
WiMAX2+に通信速度が最大1.2Gbpsの端末W06があります。
この記事では、W06の特徴や機能の紹介と、旧端末とのスペック比較、そしてW06を申し込めるWiMAX2+プロバイダのキャンペーン比較をして、どのプロバイダで申し込むのが一番お得なのかもお伝えしていきますね。
W06が気になる人はぜひ参考にしてください。それでは、見ていきましょう。
※表記している価格は税込みです。
目次
W06の特徴・機能はどんな感じ?
W06は、P10やMate 10 proなど評価の高いスマホで世界的にシェアが伸びてきているHUAWEI(ファーウェイ)製のモバイルWi-Fiルーターです。
- 下り速度が全端末の中で1番速い最大1.2Gbps
- 高性能アンテナ搭載でつながりやすさ向上
- 3つのモードでパフォーマンスが選べる
W06には上記のような特徴や機能がありますが、順番に見ていきましょう。
下り速度が全端末の中で1番速い
W06は下りの最大速度が1.2Gbpsとなっていて、これまでの従来の端末758Mpbsに比べるとかなり速度UPをしています。
ただし、下り最大1.2Gbpsについては条件があり、USBケーブルを使用した際の接続(有線接続)をしている時に限ります。コンパクトなんで、有線接続してもそこまで邪魔にならないです。ちなみにWi-Fiでの接続時は最大867Mbpsになります。
また、使用するエリアが東京都、埼玉県、愛知県、大阪府であることや、端末側でハイパフォーマンスモードを設定していないとこの回線速度では使えません(ノーマルモード・バッテリーセーブモードは速度が抑えてバッテリーとのバランスを取るため)。
ただし、上り速度はW05より遅くなった…
下りの速度に関しては前身のW05よりも速くなりましたが、上りの速度に関しては遅くなってしまいました。W05では上りの回線速度が112.5Mbpsなのに対し、W06では75Mbpsになりました。
ただし、こちらも使用するエリアが東京都、埼玉県、愛知県、大阪府であること、且つ、ハイスピードプラスエリアモードを使っている時に限ります。
繋がりやすさが20%アップ
W06では高性能ハイモードアンテナが搭載されたことで、つながりにくかった場所でも受信速度が20%アップしています。
通信の安定性が向上していますので、ご自宅内や外出先で繋がりにくかった場所でも快適にWi-Fi通信ができるようになりました。
3つのモードでパフォーマンスが選べる
W06は、回線速度とバッテリー消費のバランスを3つのモードから選ぶことができます。
充電しながら使うときはハイパフォーマンスモード、カフェなどで使う時にはバッテリーの持ちが良いバッテリーセービングモードというような使い分けができます。
ハイスピードモード (WiMAX2+) | ハイスピードプラスエリアモード (WIMAX2+、LTE) | |
---|---|---|
ハイパフォーマンス | 約7時間10分 | 約5時間 |
スマート(ノーマル) | 約9時間 | 約6時間40分 |
バッテリーセーブ | 約11時間40分 | 約10時間 |
これはWi-Fiテザリングで使った時の連続通信時間ですが、省電力のBluetoothテザリングを使うことによって、下りの通信速度が数Mbpsになる代わりにさらに通信時間が伸びますよ。
ノマド的にカフェでブログを書いたり、調べ物をしたりなら事足りるのではないでしょうか。
旧端末W05とのスペック比較
次に、一つ前のモデルW05とのスペック比較をしてみます。
W06 | W05 | |
---|---|---|
端末 | ![]() | ![]() |
回線速度 | 下り:最大1.2Gbps 上り:最大75Mbps | 下り:最大708Mbps 上り:最大112.5Mbps |
対応ネットワーク | WiMAX 2+/4G LTE | |
連続通信時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス:約7時間10分 ・スマート:約9時間 ・バッテリーサービス:約11時間40分 ■ハイスピードプラスエリアモード(WIMAX2+、LTE) ・ハイパフォーマンス:約5時間 ・ノーマル:約6時間40分 ・バッテリーセーブ:約10時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス:約6時間30分 ・ノーマル:約9時間 ・バッテリーサービス:約10時間30分 ■ハイスピードプラスエリアモード(WIMAX2+、LTE) ・ハイパフォーマンス:約4時間20分 ・ノーマル:約6時間30分 ・バッテリーセーブ:約9時間10分 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetoothテザリング | 可能 | |
Wi-Fi最大接続数 | 16台 | 10台 |
サイズ | W128×H64×D11.9mm | W130×H55×D12.6mm |
重量 | 約125g | 約131g |
カラー | ・ブラック×ブルー ・ホワイト×シルバー | ・ブラック×ライム ・ホワイト×シルバー |
他にはバッテリー容量が2,750mAhから3,000mAhに大きくなっています。液晶画面の大きさや解像度(2.4インチTFTタッ チ液晶/解像度320×240)には変わりがありません。
スペック的に一番違うところは下りの回線速度ですね。W06はW05に比べて下りの速度は約1.7倍も向上しています5倍となっています。他に関しては、一度にWi-Fi接続できる台数が増えたぐらいですかね。
ただし、お伝えしたように最大速度で使うには、東京都、埼玉県、愛知県、大阪府の提供エリア内でLTEオプションも付けている必要があるためすべての人がこの性能の恩恵を受けられるわけではありませんので注意しましょう。
一番お得なW06のキャンペーンはどこ?
W06の特徴やスペックはお分かりいただけたと思いますが、WiMAX2+は提供しているプロバイダごとにキャンペーンが違ってきます。
ここからは、「W06をどこから申し込むのが一番お得なのか?」を見ていきます。
分かりやすく比較するために、W06を扱う主要なWiMAXプロバイダのキャンペーン・料金を含めて比較表にしてみました(標準と比較するためにあえて本家のUQ WiMAXも入れています)。
GMOとくとくBB | Broad WiMAX | UQ WiMAX | |
---|---|---|---|
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
端末代 | 0円 | 0円 | 16,500円 |
利用開始月※1 | 日割り | 日割り | 日割り |
1・2ヶ月目 | 3,969円 | 2,999円 | 4,268円 |
3~24ヶ月目 | 4,688円 | 3,753円 | |
25ヶ月目~ | 4,413円 | ||
キャッシュバック※2 | 32,000円 | ー | ー |
契約期間 | 3年 | 3年 | 3年 |
3年間でかかる費用合計 | 138,630円 | 144,820円 | 156,948円 |
契約期間の月平均金額 | 3,850円 | 4,022円 | 4,359円 |
※2 キャッシュバックは最大でもらった金額で計算。
W06の取り扱いプロバイダは結構ありますが、主要なところではこの3つになります。
こうやって見てみると月平均で払う金額としてはGMOとくとくBBが一番高いように見えます。ですが、3年間でかかる月額料金・初期費用から最大32,000円のキャッシュバックを相殺すると138,630円となり、それを踏まえると月平均は3,850円になるため、GMOとくとくBBが一番安い計算になるのです。
月額料金は少々高くてもキャッシュバックをもらえる方が良いという人はGMOとくとくBB、やっぱり月額料金は安い方が良いという人はBroad WiMAXがおすすめです。
どのプロバイダを選んだとしても全て同じUQコミュニケーションズの通信設備を使うため通信速度は変わらないので、キャンペーン・料金でえ選ぶのが賢い選択です。
W06はどんな人向きなの?
『通信速度ができるだけ速い端末を使ってみたい』という人にはW06は向いています。特に、東京都、埼玉県、愛知県、大阪府の提供エリア内でau LTEオプションも使いたい人は回線速度の恩恵も受けられるため向いていると言えます。
また、なるべくキャンペーンでお得に申し込みたいという人にも、最大32,000円キャッシュバックがもらえるGMOとくとくBBがあるので良いでしょう。
注意点ですが、LTEオプションを使う月はギガ放題プランであっても月間7GBのデータ容量制限を受けてしまうので注意しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はWiMAXのギガビット超え端末W06の特徴やスペック、そしてキャンペーン比較をお伝えしてきました。
比較してみた結果、W06を申し込むのであれば
ということが分かりました。
是非この記事をW06、そしてWiMAXプロバイダを選ぶ時の参考にしてみてくださいね^^