッツ光の卸売りのサービス(光コラボレーション)なので、フレッツ光クロスと回線の品質は同等、提供エリアも同じです。ちなみに、光コラボの10ギガプランの最安はenひかりの「enひかりクロス」です

光コラボなら品質は変わらず、安い月額料金・工事費が無料・スマホのセット割などのメリットがあるのでおすすめですよ。

NURO光とauひかりは独自の回線設備を使用していますが、通信速度が速い光回線として人気が高いです。

興味がある方は、下の記事を参考にしてみてください。

ソフトバンク光の10Gプランはおすすめ?実測速度やデメリットを解説
ドコモ光10ギガってどう?エリアや実測速度の評判を徹底解説
NURO光10Gプランは契約すべき?エリアや実測速度・注意点を解説
auひかり10Gと5Gを徹底解説!エリア・実測速度・料金・注意点のまとめ

まとめ

今回は、フレッツ光クロスの評判や実測速度、提供エリアなどについて解説してきましたが、いかがでしたか?

実測速度に関しては申し分ないと言えますが、ネックになるのが月額料金の高さです。月額料金だけで比較した場合はそこまで大きな差はありませんが、フレッツ光クロスは別途でプロバイダ料がかかるため、トータルで考えると他の10Gbpsサービスより割高と言わざるを得ません。

全国にエリア拡大するまでには少し時間を要しそうな気がしますが、いずれはNURO光の10Gbpsよりも使えるエリアは広くなると思います。

ただ、フレッツ光クロスと同じNTTの回線設備を使った光コラボのソフトバンク光ドコモ光でも10Gbpsサービスは提供されていますので、月額料金の安さ、キャンペーン、スマホとのセット割、などを考えた場合にはそちらの方がお得だと思います。

以下の記事では10Gbpsサービスが使える光回線を紹介していますので、良かったら参考にしてみてください^^

この記事を見た人はこんな記事も見ています

コメントを残す

*