WiMAX+5Gの評判は?進化した点や注意点・キャンペーンも解説

WiMAX+5Gの評判は?進化した点や注意点・キャンペーンも解説

WiMAX+5Gが提供開始になっていますが、「WiMAX2+から何が変わったんだろう?」「速度が速くなったのかな?」と気になっている人も多いと思います。

この記事では、WiMAX+5Gの評判や、WiMAX2+からの変更点、契約にあたっての注意点、おすすめのキャンペーン窓口などについてお伝えしていきます。

WiMAX+5Gを検討している方は、参考にしてみてくださいね。

※表記している価格は税込みです。

WiMAX+5G(ワイマックス・プラス・ファイブジー)とは?

UQ WiMAX引用元:UQ WiMAX公式サイト

2021年3月からWiMAX+5G(ワイマックス・プラス・ファイブジー)が発売開始になっています。

WiMAXの旧サービスでは「WiMAX2+」「4G LTE」の回線が利用できますが、WiMAX+5Gではさらに「5G(ファイブジー」の回線が使えるのが特徴です。

なお、「WiMAX 2+」は最大速度を440Mbpsから220Mbpsに変更するなどサービスを縮小しています。

5Gって何がすごいの?

2020年3月以降、携帯電話の大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)が5Gサービスを順次開始しています。

5Gとは「5th Generation」の略で、第5世代移動通信システムのことを指しています。分かりやすく言い換えると、最新の通信規格のことで今は5代目ということになります。

一つ前の4G(4G LTE)との違いは、より大容量・高速通信が可能になったことラグ・遅延が減ったこと多数のデバイスで同時接続が可能になったことです。現時点で5Gと4Gの違いを最も強く実感するのは、やはり速度だろうと思います。

SNSなどで5G対応端末のユーザーの口コミを見ると高速で通信できている人が多いですし、5Gの普及によってよりインターネットを快適に利用できるようになることは間違いないでしょう。

WiMAX+5Gの端末は2種類

WiMAX+5Gの端末は、従来のWiMAX2+と同じように外出先で使えるモバイルルーターと、自宅で固定回線代わりに使えるホームルーターの2種類があります。

現在はそれぞれ2機種が発売されています。

  • モバイルルーター
    Speed Wi-Fi 5G X11、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
  • ホームルーター
    Speed Wi-Fi HOME 5G L11、Speed Wi-Fi HOME 5G L12

それぞれの最新機種のスペックは次のようになっています。

Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi 5G X11Speed Wi-Fi HOME 5G L12Speed Wi-Fi HOME 5G L12
最大通信速度(下り)2.7Gbps2.7Gbps
最大通信速度(上り)183Mbps183Mbps
周波数帯2.4GHz/5GHz2.4GHz/5GHz
大きさ約136.0×68.0×14.8mm約W101×H179×D99mm
重さ約174g約446g

上の2機種は最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」にも対応していて、従来の規格よりも高速通信が可能になっています。

なお、「Speed Wi-Fi 5G X11」は「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」と違って、クレードル(別売)で有線LAN接続することも可能です。

ホームルーターについては下の記事で詳しく解説しています。
WiMAXのホームルーターの評判って良いの?速度などを口コミから検証

WiMAX+5Gの評判・レビュー

WiMAX+5Gを検討する上で、通信速度はどうなのか、使い勝手は良いのかなど気になりますよね。

そこで、Twitterの口コミから利用者の評判を調べてみました。

速度に関する口コミ

WiMAX+5Gの評判で一番多かったのが、速度に関する口コミです。

特に速度が速いと評価しているユーザーが多かったです。

モバイルルーターで実測50Mbps以上出ていますので、十分な速さですね。

ホームルータータイプでは5Gエリアで700Mbps以上の速度が出ている人もいます。

ただ、一部のユーザーからは「思ったより速度が出ていない」「遅い」という声もありました。

通信制限についての口コミ

2022年2月からWiMAX+5Gの「3日で15GB」速度制限が撤廃されました。

以前は速度制限があるということに対して批判的なコメントも見られましたが、現在は速度制限がないことに使い勝手の良さを感じている人の口コミが多いです。

スタンダードモードについての口コミ

WiMAX2+ではハイスピードプラスエリアモードを使わないとauの4G LTE回線に接続できませんでしたが、WiMAX+5Gではスタンダードモードでauの4G LTE回線・5G回線の一部に接続できます。

プラスエリアモードを使うとより広域のauの4G LTE回線・5G回線に接続できますが、スタンダードモードで十分快適に使える人もいるようです。

WiMAX+5Gでは何が変わったの?

WiMAX+5Gは従来のWiMAX2+からどのような進化をしたのか見ていきましょう。

  1. 最大通信速度が大幅にアップ
  2. 「直近3日間で〇〇GB」の制限がない
  3. ハイスピードエリアモードの通信量が増えた
  4. auまたはUQモバイルとセット割が組める

1.最大通信速度が大幅にアップ

まず、WiMAX+5GはWiMAX2+よりも最大通信速度が速いです。

WiMAX+5GWiMAX2+
最大通信速度(下り)2.7Gbps440Mbps
※一部エリアで1.2Gbps
最大通信速度(上り)183Mbps75Mbps

WiMAX+5Gの下りの最大速度は2.7Gbpsで、WiMAX2+の約6倍の速度です。

2.7Gbpsだと一般的な光回線の最大通信速度(1Gbps)をはるかに上回っているので、いかに速いのかが分かりますね。

インターネット回線はベストエフォート型のため実測速度は理論値とは異なりますが、最大速度が速ければ実測値の速さにも期待が持てます。

ただ、2.7Gbpsというのは5G接続したときの最大通信速度で、5G対応エリア以外では4G接続となります。4G接続時の最大通信速度は公開されていませんが、従来のWiMAX2+と同等かそれに近い速度になっているのではないかと思います。

2.「直近3日間で〇〇GB」の制限がない

WiMAX2+では3日間で10GB以上の通信を行うと速度制限がかかり、翌日の18時頃~翌2時頃の最大通信速度が1Mbpsに低速化していました。

しかし、WiMAX+5Gでは3日間のデータ通信量に上限はありません。一定期間に大量のデータ通信を行った時のみ、速度制限がかかるように基準が緩和されています。

WiMAX+5GWiMAX2+
速度制限一定期間に大量のデータ通信を行った時のみ3日で10GB

2022年1月以前は、直近3日間のデータ通信量の合計が15GBを超えると速度制限がかかりましたが、2022年2月からこの規定がなくなりました。

WiMAX+5Gでは3日で15GBに制限が緩和され、さらに3日制限もなくなったので、WiMAX2+よりも余裕を持って使えそうですね。

WiMAX+5Gの速度制限の条件は?制限下の速度や制限を防ぐ方法も解説

3.ハイスピードエリアモードの通信量が増えた

WiMAX2+には、WiMAX2+の回線が繋がりにくい時にauの4G LTE回線を使える「ハイスピードプラスエリアモード」のオプションがあります。

「ハイスピードプラスエリアモード」では月間7GBまで速度制限なしで使えますが、ハイスピードプラスエリアモードでauの4G LTE回線に速度制限がかかると、WiMAX2+回線にも月末まで速度制限がかかってしまう欠点がありました。

WiMAX+5Gでは「プラスエリアモード」にリニューアルし、月間の通信量の上限が15GBに増えました。しかも、プラスエリアモードで速度制限がかかってもWiMAX2+回線に速度制限がかかることはありません。

WiMAX+5GWiMAX2+
スタンダードモード
(ハイスピードモード)
上限なし
(大量の通信を行うと制限がかかる)
3日で10GB
→ハイスピードエリアモードで速度制限がかかると速度制限がかかる
プラスエリアモード
(ハイスピードプラスエリアモード)
月間15GB月間7GB

ちなみにプラスエリアモードのオプション料は、UQ WiMAXのように月額1,100円がかかるプロバイダもあれば、GMOとくとくBBのように無料のプロバイダもあります。

4.auまたはUQモバイルとセット割が組める

WiMAX+5Gでは、auのスマホを利用中の方は、「auスマートバリュー」で毎月550~1,100円の割引が受けられます。

また、UQモバイルを利用中の方は、「自宅セット割」で638~858円が割引されます。

さらに、WiMAX+5Gのホームルーターを利用中の方がauスマートバリューまたは自宅セット割を組むと、プラスエリアモードのデータ通信量の上限が「3日で15GB」から「3日で30GB」に増え、オプション利用料の1,100円が無料になります。

auスマートバリューも自宅セット割も最大10回線まで割引対象になるため、家族に複数のau・UQモバイルユーザーがいるとかなりお得ですよ。

WiMAX+5Gの注意点

WiMAX+5Gはメリットも大きいですが、もちろんデメリットもあります。

  1. 5G対応エリアはまだ狭い
  2. 月額料金がやや高い
  3. 5Gを使う場合は5G対応製品が必要

1.5G対応エリアはまだ狭い

WiMAX2+の対応エリアは人口カバー率90%以上ですが、5Gが利用できるエリアはまだ広くありません。

下の表は東京近郊のWiMAXのサービスエリアマップで、ピンク色とオレンジ色に塗られた部分が5Gに対応しているエリアです。

引用元:UQ WiMAX公式サイト

このように、5Gが利用できるエリアは限定的なことが分かりますよね。5Gに対応していないエリアでは、WiMAX2+とauの4G LTE回線を使うしかありません。

ただ、WiMAX+5Gで使える5Gはauの5G回線です。auでは2022年3月までにau 5Gの人口カバー率を90%に引き上げることを目標としています。今後5Gが使えるエリアは徐々に増えていくでしょう。

これからWiMAX+5Gを申し込む方は、自宅やよく利用するエリアが5Gに対応しているか、事前にチェックすることをおすすめします。
WiMAX(ルーター)のサービスエリア

2.月額料金が高い

WiMAX+5Gのプラン「ギガ放題プラス ホームルータープラン」「ギガ放題プラス モバイルルータープラン」は、WiMAX2+のプラン「ギガ放題」と比較すると月額料金がやや高めです。

例えば、本家のUQ WiMAXの月額料金を比較すると次のようになります。

ギガ放題プラスギガ放題
1~25ヶ月目4,268円4,268円
26ヶ月目~4,950円

ギガ放題プラス ホームルータープラン/モバイルルータープランは、2年間は「WiMAX+5G はじめる割」で月額682円の割引を受けられますが、3年目以降はギガ放題よりも月額料金が高くなります。

ただ、WiMAX+5GはUQ WiMAX以外にも複数のプロバイダから提供されているので、月額料金が安いプロバイダを選ぶことで割高感を軽減できます。

3.5Gを使う場合は5G対応製品が必要

WiMAX+5Gで5G回線を使うためには、利用エリアが5Gに対応しているだけでなく、5Gに対応した端末を使う必要があります。

5Gに対応したスマホは最近多くなっていますが、4Gしか対応していないスマホの場合は5G接続ができません。

5G対応の安いスマホも販売されているので、次回の乗り換えの際には5G対応のスマホに乗り換えるのもいいですね。

WiMAX+5Gのキャンペーン窓口はどこがおすすめ?

WiMAXはどのプロバイダを選んでも、速度や提供エリアに違いはありません。

ですが、実施しているキャンペーンはプロバイダごとに異なるため、キャンペーン内容が充実しているプロバイダを選べばよりお得に契約することができます。

WiMAXで人気のプロバイダ「GMOとくとくBB」」「UQ WiMAX」「BIGLOBE WiMAX」のキャンペーン内容をまとめると次のようになります。

GMOとくとくBBUQ WiMAXBIGLOBE WiMAX
月額料金1~2ヶ月目1,474円4,268円3,267円
3~24ヶ月目3,784円
25ヶ月目~4,950円4,928円
端末代金21,780円5,940円21,912円 
キャッシュバック25,500円5,938円5,000円
実質の月額料金(平均)3,574円4,406円4,109円
プラスエリアモード使った月だけ1,100円
契約期間2年 なしなし
解約金なしなしなし

上の表を見ると分かるように、2023年5月現在、WiMAX+5Gを最安で契約できるプロバイダは「GMOとくとくBB」です。

おすすめのWiMAX+5Gのプロバイダは「GMOとくとくBB」

GMOとくとくBB WiMAX +5G引用元:GMOとくとくBB WiMAX+5Gキャンペーンサイト

GMOとくとくBBはWiMAX2+やドコモ光のプロバイダとしても人気が高いです。

月額料金などは次のようになります。

 ギガ放題プラス
月額料金1~2ヶ月目:1,474円
3~35ヶ月目:3,784円
36ヶ月目~:4,444円
事務手数料3,300円
端末代金21,780円
キャッシュバック25,500円
契約期間24ヶ月(自動更新なし)
解約金なし
プラスエリアモード利用料利用した月のみ1,100円

月額料金が安いだけでなく、WiMAX+5Gのプロバイダの中でも高額な25,500円のキャッシュバックも受け取れます。

また、25,500円キャッシュバックの代わりに、他社の解約金最大40,000円キャッシュバックを選ぶこともできます。解約金だけでなく工事費や端末代の残債も負担してもらえるので、現在利用中のインターネットの契約期間が残っている方も安心して乗り換えられますよ。

最低利用期間は2年(自動更新なし)ですが、いつ解約しても解約金が発生しないため実質的には契約期間がありません。

注意点としては、キャッシュバックの手続きの案内メールが11ヶ月後に届くので、忘れずに受け取りの手続きをする必要があります。

まとめ

WiMAX+5Gの評判や、WiMAX2+から進化した点、注意点などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

WiMAX+5GはWiMAX2+よりも最大通信速度が速く、2022年2月から3日制限もなくなりました。

スタンダードモードでauの4G LTE・5G回線を一部利用できるのも、WiMAX2+にはないメリットですね。

WiMAX2+はサービスを縮小することが決まっているので、これからWiMAXを契約するならWiMAX+5Gがおすすめです。

ぜひこの記事を参考に、WiMAX+5Gを検討してみてください^^

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