auユーザーでもビッグローブ光を使っている人は多いのではないでしょうか?
auスマホとのセット割である「auスマートバリュー」が適用できるため、ビッグローブ光とauひかりは相性が良いと言えます。
とはいえ、ビッグローブ光のマンションタイプの月額料金は高めに設定されていたりして、解約や他の光回線に乗り換えたい人も少なくないと思います。
この記事では、ビッグローブ光の解約方法、解約金を無料にする方法、乗り換えにおすすめの光回線、について解説します!
- ビッグローブ光の解約方法
- ビッグローブ光の解約金を0円にする方法
- ビッグローブ光の解約金を負担してくれる光回線
※表記している価格は税込みです。
ビッグローブ光の解約方法
ビッグローブ光の解約時、しなくてはならないことが2つあります。
- BIGLOBEに解約の電話をする
- BIGLOBEからレンタルしている機器を返却する
BIGLOBEに解約の電話をする
まずは、「0120-86-0962」(通話料無料)に電話して、解約の申し出をする必要があります。
基本的にはこの電話一つで解約は完了します。
BIGLOBEからレンタルしている機器を返却する
次にすることは、レンタルしている機器の返却です。
現在レンタルされている主流の機器は「NEC Aterm WG1200HS3」というタイプで、この機器をBIGLOBEに返却する必要があります。返送手数料として1,430円が発生します(機器の返却送料込み)。
もし、解約後1ヶ月以内に返送をし忘れてしまうと、最大16,000円の未返却費用が発生してしまうので注意しましょう。
機器が返却されない場合
解約から1カ月を過ぎても機器が返却されない場合は未返却費用がかかります。機種ごとの金額は以下をご確認ください。
未返却費用
Aterm WG1810HP(JE):16,000円(不課税)
Aterm WG1200HP3:6,000円(不課税)
Aterm WG1200HS3:6,000円(不課税)
Aterm WG1200HP4:6,000円(不課税)
WN-DX1167R:6,000円(不課税)引用元 BIGLOBE公式サイトより
ビッグローブ光の解約金はいくら?
単に解約の連絡をしてビッグローブ光とおさらばできるとは限りません。場合によって解約金がかかってしまうことがあります。
「解約金」は違約金や契約解除料など色んな呼び方がありますが、すべて同じ費用のことを意味しています。解約金とは別に違約金がかかる、なんてことはありません。
解約金のしくみ(3年プランの場合)
まずは解約金のしくみを解説しましょう。
ビッグローブ光には3年プランと2年プランがありますが、3年プランのほうが月額料金が安く利用者も多いためこれを例にとります。
定期利用期間・解約金
■ビッグローブ光(3年プラン)
「ビッグローブ光(3年プラン)」は、36カ月単位の定期利用契約となります。定期利用期間の最終月を更新月とし、更新月中に解約の手続きがない限り、以降36カ月毎に定期利用期間が自動更新されます。定期利用期間の最終月とその翌月および翌々月を違約金不要期間とし、違約金不要期間内に解約した場合、違約金はかかりません。違約金不要期間以外の月に解約した場合は、違約金(不課税)をお支払いいただきます。
プラン名 回線のタイプ 違約金 ビッグローブ光
(3年プラン)一戸建(ファミリータイプ) 4,230円 集合住宅(マンションタイプ) 3,360円 引用元 BIGLOBE公式サイトより
※ビッグローブ光を2022年6月30日以前に利用している方は、3年プランで11,900円、2年プランで9,500円の解約金が請求されます。
まず、ビッグローブ光の3年契約というのは以下4つの特徴を持っています。
- 3年間使わなければならない
- 更新月(36ヶ月目+1ヶ月目+2ヶ月目)に解約する場合は無料
- 更新月以外に解約すると戸建てで4,230円、マンションで3,360円の解約金がかかる
- 更新月に何もしないと3年契約が更新されてしまう
3年契約のため3年間は利用する必要がありますが、「自動更新」ですので何もしないとまた新たな3年契約が始まります。
ではどうすればタダで解約できるのかというと、「更新月(36ヶ月目+1ヶ月目+2ヶ月目)」での解約なら無料で解約できます。それ以外の月で解約しようとすると、「3年契約の約束を破った!」ということで「解約金」の11,900円が発生します。
この解約金に関しては、戸建てタイプもマンションタイプも同じです。
解約金の金額
それでは簡単に解約金をまとめておきましょう。
プラン | 期間 | 更新月 | 解約金 |
---|---|---|---|
3年プラン | 36ヶ月 | 36~38ヶ月目 | 戸建て:4,230円 マンション:3,360円 |
2年プラン | 24ヶ月 | 24~26ヶ月目 |
2年プランの解約金の方が若干安いですが、2年プランは月額料金が数百円高いのと、引っ越し工事費無料の特典が受けられないというデメリットがあります。
引っ越しで継続なら工事費も無料
『引っ越すからビッグローブ光を解約しなきゃ!』と思ってしまう人も多いかもしれませんが、引っ越しの際にビッグローブ光を継続利用したいなら、解約する必要は全くありません。
引用元 BIGLOBE公式サイトより
ビッグローブ光の3年プランなら、契約中に何度引っ越しをしても引っ越し先での工事費がかかりません。そのため、引っ越しの人はわざわざ解約する必要はなく、追加料金もなく利用を続けることができます。
ただし、この「引っ越し先での工事費無料」は3年プラン限定の特典で2年プランでは使えません。
工事費の残債は一括払い
さて、解約金の話が一通り終わったところで、まだもう一つ支払う可能性のあるものがあります。それが「工事費の残債」です。
「工事費の残債」については2パターンあります。
工事費を普通に払っている人
工事費を分割で払っている場合、残り分を一括で支払わなければなりません。
工事費は28,600円で、3年プランなら初月880円+792円×35回、2年プランだと初月1,276円+1,188円×23回になっています。
フレッツ光から転用乗り換えをした方で、フレッツ光の工事費をまだ払い終えていない場合でも残りの工事費は請求されます。
まぁ、これは普通のことですね。
工事費無料キャンペーンを利用している人
ビッグローブ光は3年プラン・2年プラン共に、キャンペーンによって工事費が実質無料になります。
これは「工事費28,600円」を一括で0円にするのではなく、「毎月の分割支払い費用と同額分を毎月割引する」というシステムになっています。
そのため、36ヶ月または24ヶ月経てば工事費は0円になりますが、例えば12ヶ月目だった場合にはまだ24ヶ月または12ヶ月分の工事費が残っていることになります。
分割払い期間中に解約の場合、残金を一括でお支払いいただきます。
引用元 BIGLOBE公式サイトより
公式サイトにもこのように書かれているため、最初の契約期間満了を迎える前に解約をしてしまうと一括請求されてしまいます。
『申し込みの時に工事費0円になったし、大丈夫でしょ』と思っていても、請求される場合があるのでくれぐれも注意しましょう。
ビッグローブ光の解約金を0円にする方法
ビッグローブ光の3年プランの解約金は戸建て4,230円、マンション3,360円ですが、なるべくなら解約金を払いたくないですよね?
そんな時は「解約金を0円にする方法」を利用するべきです!
解約金を0円にする主な方法は2つあります。
一つはすでに出ている「更新月で解約すること」それから、もう一つは「乗り換え先のキャンペーンを利用すること」です。
乗り換え先のキャンペーンと言っても、乗り換え先が代わりに払ってくれるというわけではなく、払った分を乗り換え先が後で還元してくれるというキャンペーンです。
更新月で解約する
例えばビッグローブ光の3年プランの場合、「36ヶ月目+1ヶ月目+2ヶ月目」での解約なら0円で解約できます。この方法を利用することで何のリスクなしに解約することができます。
そのため、34ヶ月目とか35ヶ月目に差し掛かっている場合は、そこで解約するよりも1ヶ月待って解約するほうが断然おすすめです。
しかし、そうはいっても解約したい時、解約しなきゃいけない時は突然やってきます。3年に一度なんてほとんどオリンピックみたいな周期でやってくるチャンスを気長に待っていることができるとは限りませんよね…。
解約金を負担してくれる光回線に乗り換える
2つ目の方法は「解約金を負担してくれる光回線に乗り換える」ことです。
例えば、ソフトバンク光やauひかりでは、「乗り換えサポート」のような形で他社の解約金を還元してくれるキャンペーンを実施しています。
また、ソフトバンク光でもauひかりでも、新規契約なら特に「高額キャッシュバック」が代理店からもらえます。このキャッシュバックは結構高額のため、そのキャッシュバックで解約金を相殺することも可能になったりします。
ビッグローブ光の解約金を負担してくれる光回線
それでは、解約金を負担してくれる光回線について見ていきましょう。
auひかりではビックローブ光の解約金を負担してもらえない…
まず、有名なのはauひかりの「auひかり乗りかえスタートサポート」です。
auひかりと一緒にauひかり電話(固定電話)に加入することで、他社で発生した解約金を最大3万円まで還元してもらうことができます。しかし、このauひかり乗りかえスタートサポートでは「ビッグローブ光の解約金」が対象外なのです…><
「auひかり/auスマートバリュー対象の他社FTTHサービス/KDDIが指定するケーブルテレビ事業者サービスのいずれか」から乗りかえの場合、対象外です。
引用元 auひかり公式サイトより
ビッグローブ光はKDDIのグループ会社で、auスマートバリューなど、auスマホの大幅な割引ができるキャンペーンを導入しているため、解約金負担は対象外となっています。
ソフトバンク光は最大10万円まで負担してくれる!
ビッグローブ光からauひかりに乗り換える際に、auひかり乗りかえスタートサポートを適用して解約金を還元してもらうことはできません。
そういう時におすすめなのが、ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」です!
引用元 ソフトバンク公式サイトより
キャンペーン概要
新たにSoftBank 光/SoftBank Airにお申し込みいただいた方に、他社固定ブロードバンド回線または他社モバイルブロードバンド回線(3Gケータイ・スマートフォン・タブレットは対象外)の違約金・撤去工事費を満額※1還元いたします。
※1 キャッシュバックの対象は他社サービス解約時に発生する違約金・撤去費用・他社モバイルブロードバンド端末代金の残債です。キャッシュバック金額は合計で最大10万円となります。ただし、他社モバイルブロードバンド端末代金の残債に対するキャッシュバック金額は42,000円を上限とさせていただきます。引用元 ソフトバンク公式サイトより
ソフトバンク光で実施中のあんしん乗り換えキャンペーンには、以下2つの特徴があります。
- ソフトバンク光またはソフトバンクエアーの新規申し込みが条件
- 解約金・撤去費用などを最大10万円まで還元
※他社モバイルブロードバンド端末代金の残債は42,000円まで還元
キャンペーンの申請には証明書の作成が必要ですが、それ以外の手間は特にありません。固定電話の契約が必要といった条件もありませんし、面倒なアンケート回答とかもありません。
その他の方法では代理店などのキャッシュバックで相殺
その他には、「キャッシュバックで相殺する」という方法があります。
例えば、ソフトバンク光なら「株式会社NEXT」という代理店で、15,000円のキャッシュバックがもらえます。
表示されている42,000円はソフトバンク光を新規申し込みした場合のキャッシュバック金額で、ビッグローブ光からの乗り換え(事業者変更)の場合は15,000円になります。
オプション加入の必要はなく、申し込み時に口座情報を伝えるだけと手続きも簡単で、あとは最短1ヶ月後に振り込まれるのを待つだけです。
先ほど紹介したソフトバンクが公式で行っている「あんしん乗り換えキャンペーン」も併用できるので、かなりお得に乗り換えができますよ\^^
株式会社NEXTではauひかりの申し込みで最大73,000円キャッシュバック
なお、株式会社NEXTではauひかりの取次も行っていて、最大73,000円のキャッシュバックをもらうことができます。
ビッグローブ光からの乗り換えの場合、auひかり乗りかえスタートサポートによる還元はしてもらえませんが、高額キャッシュバックで補うことができますよ。
なお、こちらの記事ではビッグローブ光から他社の光コラボへの乗り換え(事業者変更)を行う際に、キャッシュバックがもらえる光回線を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。事業者変更なら基本的に工事なしで乗り換えができるので気軽です。
まとめ
今回は、ビッグローブ光から他社に乗り換える際、または解約する際にかかる解約金を0円にする方法を解説してきました。
ビッグローブ光の解約金は、戸建ての場合が4,230円、2年プランの場合が3,360円かかります。
また、解約金以外にも「機器返却代1,430円」「工事費残額」が請求される可能性もあります。
これを回避するためには、以下2つの方法があることが分かりましたね。
- ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」を利用する
- 代理店NEXTのキャッシュバックで相殺する
もし、ビッグローブ光を解約する際、または乗り換える際は、解約金を負担できるキャンペーンを活用し損をしないようにしましょう。
コメント
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