
昨年あたりから0円SIMという単語がちらほら出てきました。言葉通り格安SIMが0円~使えるということです。SIMサービスも価格競争になっている感がありますが、0円が出てきてしまうとは通信量を安くすませたいユーザーには嬉しいですね。
私も格安SIMを使っていますが、もし今よりもおトクに使えるようであれば、これを機会に変えてしまうのもありかなと思ってます。今回は気になる2つの0円SIMサービスをご紹介しますね。
ご紹介するサービスは以下の3つです。
・0 SIM by So-net
・DTI SIM
・FREETEL
ではでは、早速ですが見ていきましょう。
SIMカードとは
はじめに、SIMカード自体がよくわからない方のために簡単な説明をします。
もう知っているから大丈夫という方は読み飛ばしてください。
まず、SIMカードは皆さんが使っているスマートフォンに挿入されている小さなの通信用のカードのことです。
上のように大きさは3種類あり、端末によってさせる大きさが決まっています。
ドコモやau、SoftBankなど大手携帯キャリアでスマホ契約するとすでに差し込まれた状態で渡されますので、あまり見る機会はないかもしれませんね。
0 SIM by So-net
出典:http://www.digimonostation.jp/magazine/
昨年の12月に発売された雑誌「デジモノステーション」の2016年2月号に付録としてついていたSIMカードです。
すでにどこの書店でも刈り取られていて、私も書店をいくつかまわってはみましたが見つかりませんでした。地方の穴場のコンビニなどで置いてるところもあるようです。
もともと雑誌代だけ払えば、通常はかかる初期費用3,240円もかからないので試しで使ってみるにもいい条件だと思います。ネット上のオークションサイトやショッピングサイトではプレミア価格がついて売られているようです。
AmazonではSIM付きのデジモノステーションが、送料込みで2,600円くらいにはなっていますね。本来かかるはずの初期費用分くらいまでなら出してもいいかなぁ、という気にもなってきます。
この「0 SIM」ですが、ひと月のデータ通信量が0~499MBであれば0円で使えるというプランです。毎月この範囲で収まるようであれば、ずっと無料でSIMが使えてしまいます。ただし、500MBを超えてしまうと下のように段階的に利用料金がかかってきてしまいます。
【0SIM by So-net】 詳細
形状:nanoSIM 規格:0SIM by So-net 種類:データ通信専用
データ量と料金(2段階定額)
0MB~499MB:0円
500MB ~ 2047MB:100円~1500円
2048MB ~:1600円
速度制限:なし(ただし5GBまで)/ NTTドコモ 4G LTE(下り最大225Mbps)
開通期限:2016年2月24日
500MBからは100MB使うごとに100円ずつ上がっていき、通信量の上限は5GB。月額料金の上限は1,600円です。
もしこの0円SIMが手に入った場合ですが、開通期限は2016年2月24日までとなっています。
また注意点としては、
・支払いはクレジットカードのみ。
・SIMのサイズはnanoSIM。
・ドコモ回線を利用しているためドコモ、もしくはSIMフリーのスマホが必要。
・開通してから3か月間データ通信がないと強制解約になる。
の4点です。
ここで自分が使っているデータ通信量を確認してみた
私が使っているのはBiglobe SIMで、データ通信のみ・容量3GBのエントリープラン(月900円)。モバイルルーターとのセット割りがあるので、月額700円で使っています。
実際にデータ利用料を見てみると、ここ2か月間は1GBは使ってました。3GBの容量でみるとまだまだ使えますが、0円SIMの0円の許容範囲499MBは余裕で超えていることがわかります。
家ではWi-fi環境のため、もっと使っていないようなイメージでしたが、知らずに使っているもんですね。ちなみに使い方としては、メールにLINE等SNS、ネットでの調べものやGoogle Map、たまにテザリングもしますが、動画はほとんど見ません。
これでは、さすがに0円運用は無理がありますね(汗)。上限の5GBで1,600円はだいたい相場あたりの料金だと思います。予備用として持っておくというのはありかもしれません。
もし、どうしても0円で運用したいのであれば、極力Wi-fiを使いスマホ側でデータ量制限を設定してデータ使用量をコントロールするしかなさそうです。個人的には、色々と便利に使うためのスマホの利用が、ストレスになってしまいそうなのでやりたいとは思いませんが。
サービス提供側としては利益を出さないといけないわけですから、このデータ通信量のボーダーライン500MBのうっかり越えを狙っているのかもしれません…
DTI SIM
プロバイダーのDITの格安SIM「DTI SIM]でもWeb申し込み限定ですが、0円で使えます。
しかも、なんと半年間タダで使えるようですよ♪
対応は下の月間のデータ量が3GBの各プランが対象です。
プラン | 容量 | 月額料金 |
---|---|---|
データプラン | 3GB | 840円/月 → 0円 |
データSMSプラン | 3GB | 990円/月 → 0円 |
音声プラン | 3GB | 1,940円/月 → 0円 |
音声プランまで半年間0円で使えるサービスは、
いまところDTIだけです。
格安SIMデビューをしたい方は、DTI SIMでまず試してみるのもいいのではないでしょうか。
半年間タダなので、しきいが低いと思います。
ちなみに通常のプラン別でまとめると、月額料金はこんな感じです。
初期費用は3,240円かかりますが、データプラン・データSMSプランに対しては解約金はかかりません。
注意点としては、音声プランのみ、最低利用期間内(利用開始月から12カ月後の末日まで)に解約した場合、解約金9,800円がかかります。
また、回線はdocomoのため、対応機種には気を付けましょう。支払いはクレジットカードのみです。
キャンペーンは2016年6月末までとのことなので、格安SIMをまず試してみたいという方は一度、見てみると良いかもしれませんね^^
FREETEL
オリジナルのSIMプランとSIMフリースマホで躍進を続けているFREETELもとうとう0円打ち出してきましたね!
FREETELは個人的に好きなので、SIMフリースマホ『雅』を発売後に頑張ってゲットして使っています♪
さて、FREETELの0円キャンペーンの内容は、So-net の0simとDTIの0円キャンペーンを合わせたような内容になっています。
どういうことかと言いますと…
まず、キャンペーン期間中にSIMカードを契約すると1GBのデータ通信量が0円になります。So-net の0円SIMより500MB多いですね♪
ただし、ずっと無料で使えるわけではなく条件によって、次の2つの期間があります。
① SIMカードの購入で6ヶ月分 0円
② スマホとSIMカードの同時購入で12ヶ月分 0円
期間の短い①の状態でもDTI SIMのキャンペーンと同じですが、通信量は3GBのDTIに軍配があがります。
これから格安SIMのデビューを考えている方はこのキャンペーンも使いやすいと思いますよ。興味があればチェックしてみましょう。
FREETEL SIMのキャンペーンサイトはこちら ⇒ 終了しました
まとめ
格安SIM業界も今までになかったようなサービスを打ち出して、少しでもユーザーを増やそうとしています。
今回お伝えしたサービスやキャンペーンは、かなりお得に使えるので(0 SIM は手に入れるのが大変かもしれませんが)、特にこれから格安SIMを使ってみようと考えている人にはぴったりのキャンペーンだと思います。
僕はFREETELのSIMフリースマホにBIGLOBEの格安SIMを挿して使っているんですが、DTIかFREETELどっちかのキャンペーンを申し込もうかな…
最後までお読み頂き、ありがとうございます
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