
ちまたでは、スマホを使ったBluetoothテザリングがアツイようですが、WiMAX2+の中にも端末で唯一、Bluetoothテザリングできる機種があります。それが、Speed Wi-fi NEXT WX01です。薄くて軽いので、持ち運びにも便利な機種です♪
この記事では、WiMAX wx01ユーザーの方向けにBluetoothのテザリング設定方法をお伝えします。これを読めば、今すぐBluetoothテザリングが使えるようになりますよ。
「テザリングって聞いたことはあるけど、なんぞや?」という人もいると思いますので、まず説明していきます。
目次
1.テザリングとは
スマホなどのインターネット回線を利用して、ノートPCのような機器をインターネットにつなげる機能を指します。
テザリングでは、スマホが無線のアクセスポイントのような役割をして、他のノートPC・タブレットなどをインターネットにつなぐことができます。
スマホと他の機器をつなぐ方法としては、Wi-fi/Bluetoothの無線接続か、USBケーブルを利用した有線接続があります。ちなみに、テザリングのテザー(tether)は英語で「つなぎとめる」の意味です。
2.なぜBluetoothテザリングなのか?
Bluetoothテザリングについては色々な記事でメリットが取り上げられていますが、ズバリ!「消費電力が低いからバッテリーの減りが遅い!」これにつきます。
今までの主流だった、Wi-fiテザリングは通信速度は速いですが母艦となるスマホなどの機器と、それにWi-fiでテザリングするノートPCなどのデバイス双方のバッテリー消費が激しく、外出先などで電源を探したり、モバイルバッテリーが必要だったりと大変でした。
それに比べ消費電力が低いBluetoothをテザリングに使うことで、機器のバッテリーの消費が抑えられ、Wi-fiテザリングより長い時間インターネットを使える利点があるからです。特に「外出先で電源確保が難しいがインターネット環境が必要」な時にとても重宝します。
Wi-fiとBluetoothの違いについては「Wi-fiとBluetoothは何が違うかわかりますか?」を読んでくださいね。
3.wx01のBluetoothテザリング
3-1.wx01の特長
wx01はBluetoothテザリングで7台同時に接続が可能です(そんな同時に使うことはないと思いますが…)。Bluetooth接続時はWi-fi接続よりも長い時間使えます。
同時接続台数 | Wi-Fi機器:10台, USB:1台 または、Bluetooth機器:7台、USB1台(BTテザリング設定時) |
---|---|
連続通信時間 | Wi-Fi接続時 WiMAX 2+(ハイパフォーマンスモード※):約400分 WiMAX 2+(省電力モード※):約520分 WiMAX:約680分 Bluetooth接続時 WiMAX 2+(ハイパフォーマンスモード※):約480分 WiMAX 2+(省電力モード※):約620分 WiMAX:約810分 |
3-2.設定方法
それでは、具体的にwx01の設定方法を見ていきます。
① wx01のボタンをどれかを押して画面を表示させ、赤枠部分の「SET」ボタンを押す。
② メニューが下の「LAN側無線選択」画面になるので、「SET」ボタンを押す。(これと違うメニュー画面が出る場合は、隣の[SELECT]ボタンを押してメニューを進めると下の画面が出てきます。)
③ 下の「LAN側無線選択」画面で、[SELECT]を1回押し、矢印を「Bluetooth」に合わせ「SET」を押す。
④ 始めの画面に戻るので、再度、「SET」ボタンを押しメニューを開き、[SELECT]ボタンを5回押すと下の「「Bluetoothペアリング設定」」メニューが出るので、「SET」ボタンを押す。
⑤ 下の「Bluetoothペアリング設定」画面が出るので、「YES」の状態で「SET」ボタンを押す。
⑥ 画面が下のように、「ペアリング待受中」になるので、ペアリングしたい機器でBluetoothをオンにします。
⑦ Bluetoothをオンにした機器と、wx01がお互いに認識すると下のように「”機器名”にペアリングします}という画面になるので、そのまま「SET」を押す。
ペアリングしたい機器側でも、同じような表示が出ますのでペアリングをする選択をしてください。(画面はAndroidです)
wx01の表示画面に、数秒「ペアリングに成功しました」と表示されればペアリングの設定は完了です!
次に、確認をします。
wx01の表示画面の赤枠部分が「」ではなく、「B」に変わりBluetooth通信になっていることがわかります。
これで、ペアリングした機器側の、Bluetooth設定で接続を行うとBluetoothテザリングが無事に完了!wx01の表示画面にも、接続台数が表示されます。
3-3.Tips
wx01にはスマホ用アプリも用意されているため、例えばテザリングをしているスマホ等の端末側からwx01を休止モードにしたり、起こしたりといった事が可能です。わざわざバッグからWiMAXを出さなくてもいいので楽ですよね♪
4.まとめ
以上のように、そんなに難しいことなくBluetoothテザリングは設定できます。一度、ペアリングをしてしまえば設定は残ったままなので必要な時は、Bluetoothをオン→接続で簡単に使えますよ!試せる環境の方は、ぜひ一度はBluetoothテザリングをやってみてください。また、今後の記事でWi-fi/Bluetooth/USBそれぞれのテザリングでの通信速度を比較していこうと思います。
ついでですが、僕が今まで調べた中でお得だなと思えるWiMAXもご紹介しておきます。
『GMOとくとくBB WiMAX』
GMOが提供しているWiMAXサービス。なんといってもキャッシュバック金額の高さと、月額料金の安さが特徴です。
ただし、デメリットもありキャッシュバックを貰うまでの手続きが大変なところと、解約をするための手続きがWeb完結ではなく書面のやりとりもあるので、気を付けないと余分に1ヶ月分の月額費用を取られてしまいます。
キャッシュバック手続きをきちんと把握した上で申し込まないと、「キャッシュバック申請の期限が切れてて貰えなかった(泣)」となってしまうので気を付けてください。
◆公式サイト:GMOとくとくBB WiMAX 2+
『BIGLOBE WiMAX 2+』
大手プロバイダ BIGLOBEが提供するWiMAX。キャンペーンとしてはGMOとくとくBBには適いませんが、キャッシュバックが20,000円貰えます。Gポイントは選ばなくていいと思います(笑)
キャッシュバックを選んでも、
- 金額が比較的高め
- 受け取り方法がとてもシンプル
なので貰い忘れがないので安心です。なぜなら、僕が一度体験しているので断言できます。アンケートに答えておけば、キャッシュバック申請などはする必要もなく、
時期になったらBIGLOBEから郵便為替が届きました。それを郵便局に持って行って換金。以上…楽ちんですね。
ちなみに当時(WiMAX)のキャッシュバック金額は15,000円でした。今は17,000円も貰えるので羨ましい…
◆公式サイト:BIGLOBE WiMAX 2+