ドコモのエコノミーMVNOのメリットと契約前に知っておきたいデメリット

ドコモのエコノミーMVNOのメリットと契約前に知っておきたいデメリット

ドコモで安価なエコノミープランがスタートしているのを耳にして、気になっている方も多いのではないでしょうか。

エコノミープランの正式名称は「エコノミーMVNO」と言いますが、「なんだか難しそう」と思っている方もいるかもしれませんね。

この記事では、ドコモのエコノミーMVNOの内容、メリット・デメリット、どのような人におすすめなのかなどについてお伝えしていきます。

ドコモのエコノミーMVNOに興味がある人は参考にしてみてください。

※表記している価格は税込みです。

この記事の監修者椎名椎名(しぃ)

2015年に当ブログ「internet-all」を立ち上げてから約8年間、光回線に関する情報発信に携わってきました。光回線の代理店で販売やコンサルティングも経験。インターネット回線の知識を活かし、ネット回線ナビゲーターとして、インターネット回線の選び方やお困りごとに関する無料相談を200件以上行ってきた実績があります。
@shey_blog

ドコモのエコノミープラン「エコノミーMVNO」とは?

ドコモのエコノミープラン「エコノミーMVNO」は、NTTドコモと提携している格安SIM(MVNO)のプランを、ドコモショップでも取り扱いできる仕組みのことを指します。

ドコモ独自の新しいプランが始まったかのようなイメージを持っている人もいると思いますが、エコノミーMVNOはドコモのプランではなくあくまでも格安SIM(MVNO)のプランで、契約先もドコモではなく格安SIM(MVNO)となります。

「格安SIMをドコモショップで契約できるようになる」と捉えると分かりやすいんじゃないかなと思います。

今のところエコノミーMVNOで契約できるのは、フリービットの「トーンモバイル」とTOKAIコミュニケーションズの「LIBMO」です。

MEMO
OCNモバイルONEもエコノミーMVNOで利用できましたが、2023年6月26日で新規受付を終了しています。

「MVNO」って何のこと?

エコノミーMVNOの「MVNO」が何なのか気になっている方もいると思います。

MVNOとはMobile Virtual Network Operatorの略で、日本語では「仮想移動体通信事業者」という意味になります。

簡単に言うと、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天などのキャリア(MNO)から通信設備を借りてサービスを提供している事業者のことで、「格安SIM」とほぼ同義で使われています。

ドコモのエコノミーMVNOで契約できるプランは2種類

ドコモショップで契約できるエコノミーMVNOのプランは、以下の2種類です。

  • トーンモバイル
  • LIBMO

子ども向けで人気の「トーンモバイル」

トーンモバイル※画像はトーンモバイル公式サイトより引用

子ども向けで人気の格安SIM「トーンモバイル(TONE mobile)」。

既存プランを大幅に値下げしてドコモのエコノミーMVNOに登場です。

月額料金1,100円
(動画以外のインターネットが使い放題)
動画チケット1GB:330円
見守り機能
(TONEファミリーオプション)
308円
契約事務手数料 3,300円
SIMカード手配料
433円
通話料11円/30秒

月額料金は1,100円で、動画以外のインターネットが使い放題です。動画はチケットを購入することで、1GBあたり370円で使えます。ネットサーフィンし放題で1,100円は格安ですね。

オプションサービスの「TONEファミリー(月額308円)」をつけると、子どもの位置情報の把握、アプリ・利用時間・連絡先の制限、Webフィルタリングなどが可能になります。ちなみに、TONEファミリーは東京都を含む9都県市が推奨しているので、子どもの見守り機能の充実度はお墨付きですよ。動画がチケット制なのも、使い過ぎを防ぐのに役立ちますね。

対応端末はiPhone6s以降(iOS15以降)で、2022年2月24日からAndroid端末にも対応しています。TONEモバイルオリジナルのAndroid端末は9,980円と安いですし(もともと2万円以上だったものを値下げ)、それと同時に60歳以上向けのキャンペーンも始まっています。

なお、トーンモバイルでもdアカウントの連携が可能で、スマホの利用料金100円につき1ポイントが貯まります。

格安の「LIBMO」

※画像はLIBMO公式サイトより引用

2022年12月21日から、TOKAIコミュニケーションズが提供している「LIBMO(リブモ)」もエコノミーMVNOに追加になっています。

LIBMOにはいくつかプランがありますが、ドコモショップで契約できるのはゴーゴープランの3つとなっとくプランの2つの計5種類です。

ゴーゴープラン

データ通信量月額料金 (2年目以降の料金)
5分かけ放題セット 500MB990円(1,100円)
10分かけ放題セット1,100円(1,320円)
かけ放題マックスセット1,980円

ゴーゴープランは、500MBのデータ通信とかけ放題がセットになったプランです。

かけ放題マックスは完全かけ放題ではなく、1回120分までの通話が無料になります。

また、ドコモショップでの加入特典(かけほ割)として、1年間月額110~220円引きになります。

なっとくプラン

 月額料金(2年目以降の料金)
データ通信量
3GB
 980円
8GB1,518円
オプション
5分かけ放題:440円(550円)
10分かけ放題:550円(770円)

ドコモショップでの加入特典(かけほ割)として、かけ放題のオプションが1年間月額110~220円引きになります。

【初期費用】

契約事務手数料3,300円
SIMカード発行手数料433.4円

LIBMOの契約と併せて、SHARP製スマホ AQUOS sense6、AQUOS wish、AQUOS sense4plusを同時に購入できます。

なお、契約期間は1年で、1年以内に解約すると月額料金1ヶ月分相当額の解約金がかかりますので注意しましょう。

ドコモのエコノミーMVNOと他のプランとの違い

ドコモからは2023年7月1日から小容量ユーザー向け「irumo」と、大容量ユーザー向け「eximo」が提供開始になっています。また、中容量ユーザー向けにはオンライン専用プラン「ahamo」があります。

エコノミーMVNOはそれらのプランと何が違うのか、分かりやすく表にまとめてみました。

データ通信量月額料金店頭サポート
eximo大容量
(無制限)
~7,315円あり
(一部有料)
ahamo中容量
(20GB)
2,970円なし
(有料:3,300円)
irumo小容量
(0.5MB~9GB)
550~3,377円あり
(一部有料)
エコノミーMVNO小容量
(500MB~8GB)
550~1,518円あり
(一部有料)

上の表を見ると分かるように、エコノミーMVNOは月間8GB以内の通信量のユーザーのためのプランです。

irumoはドコモ光などインターネット回線とセットで利用すると上記の料金よりずっと安くできますが、セット割を組まない場合は3GBのプランで月額2,167円と割高です。

ドコモのエコノミーMVNOは、eximo、ahamoほどの通信量を必要とせず、irumoよりも安い料金で使いたい人におすすめです。

また、あまりスマホに詳しくなくて、オンライン専用プランのahamoを契約するのに不安がある、という人の選択肢にもなるでしょう。

irumoやeximoについては、下の記事で解説しています。

ドコモの「エコノミーMVNO」の評判・口コミ

エコノミーMVNOを利用した人の評判が気になる方も多いと思いますが、SNS上ではまだ口コミがあまりありませんでした。

いくつか見つけたので紹介します。

良い口コミ

ドコモショップでTONEモバイルを契約できることを歓迎する口コミや、エコノミーMVNOで乗り換えたら料金が安くなったという口コミがありました。

特に格安SIMに詳しくない人にとっては、店頭で自分に合ったプランを紹介してもらえるのは助かりますね。

悪い口コミ

ショップで契約すると手続きに時間がかかったり予約が必要だという点を、デメリットとして捉えている人の口コミです。

確かに、自分で手続きができる人は、ネットで申し込んだ方が早いかもしれません。ただ、店舗での申し込みなら即日開通ができますし、不慣れな人には店舗のサポートを受けられるという点はメリットでしょう。

ちなみにドコモショップは来店予約ができるので、申し込みの際は事前予約がおすすめです。

ドコモショップの来店予約
(ショップを選択後、来店予約に進み、「ドコモのエコノミーMVNO」をクリック

ドコモの「エコノミーMVNO」のメリット

ドコモのエコノミーMVNOの料金について分かったところで、サービスの具体的なメリットについて見ていきましょう。

  1. ドコモショップでサポートを受けられる
  2. 格安SIMをドコモショップで契約できる
  3. dポイントが貯まる

1.ドコモショップでサポートを受けられる

ドコモのエコノミーMVNOでは提携している格安SIMを全国のドコモショップ2,300店舗で契約できます。

ahamoのようにオンラインで申し込みしたり、自力でスマホの初期設定をしたりすることに抵抗がある人にとっては、店頭スタッフのサポートを受けられるのは大きなメリットです。

ドコモのエコノミーMVNOでは具体的に次のようなサービスを受けられます。

  • SIMカードの発行から開通までの新規契約手続き
  • スマホ端末の販売
  • スマホ端末の初期設定サポート
  • スマホ端末の故障受付(ドコモ取扱店で購入したもの)

このように、エコノミーMVNOではドコモと同じようなサポートを受けることができるんです。

2.格安SIMをドコモショップで契約できる

エコノミーMVNOでは、ドコモが提携している格安SIMをドコモショップで契約できます。

格安SIMは低価格を実現するために専用のショップを持たず、一部の家電量販店で受付をしているもののオンライン申し込みが中心、という事業者が多いです。

そのため格安SIM初心者にとっては乗り換えのハードルが高くなってしまいます。

エコノミーMVNOならドコモショップで契約できるので、格安SIM初心者も分からないことをスタッフに質問しながら契約することが可能です。

3.dポイントが貯まる

エコノミーMVNOではドコモが提供している「dアカウント」と連携できるので、ドコモユーザーはこれまでと同じようにdポイントを貯めることができます。

貯まったdポイントはスマホの利用料金の支払いに充てることもできますよ。

ドコモの「エコノミーMVNO」にデメリットはある?

ドコモのエコノミーMVNOには注意点もあります。契約する前にしっかり確認しておきましょう。

  1. ドコモからの乗り換えにはMNP手続きが必要
  2. 通信速度はドコモよりも遅い
  3. ドコモの家族割・セット割が受けられなくなる
  4. ドコモのメールアドレスは月額330円

1.ドコモからの乗り換えにはMNP手続きが必要

エコノミーMVNOのサービスを提供しているのはドコモではなく格安SIM事業者のため、契約する際にはドコモを解約することになります。

電話番号を乗り換え先に引き継ぐためのMNP手続きも必要で、事前に「MNP予約番号」を取得する必要があります。

といってもMNP予約番号はウェブで数分で取得できるので、手続きはとても簡単です。

2.通信速度はドコモよりも遅い

エコノミ―MVNOはドコモの回線を借りてサービスを提供しているため、提供エリアはドコモと同じです。

ですが、通信速度についてはドコモの回線を間借りしているため、お昼時などアクセスが集中する時間帯に通信速度が遅くなることが多いです。

これはドコモのエコノミーMVNOだけでなく格安SIMの特性なので仕方ない部分ではありますが、お昼時にスマホで動画を視聴したりする人は快適に利用できない可能性があります(自宅のWiFiなどを利用する分には問題ありません)。

3.ドコモの家族割・セット割が受けられなくなる

ドコモからエコノミーMVNOに乗り換えるとサービスの提供元がドコモではなくなるため、ドコモの家族割「みんなドコモ割」やドコモ光とのセット割「ドコモ光セット割」などの割引を受けられなくなります。

ただ、エコノミーMVNOに乗り換えることでスマホの料金が大幅に安くなるため、ドコモの割引がなくなってもエコノミーMVNOの方がお得なケースもあります。

4.ドコモのメールアドレスは月額330円

ドコモのエコノミーMVNOでは、ドコモのメールアドレス「@docomo.ne.jp」を月額330円で利用できます。

ドコモの解約日から31日以内に申し込めば、引き続きドコモのメールアドレスを使うことができます。

ただ、現在は無料のメールサービスを使っている人が多いです。この機会にYahoo!メールやGmailなどのフリーメールに切り替えておくのもいいでしょう。

ドコモの「エコノミーMVNO」はこんな人におすすめ!

ここまでご紹介したドコモのエコノミーMVNOのメリット・注意点を踏まえると、エコノミーMVNOは次のような人におすすめのサービスと言えます。

ドコモのエコノミーMVNOがおすすめなのはこんな人

  • ドコモショップで低価格なプランを契約したい人
  • 格安SIMに興味があるけどオンライン申し込みに不安がある人
  • 月間のデータ通信量が10GB以内で足りる人
  • dポイントを貯めてる人
  • 子ども用のスマホやシニア向けスマホを探している人

月間の通信量が10GB以下でギガライトよりもスマホ料金を安くしたい人には、ドコモのMVNOはおすすめです。

ahamoや格安SIMなどが気になっているけど、オンライン申し込みに不安があってなかなか踏み出せない人にとっても、ドコモのエコノミーMVNOなら店頭でサポートを受けられるので安心です。

また、エコノミーMVNOでもドコモのdポイントが使えるため、これまでと同じようにdポイントを有効活用したい人やポイ活をしている人にも向いていますね。

トーンモバイルなら10代にもおすすめですし、シニア世代のスマホデビューにもピッタリです。

エコノミーMVNOはこんな人にはおすすめできない

反対に、ドコモのエコノミーMVNOがおすすめできないのは次のような人です。

ドコモのエコノミーMVNOがおすすめできない人

  • ドコモと同じ通信速度で使いたい人
  • 月間のデータ通信量が10GBで足りない人

例えば、お昼時にYoutubeで動画を視聴したりスマホでゲームをプレイすることが多い人は、ドコモのエコノミーMVNOにすると通信速度にストレスを感じる可能性があります。ライトユーザーならあまり気にならないかもしれませんが、ヘビーユーザーは注意が必要です。

ドコモと同じ通信速度でネットを使いたい人は、ahamo(月20GBで2,970円)を選ぶといいでしょう。
ahamo(アハモ)の評判は?速度の口コミやメリット・デメリットを解説

また、NUROモバイルのNEOプランも専用帯域を使った高速プラン(月20GBで2,090円)なのでおすすめです。
最安級のNUROモバイルの評判は?料金・メリット・注意点も解説

ドコモのエコノミーMVNOに関するよくある質問

最後に、エコノミーMVNOについてのよくある疑問にお答えしていきます。

ドコモの「エコノミーMVNO」って何?

NTTドコモと提携している格安SIM(MVNO)のプランを、ドコモショップでも契約できる仕組みのことです。

簡単に言うと、ドコモ回線が使える格安SIM(トーンモバイルLIBMO)をドコモショップで契約することができます。

ドコモのエコノミーMVNOのメリットは?

トーンモバイルやLIBMOの取り扱いショップに行かなくても、ドコモショップでプランを相談したり契約できます。

ドコモには月間のデータ通信量が20GB以上の中~大容量のプラン(ahamoやギガホ)しかないため、10GB以下の小容量プランのユーザーにメリットが大きいです。

エコノミーMVNOはこんな人におすすめ

ahamoとエコノミーMVNO、どっちがいい?

スマホの使い方によって異なります。

ahamoは中容量~大容量ユーザー向き(月間のデータ通信量が20GBまたは100GB)。店頭でのサポートはないため、オンラインで申し込みます。

エコノミーMVNOは10GB以下のプランでライトユーザー向きです。店頭サポートがあるので、スマホに詳しくない人にも向いています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ドコモのエコノミーMVNOは全国のドコモショップで契約でき、月間のデータ通信量が10GB以下のユーザーはスマホの料金を節約できるのでおすすめです。

格安SIMが気になるけど店頭サポートがないことがネックになっていた人も、乗り換える良いきっかけになりそうですね。

注意点としては、ドコモの割引サービスが適用できなくなったり、通信速度が変わる可能性があります。

あなたにピッタリのスマホのプランを見つけるために、この記事が参考になれば嬉しいです^^

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