
インターネットの料金は、出来るのであれば安く済ませたいですよね。ここでは、費用のみに焦点を当ててPC、スマホのインターネットの料金を可能な限り安く済ませる方法を、ご紹介しますね。
1.スマホのテザリングを使う
利用しているスマホのテザリング機能を利用して、PCやタブレットのインターネット接続を載せてしまうやり方です。
1-1.メリット
- スマホ代だけで、インターネット料金がまかなえる。
- 外でも利用が可能。
- 複数台のデバイスもインターネット接続が可能。
1-2.デメリット
- 使い方によっては、スマホ本体とテザリングで利用した通信量が速度制限(月間7GBまで等)にひっかかる可能性がある。
- スマホのバッテリー消費が激しくなる。
- 無線接続のため、回線速度が安定しない。
1-3.参考までに
月間7GBはどのくらい使えるのか?
下の説明を見て下さい。2つはかなり差がありますが、動画であれば実際は画質にも左右されますので、あくまで目安として見て下さいね。
■7GBの目安
メールの送受信なら およそ1,870万通 ホームページの閲覧なら およそ50,600ページ 動画の視聴なら およそ33時間 音楽のダウンロードなら およそ1,790曲 ※7GBをパケット数に換算すると「58,720,256パケット」です。
※映像384kbps、音声96kbps程度の動画を想定しています。引用: Softbank公式HP:(FAQ番号:73127)
このSoftbankの説明は画質が低い設定なので、フルHDなどの高画質で見た場合はまた違ってきますね。
7GBは、大体HD画質の動画を1時間見る程度といわれています。
つまり、HD画質の映画を1時間見ていると、突然、128kbpsにスピードダウンするというわけです。ちなみに、128kbpsは0.128Mbpsのこと。
実にWiMAXの最大速度40Mbpsの1/300ということです。引用:WiMAXまとめブログ/LTEをご検討の方
1時間は少し短い気もしますが…これだと長編映画は見れない計算ですね。他に色々見てもサイトによってまちまちで、なんとも言えませんがHD画質の場合は数時間がいいところではないでしょうか。
テザリング時のバッテリー消費について
テザリングをする母艦がスマホではなく、タブレットであればバッテリー自体の容量が大きいため利用時間は長く使えます。
また、Bluetoothテザリングが可能であれば、その方がWifi接続よりも低速にはなりますがバッテリー消費は抑えられます。
2.SIMフリーのモバイルルーター+格安SIMを使う
SIMフリーのモバイルルーターに、格安SIMを挿してインターネット接続をする方法です。
2-1.メリット
- 格安SIMの料金のみでインターネットがまかなえる。
- 外でも利用が可能。
- 複数台のデバイスもインターネット接続が可能。
2-2.デメリット
- 月額の料金は抑えられるが、SIMフリーのモバイルルーターを購入する必要があるため、初期費用が大きい。
- 格安SIMは、プランによってデータ通信料がまちまち(1GB/2GB/3GB/7GB等)のため、利用の仕方によっては速度制限がかかってしまう。
2-3.参考までに
SIMフリーのモバイルルーターとは?
例をあげると、下のような製品で価格帯は製品によりますが15,000円~27,000円ほどです(中古ならより安価です)。
この機器単体ではインターネット接続はできません。必ずSIMカードを挿して使います。
Aterm MR04LN

出典:kakaku.com
こちらのまとめサイトでSIMフリーモバイルルーターの一覧を紹介しています。
【2018年版】日本国内で使えるSIMフリーのモバイルルータ一覧
ちなみに、NTT系のMVNOが提供している格安SIM(データ専用)であれば問題なく利用できます。
格安SIMの料金比較
下にデータ専用型のLTE対応SIMカード各社プランを安価な順に、11プランまとめましたので参考にしてください。もちろんプランは他にも各社いろいろと出しています。
プラン | 月額料金 | データ量 | 下り速度最大 | |
---|---|---|---|---|
ぷらら | 二段階定額プラン | 390円~2,550円/月 | 30.5MB~制限なし | 150Mbps |
b-mobile | おかわりSIM 5段階定額 | 540円~1,620円/月 | 1GB~5GB/月 | 225Mbps |
NifMo | 1.1GBプラン | 691円/月 | 1.1GB/月 | 150Mbps |
freetel | ネットし放題1GB | 723円/月 | 1GB/月 | 150Mbps |
U-mobile | データ専用 ダブルフィックス | 734円~972円/月 | 1GB~3GB/月 | 150Mbps |
Panasonic | Wonderlink LTE I-3Gシングル | 756円/月 | 3GB/月 | 225Mbps |
楽天ブロードバンド | データSIM エントリー2!プラン | 756円/月 | 500MB/月 | 150Mbps |
mineo | ドコモプラン(Dプラン) シングルタイプ | 756円/月 | 500MB/月 | 225Mbps |
BB.excite | 1GB(SIM1枚) | 810円/月 | 1GB/月 | 150Mbps |
メッセージアプリやテキストを主に使っていて、月額の通信量をあまり使わないのであればデータ量が段階制プランか1GB以下のプランがお得ですね。またブラウジングや動画・地図アプリなどをそこそこ使う方であれば1GB~3GBくらいのプランがいいかもしれません。またそれ以上にゲームや動画を頻繁に利用するのであれば、さらにデータ量が上のプランが適しているかもしれませんね。
3.インターネット完備の物件に住む
当たり前じゃん!と思う方もいるかもしれませんね(汗)。これであれば家賃にネット代が含まれているか、管理費として取られているかなのでインターネットの料金はそもそも気にする必要がありませんので、費用対効果は一番高いです。
参考までに、NTTのフレッツ光の建物一括型インターネット【全戸加入プラン】居住者の最大のメリットと5つの注意点とはもどうぞ。
3-1.メリット
- インターネット料金は気にする必要がない。(実際には家賃等で払ってはいるが、感覚的にはインターネットが無料で使える)
3-2.デメリット
- 住んでいる部屋内でしかインターネットが使えない。
- インターネット料金のためだけに引っ越しは困難。
- 建物全体でインターネット回線をシェアしているので、回線速度が時間帯によってかなり落ちる可能性がある。
4.おまけ
色々と調べていたら、6年ほど前の記事ですが「GS-27USB」という興味深い機器があるのを見つけました。
中国で大ヒット中の「一生ネットが無料になる機器」とは!?
製品はUSBで接続する無線LAN子機ですが特長としては、
- 電波の出力が強力なため、遠くのアクセスポイントまで発見できる。
- 無線LANの暗号を解析するソフトが付属している。
どういうことか簡単に言うと、「他人の無線LANを使ってタダでインターネットが使えてしまえる。」ということなんです。
ただし、この製品は日本での使用は電波法に触れるのと、他人の無線LANを利用するのはもちろん違法です。
Amazonでは販売されているようですが、自己責任で無線LAN子機としてだけ使ったり、自分の家の無線LANの暗号を解析してみるとかの実験くらいならいいかもしれませんね。
まとめ
今回ご紹介した方法は、もし自分のインターネットの使い方や環境とマッチするのであれば実践してみてください。特に2でご紹介したスマホのテザリング利用は簡単に試しやすいと思います。
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