LINEMO(ラインモ)の評判やメリット・デメリットのまとめ

LINEMO(ラインモ)の評判やメリット・デメリットのまとめ

「LINEMO(ラインモ)」は、大手携帯キャリアのソフトバンクの格安ブランドです。

月額990円(月3GB)から月額2,970円(月30GB)までのリーズナブルなプランが選べるため、気になっている方も多いですよね。

ここでは、LINEMOの評判やサービス内容、メリット・デメリット、どのような人におすすめなのか、などについてお伝えしていきます。

この記事を読めば、LINEMOがあなたに合っているかどうか、乗り換えるべきかどうか分かるようになりますよ。

それでは、いってみましょう。

※表記している価格は税込みです。

この記事の監修者椎名椎名(しぃ)

2015年に当ブログ「internet-all」を立ち上げてから約8年間、光回線に関する情報発信に携わってきました。光回線の代理店で販売やコンサルティングも経験。インターネット回線の知識を活かし、ネット回線ナビゲーターとして、インターネット回線の選び方やお困りごとに関する無料相談を200件以上行ってきた実績があります。
@internet_all_

「LINEMO(ラインモ)」とは

LINEMO※LINEMO公式サイトより引用

LINEMO(LINEMO)は、ソフトバンクのオンライン専用ブランドです。

J.D. パワーの「2023年携帯電話サービス顧客満足度調査」においては、オンライン専用ブランド/プラン部門で総合1位に輝いています。

LINEMOはソフトバンクのプランよりも料金が安く、また、LINEモバイルのサービスを引き継いでいることから、LINEが使い放題になるといった特徴もあります。

月額990円~+LINEデータ通信無料

LINEMOには「ベストプラン」と「ベストプランV」の2つのプランがあります。

 ベストプランベストプランV
月額料金
~3GB:990円
~10GB:2,090円
30GB:2,970円
通話料
22円/30秒
通話オプション
5分かけ放題月額550円
→キャンペーンで7ヶ月間は0円
無料
かけ放題月額1,650円
→キャンペーンで7ヶ月間は1,100円
1,100円
→キャンペーンで7ヶ月間は550円
速度制限下の速度
10GB超~15GB:300kbps
15GB超:128kbps
30GB超~45GB:1Mbps
45GB超:128kbps
最低利用期間・解約金
なし
LINE
カウントフリー
(LINEトーク・LINE音声通話・LINEビデオ通話)

「ベストプラン」は10GBまでの従量制で、月間のデータ通信量が3GB以内だった場合は990円で利用できます。

「ベストプランV」は月額2,970円で30GB使えます。

この料金で、LINEトーク・LINE音声通話・LINEビデオ通話などが使い放題です。

データ容量を使い切ってしまった場合でも、ベストプランVなら最大1Mbpsで通信ができます。1MbpsならLINEなど最低限のサービスは使えますし、通信制限時もストレスなく過ごせますね。

通話料は30秒につき22円ですが、通話オプションも準備されているので、自分に合った通話プランを選択できますよ。

また、LINEMOでは留守番電話機能を月額220円でつけることができます。同じオンライン専用ブランドのahamoやpovoではつけられないので、これは嬉しいポイントですね。

LINEMOの口コミ・評判

LINEMOのユーザーはLINEMOに対してどのような評価をしているのか、Twitterの口コミをチェックしていきましょう。

料金が安くなった

LINEMOの料金に関する評判では、「LINEMOに乗り換えたら安くなった」という声が多いです。

特にソフトバンクの料金が高いと感じていていた人は、LINEMOに乗り換えることで通信費を大幅に節約できると思いますよ。

速度には概ね満足している

速度に関する口コミでは、「速い」「ソフトバンクと変わらない」という声が多かったです。

5G対応エリアでは、200Mbpsを超えることもあるみたいですね。

一方で、速度が遅いと感じている人もいました。

ただ、通信サービスは利用時間帯や利用環境によって実測速度が異なるため、「速い」「遅い」の両方の口コミがあるのが普通です。

LINEMOはソフトバンクと同じネットワーク回線を使っているので、ソフトバンクやワイモバイルを快適に使えていたなら問題ないと個人的には思います。

キャンペーンがお得

Twitterで口コミを見ていると、LINEMOのキャンペーンを利用している人が多いようでした。


PayPayボーナスあげちゃうキャンペーンは継続的に実施しているようなので、PayPayを使っている方はお得に契約できちゃいますね。

LINEMOのメリット9つ

評判が良好なLINEMOですが、具体的なサービスのメリットはどんなものがあるのでしょうか。

  1. 料金が安い
  2. ソフトバンクと同じ回線を使える
  3. LINEが使い放題
  4. 1GBあたり550円でデータチャージできる
  5. 契約解除料・番号移行手数料・契約事務手数料が無料
  6. eSIM対応で即開通OK
  7. 5G対応
  8. テザリングが無料
  9. ソフトバンクまとめて支払いに対応

メリット1.料金が安い

3GB10GB20GB30GB
LINEMO990円2,090円2,970円
ahamo2,970円
povo990円2,700円
ソフトバンク5,478円7,238円(無制限)
ワイモバイル2,365円4,015円5,115円

上の表を見ると分かるように、LINEMOは、ドコモ・KDDIのオンライン専用ブランド「ahamo」「povo」と比較すると同じくらいの料金です。

しかし、ソフトバンクやワイモバイルと比較すると雲泥の差があります。LINEMOは、特にソフトバンクやワイモバイルから乗り換えると、金銭的なメリットが大きくなります。

メリット2.ソフトバンクと同じ回線を使える

LINEMOでは、ソフトバンクと同じ回線を使っています。

格安SIMはキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を間借りしているため、どうしてもキャリアよりも通信速度が劣ってしまいます。

しかし、LINEMOはソフトバンクと同じ品質の回線を使えるため、格安SIMレベルの低料金でありながら、ソフトバンク(ワイモバイル)と同じ品質の通信が可能です。

メリット3.LINEが使い放題

LINEMOの一番の魅力は、やはりLINE使い放題。ドコモのahamoやKDDIのpovoにはない魅力です。

音声通話・ビデオ通話も使い放題(ギガフリー)のサービスに含まれているため、よく通話するという人には特にメリットがあるでしょう。

スタンプショップの利用など、使い放題に含まれないサービスもありますが、LINEを普通に使う分には問題ありません。

メリット4.1GBあたり550円でデータチャージできる

ソフトバンクのチャージ料金は、1GBあたり1,100円。

LINEMOでは、半額の550円でデータ容量をチャージすることができます。

メリット5.契約解除料・番号移行手数料・契約事務手数料が無料

ソフトバンクブランド間の、契約解除料・番号移行手数料・契約事務手数料は無料です。

契約事務手数料はもとから無料なので、ソフトバンク・ワイモバイル以外からの乗り換えでもかかりません。

メリット6.eSIM対応で即開通できる

eSIMとは、スマートフォンにSIMが内蔵された本体一体型のSIMの名称です。

オンライン上で本人確認が完了するeKYCに対応しているLINEMOは、eSIM対応の端末であれば、LINEでLINEMOの申し込みが完了すると、数時間程度で利用開始できます。

もちろん物理SIMも対応していますが、eSIMであれば情報が書き込まれたSIMカードが届くのを待ったり、小さなSIMカードを差し替えたりする必要はありません。

メリット7.5G対応

5Gに対応したスマホで5G提供エリア内にいれば、5G通信も可能です。

ソフトバンクの5Gは、2022年3月末時点で人口カバー率90%を超えています。今後も利用できるエリアはますます広がるでしょう。

メリット8.テザリングが無料

テザリングを使えば、スマホをWiFiルーター代わりに利用できます。オプション料金がかからず利用できるのは、地味に嬉しいポイントです。

20GBプランを契約していれば、WiFi環境がないときも多少のデータ通信なら余裕がありますし、いざというとき便利です。

メリット9.ソフトバンクまとめて支払いに対応

ソフトバンクまとめて支払いでは、PayPayの残高チャージやYahoo!ショッピング、Amazonなどでの買い物をLINEMOの料金とまとめて支払うことができます。

ただし、ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOに乗り換えると、まとめて支払いを利用しているサービスは解除されてしまいます。

LINEMOを契約後は、再度ソフトバンクまとめて支払いの登録が必要です。

LINEMOのデメリット6つ

ここまではLINEMOのメリットについて見てきました。次は、デメリットについても確認しておきましょう。

  1. 新みんな家族割のカウント対象外
  2. ソフトバンク光とのセット割「おうち割」は対象外
  3. 電話や店頭でのサポートは受けられない
  4. キャリアメールは月額330円
  5. スマートフォンの購入ができない
  6. Yahoo! プレミアムが引き継ぎできない

デメリット1.新みんな家族割のカウント対象外

ソフトバンクの大容量プランを契約している場合、家族のソフトバンクユーザーの人数に応じて「新みんな家族割」が適用され、月額料金を割引してもらえます。

しかし、LINEMO(ラインモ)に乗り換えると家族割から外れ、割引対象にはカウントされなくなります。

新みんな家族割の割引がなくなっても、LINEMOの方がお得になるかどうか事前に確認した方がいいでしょう。

デメリット2.ソフトバンク光とのセット割「おうち割」は対象外

ソフトバンクユーザーまたはワイモバイルユーザーなら、光回線のソフトバンク光と「おうち割光セット」を組むことができ、月額550~1,100円の割引を受けられます。

しかし、LINEMOはおうち割光セットの対象外のため、ソフトバンク光を使っていても割引を受けられません。もちろん、現在割引を受けている人は、割引がなくなる分料金が高くなってしまいます。

LINEMOはセット割が組める光回線がないため、LINEMOユーザーはセット割を基準に光回線を選ぶのではなく、月額料金自体が安い光回線を選ぶのがおすすめです。

本当に安い光回線おすすめ5選!20社の月額料金を比較してランキングで紹介

デメリット3.電話や店頭でのサポートは受けられない

LINEMOはオンライン専用のブランドです。

ソフトバンクショップ・ワイモバイルショップへ行っても、契約はできませんしサポートも受けられないので、不安に思う方も一定数いると思います。

普段からある程度、スマホの問題を自力で解決できている人に向いているサービスと言えます。

デメリット4.キャリアメールは月額330円

LINEMOでは、ソフトバンクのメールアドレス(ドメインは「@softbank.ne.jp」や「@i.softbank.jp」)を利用するためには月額330円(年額3,300円)がかかります。

しかし、gmailやYahoo!メールなどのフリーメールで十分という人が多いので、個人的には大きなデメリットにはならないんじゃないかなと思います。

デメリット5.スマートフォンの購入ができない

LINEMOはSIMカードまたはeSIMのみの提供のため、スマートフォンの販売をしていません。

乗り換えのタイミングで機種変更をしたい人は、LINEMOの申し込み前に自分で好みの端末を準備しましょう。

eSIM対応のスマホであれば、即日開通が可能です。

デメリット6.Yahoo! プレミアムが引き継ぎできない

ソフトバンクやワイモバイルから番号ポータビリティで電話番号を引き継いだ場合、料金プランに含まれていたYahoo! プレミアムは強制解約になってしまい、利用できなくなってしまいます。

Yahoo! プレミアムそのものは利用はできるものの、内容は引き継ぎされず、また、ヤフー株式会社からの月額会員費の請求がされるようになります。

-例-

  • ヤフオク!出品中のものが出品取り消しになる
  • Yahoo!かんたんバックアップの容量が上限5GBまでになる
    (90日以上経過しても5GB以上のデータ容量を使用している場合全て削除されます)
  • プレミアム会員割引の適用が終了になる
    (加入中の有料サービスの請求が追加されます)

LINEMOはこんな人におすすめ!

ここまでの内容を踏まえると、LINEMOは次のような人におすすめのサービスと言えます。

  1.  ソフトバンク(ワイモバイル)ユーザーで携帯代を安くしたい人
  2. オンライン申し込みに抵抗がない人
  3. LINEの通信量が多い人
  4. 格安SIMを利用していて速度が遅いと感じている人
  5. ドコモユーザーで、ahamoの20GBより小容量プランを契約したい人

ソフトバンク(ワイモバイル)ユーザーは、手数料なしの簡単手続きでLINEMOに乗り換えができます。

申し込み手続きはオンライン限定となりますので、ショップのサポートがなくても平気な人にも向いています。

LINEで特に通話が多い人は、LINEMOでギガフリーになると格段にデータ通信量が減ると思いますよ。

また、ドコモのahamoは20GBプランだけのため、キャリアの回線でもっと小容量のプランを契約したい人には、LINEMOのベストプラン(3GB)はおすすめです。(SIMフリースマホまたはスマホのSIMロック解除が必要です)

格安SIMユーザーで通信速度が遅いと感じている人は、LINEMOに乗り換えると快適な通信が可能になります。ソフトバンク回線からの乗り換えなら、基本的にスマホもそのまま利用できます。

LINEMOがおすすめできない人

反対に、次のような人にはLINEMOはおすすめできません。

  1.  ショップのサポートを受けたい人

LINEMOは、店舗の人件費などを徹底的にカットしたことで実現した格安ブランドです。

ソフトバンクも、LINEMOのターゲットはネットを日常的に使うデジタル・ネイティブ世代としています。

ただ、スマホに関するトラブルの解決策はネット上に情報がありますし、自分で調べたり友人に聞いたりして解決できそうな人は、これを機会にオンライン専用ブランドに挑戦してみるのもいいですね。

ショップのサポートを受けたい人には、「ワイモバイル」がおすすめです。ソフトバンクの回線を使っているため、速度も安定しています。
ワイモバイルの評判は?月額990円で使う方法やメリット・デメリットも解説

LINEMOと同等もしくはそれよりも安い格安SIMなら、「NUROモバイル」あたりも良いと思います。ワイモバイルほど速くはないですが、3GBで792円と格安なので料金重視の人にはおすすめです。家電量販店などでの取り扱いもあります。なお、専用帯域を使った高速なプラン「NEOプラン」は20GB(2,090円)と安くておすすめですが、こちらはドコモ回線になりますので、今お使いのスマホをそのまま使う場合はSIMロック解除が必要です。
最安級のNUROモバイルの評判は?料金・メリット・注意点も解説

LINEMOのお得なキャンペーン

LINEMOでは、複数のキャンペーンを常時実施しています。

現在お得なのは以下の3つのキャンペーンです。

月額6ヶ月分のPayPayポイント戻ってくるキャンペーン

LINEMOキャンペーン※LINEMO公式サイトより引用

LINEMOのベストプラン(最大10GB、2,090円)では、月額料金6ヶ月相当のPayPayポイントが戻ってくるキャンペーンを実施しています。

月額料金が最大6ヶ月間も実質無料になるため、乗り換えの人はこのタイミングでの申し込みがお得です。

以下の人がキャンペーンの対象になります。

  • 他社からLINEMOに乗り換える人
  • 新しい電話番号でLINEMOを契約する人

ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外となっています。

ドコモやau、他社の格安SIMをお使いの方なら、キャンペーンでお得にLINEMOを始められるのでおすすめです。

通話オプション割引キャンペーン2

通話オプション割引キャンペーン2※LINEMO公式サイトより引用

LINEMOのベストプランを申し込むと、「通話オプション割引キャンペーン」で5分かけ放題のオプションが7ヶ月間無料になります。

通話準定額
(5分かけ放題)
通話オプション550円
→無料(7ヶ月間)

先ほど紹介した、ベストプランの月額料金が6ヶ月間実質無料になるキャンペーンとも併用ができます。

まとめ

ソフトバンクの新ブランド、LINEMOについてまとめてきました。

LINEMOはソフトバンクやワイモバイルよりも格安の料金設定で、LINEも使い放題です。

ソフトバンクやワイモバイルからの乗り換えなら、手数料もかかりません。

注意すべき点はオンライン専用であることで、ショップの手厚いサポートがなくても大丈夫な人にはおすすめできます。

この記事を参考に、LINEMOの検討を進めてみてくださいね^^

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コメント

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