
新型コロナウイルスの影響によって、会社での勤務から「テレワーク(在宅勤務)」になった人も多いでしょう。自宅のネット回線を利用してデスクワークやWeb会議を行う必要があり、モバイルルーター(ポケットWiFi)の需要が高まっています。
しかし、申込みが殺到し、受付停止となるモバイルルーターが続出しているため「どこも申し込めない!」とお困りの方もいるはずです。
今回は2021年1月現在、新規受付中のおすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)を紹介し、在宅勤務(テレワーク)のモバイルルーターの選び方も解説していきます。
テレワークにおすすめのモバイルルーター 7選
在宅勤務(テレワーク)におすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)は以下の7社です。
サービス名 | 月額料金(通信量) | 契約期間 | 解約金 |
---|---|---|---|
MONSTER MOBILE | 2G/日:2,980円 3G/日:3,480円 5G/日:3,980円 | なし | なし |
2G/日:2,480円 3G/日:2,980円 5G/日:3,480円 | 1年 | 1年目:9,800円 2年目以降~:3,000円 | |
FUJI Wifi | 2,600円~(30GB/月) 2,900円~(50GB/月) 3,950円~(100GB/月) 3,950円~(毎日5GB) 4,950円~(毎日10GB) | なし | なし |
縛りなしWiFi | 3,000円(20GB/月) 3,250円(50GB/月) 3,300円(2GB/日) 4,300円(10GB/3日) | なし | なし |
STAR WiFi | 3,380円(大容量) 3,680円(無制限) | なし | なし |
どこよりもWIFI | 2,780円(20GB) 3,480円(50GB)※受付中止 3,780円(100GB) 4,480円(200GB) | なし | なし |
2,280円(20GB) 2,980円(50GB)※受付中止 3,080円(100GB) 3,980円(200GB) | 2年 | 9,500円 | |
それがだいじWiFi | 3,250円(100GB/月) | 2年 | 4,500円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 1〜2ヶ月目:2,590円 3〜24ヶ月目:3,344円 25ヶ月目~:4,263円 (10GB/3日) | 3年 | 9,500~19,000円 |
テレワークはいつ終了するか分からないので、2年や3年の契約期間があると解約時に解約金が発生してしまいます。そのため、今回の7選はいつ解約しても解約金がかからない「契約期間のないWiFi」を中心にピックアップしました。
MONSTER MOBILE
画像引用元:公式サイト
縛りなしプラン | 1年契約プラン | ||
---|---|---|---|
月額料金 | 2G/日 | 2,980円 | 2,480円 |
3G/日 | 3,480円 | 2,980円 | |
5G/日 | 3,980円 | 3,480円 | |
事務手数料 | 3,000円 | ||
端末代金 | 0円 | ||
最大通信速度 | 下り:150Mbps/上り:50Mbps | ||
エリア | ドコモ、au、ソフトバンク | ||
契約期間 | なし | 1年 | |
解約金 | なし | 1年目:9,800円 2年目以降~:3,000円 |
2020年10月にサービスを提供開始したばかりの「MONSTER MOBILE」。端末は11/6(金)から順次発送となります。
MONSTER MOBILEの特徴はとにかく料金が安いこと。プランは3つありますが、どれを他社サービスと比較しても断トツで安いです。
MONSTER MOBILEでは月間ではなく1日の通信量が決められていて、2G/日なら1日2ギガまで使えます。月間でどのくらい使えるかというと、2G/日なら63GB、3G/日なら93GB、5G/日なら155GBまでとなります。
モバイルルーターでは珍しく、通信量が足りなくなったらギガを途中を追加することもできます。500GBで225円、1GBで330円、3GBで665円…と、必要なだけ足せるので便利です。
マルチキャリア対応のため、エリアはドコモ、au、ソフトバンクと広くどこにいても最適な回線を掴んで繋がってくれます。また、海外利用もできます。
MONSTER MOBILEは契約期間の縛りのない縛りなしプランなら、いつ解約しても解約金がかからないのでテレワークにも最適です。縛りありプランは更新月以外に解約すると解約金がかかりますが、2年目以降の解約金は3,000円という安さなので、1年使って解約するというのもアリかもしれません。
・月額料金がモンスター級に安い
・縛りなしプランならいつ解約しても解約金がかからない
・ギガを追加できる
・海外で利用できる
デメリット
・支払いにデビットカード、プリペイドカードが使えない
2021年3月31日までにNTTグループカードに入会しモンスターモバイルの利用料金をカードで支払うと、月額料金が1年間、毎月500円割引になるキャンペーンを実施中です。総額で6,000円もお得になるキャンペーンなので、これから申し込む方はぜひチェックしてみてください。
FUJI Wifi
画像引用元:公式サイト
通常コース | デポコミコース | ||
---|---|---|---|
月額料金 | 30ギガ | 3,100円 | 2,600円 |
50ギガ | 3,400円 | 2,900円 | |
100ギガPlus | 4,450円 | 3,950円 | |
毎日5GB | 4,450円 | 3,950円 | |
毎日10GB | 5,450円 | 4,950円 | |
事務手数料 | 3,000円 | ||
端末代金 | 0円 | ||
最大通信速度 | 下り:150Mbps/上り:50Mbps | ||
エリア | ソフトバンク(30ギガプランならauやドコモも選べる) | ||
契約期間 | なし | なし ※契約時に5,000円のデポジットを預け入れる | |
解約金 | なし |
「FUJI Wifi」は、契約期間がなくいつ解約しても解約金がかからないモバイルルーターです。テレワークが終了したら解約できるため、解約金の心配をせずに気軽に契約することができます。
月間の通信量は30GB、50GB、100GBの3種類から選べるので、仕事のみに使うのか、ネットサーフィンなどにも使うのか、動画を長時間見るのか、などによって自分に合ったプランを選べます。価格も2,000円台から使えるので業界最安級ですね。
ヘビーユーザーは毎日5GBまたは毎日10GBを選べば、月間150GB・300GB使えるのでほぼ無制限です。100ギガPlusプランなら、通信容量の上限を超えても最大1Mbpsでの通信が可能です。
FUJI Wifiには通常コースとデポコミコースの2種類のコースがあり、通常コースはいつ解約しても解約金がかかりません。デポコミコースも契約期間・解約金はないのですが、契約時に5,000円のデポジットを預け入れる必要があります。このデポジットは1年後に戻ってきますが、1年以内に解約すると戻ってこないので注意しましょう。
・いつ解約しても解約金がかからない
・月額料金が安い
・12月から月額料金キャッシュバック or 事務手数料無料キャンペーン実施中
デメリット
・支払いにデビットカード、プリペイドカードが使えない
※公式サイトが表示されたあと、「WEBで簡単申し込み」をクリックするとプランなどの詳細が確認できるぺージに飛べます。
縛りなしWiFi
画像引用元:公式サイト
20GBプラン | 50GBプラン | 通常プラン | WiMAXプラン | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,000円 | 3,250円 | 3,300円 | 4,300円 |
通信量 | 20GB/月 | 50GB/月 | 2GB/日 | 10G/3日 |
事務手数料 | 3,000円 | |||
端末代金 | 0円 | |||
最大通信速度 | 612Mbps | 1.2Gbps | ||
機種 | 801ZT,601HW,FS030W | W04,W05,WX05,W06 | ||
エリア | ソフトバンク | WiMAX2+ au 4G LTE | ||
契約期間/解約金 | なし |
※WiMAXプランは現在売り切れです。
「縛りなしWiFi」は、契約期間がなくいつ解約しても解約金0円のモバイルルーターです。契約期間がある「縛っちゃうプラン」もありますが、他のサービスよりも割高なためここではお得な「縛りなしプラン」のみ紹介しています。
「縛りなしプラン」は契約期間による縛りがないため、テレワークなどの短期利用を考えている方にもおすすめです。
料金プランは「20GBプラン(20GB/月)」「50GBプラン(50GB/月)」「通常プラン(2GB/日)」「WiMAXプラン(10GB/3日)」の4つが用意されており、WiMAXプランではWiMAXの機種を使うことができます。WiMAXは縛りなしWiFiの取り扱い端末の中でも一番使える容量が多く、速度も速いです。
WiMAXプラン以外のプランはソフトバンクの端末、WiMAXプランはWiMAXの端末が届きますが、利用する機種は選べませんので注意しましょう。
・いつ解約しても解約金がかからない
・WiMAXが使える
デメリット
・機種が選べない
STAR WiFi
画像引用元:公式サイト
新大容量プラン | 無制限プラン | |
---|---|---|
月額料金 | 3,380円 | 3,680円 |
事務手数料 | 2,980円 | 3,980円 |
端末代金 | 0円 | 0円 |
最大通信速度 | 612Mbps | 150Mbps |
通信量 | 大容量 | 無制限 |
エリア | ソフトバンク | |
契約期間/解約金 | なし |
「STAR WiFi」は契約期間の縛りがなく、無制限で使えるプランまで用意しているモバイルルーターです。
「新大容量プラン」は月額3,380円とリーズナブルになっているので、短期のテレワーク用に安く使いたい方にもぴったりです。通信量についてはホームページに記載がありませんが、SNS上の口コミによると月間100〜150GBくらいで速度制限がかかるようです。
star wifi やっぱり 100GB あたりが上限っぽいな、、、200GB だったらなんとかなりそうだけど 100GB は半月くらいしか持たへんでぇ、、
— hawksnowlog (@hawksnowlog) January 27, 2019
月間100〜150GBもあれば、テレワークの利用だけでなくプライベートにも使うことができるので、ネットサーフィンや動画・音楽の視聴なども楽しめます。
また、「無制限プラン」は文字通り無制限で使えます。著しくネットワークを占有するレベルの通信を行うと速度制限がかかりますが、普通に利用している分には問題ないでしょう。
現在、7日以内の返却で事務手数料と月額料金が戻ってくる「7日間お試しプラン」も実施中です。いきなり契約するのは不安、という方は利用してみるといいですよ。
・いつ解約しても解約金がかからない
・大容量のモバイルルーターの中ではかなりリーズナブル
・7日間のお試しプランを実施中
デメリット
・新無制限プランの事務手数料が若干高め
どこよりもWIFI
画像引用元:公式サイト
しばりなしプラン | しばりありプラン | |
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月額料金 | 2,780円(20GB) 3,480円(50GB)※受付中止 3,780円(100GB) 4,480円(200GB) | 2,280円(20GB) 2,980円(50GB)※受付中止 3,080円(100GB) 3,980円(200GB) |
事務手数料 | 0円 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 | |
最大通信速度 | 150Mbps | |
エリア | ソフトバンク | |
契約期間 | なし | 2年 |
解約金 | なし | 9,500円 |
※50ギガプランは受付中止中です。
「どこよりもWIFI」は、契約期間の縛りがないプランと縛りがあるプランを用意したモバイルルーターです。
料金も100GB以内で月額3,000円前後とリーズナブルにまとめられていますし、縛りなしプランでは好きな時に解約できるメリットは大きいですね。しかし、20GBの場合は仕事内容によってはデータ量が足りない可能性も考えられるので注意してください。50GBの大容量なら、仕事内容によってはテレワークだけでなくプライベートでも使えそうですね。
2年縛りがあっても大丈夫なら、「20GB:2,280円」「50GB:2,980円」「100GB:3,080円」「200GB:3,980円」といったよりお得なプランも用意されています。
・「縛りなしプラン」ならいつ解約しても解約金がかからないし、事務手数料も無料
・料金がリーズナブル
デメリット
・特になし
それがだいじWiFi
画像引用元:公式サイト
月額料金 | 3,250円 |
---|---|
事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円(実質無料) |
通信量 | 100GB/月 |
速度 | 最大150Mbps |
エリア | ドコモ、au、ソフトバンク |
契約期間/解約金 | 2年/4,500円 |
「それがだいじWiFi」は、月間100GBという大容量でありながら3,250円という安さで使えるモバイルルーターです。
月間100GBも使えるので、テレワークのビジネス利用の他に、プライベートでネットサーフィンや動画・音楽の視聴なども楽しめます。
また、海外利用にも対応しており世界134ヶ国で利用可能です。海外出張の際にSIMの差し替えも不要で、端末を持っていくだけでいいのは楽ちんですね。
注意点は契約期間があること。それがだいじWiFiは2年契約のため、更新月(24ヶ月目)以外の解約には解約金がかかってしまいます。また、24ヶ月以内に解約すると端末代として1,000円×契約残月数の料金がかかります。ただ、解約金の4,500円は他社の約半額と安めの設定になっています。
それがだいじWiFiは月途中で契約しても日割りの計算にはならないので、月初めから利用開始するのがおすすめです。申し込み時に備考欄に「翌月利用開始希望」と記載すれば、前月に事前申し込みもできます。
・月間100GBも使えてしかも安い
・海外でも使える
デメリット
・更新月以外に解約すると解約金がかかる
・24ヶ月以内に解約すると端末代の残債がかかる
GMOとくとくBB WiMAX2+

パターン1 (キャッシュバック) | パターン2 (月額大幅割引) | ||
---|---|---|---|
月額料金 | 1〜2ヶ月目 | 3,609円 | 2,590円 |
3〜24ヶ月目 | 4,263円 | 3,344円 | |
25ヶ月目~ | 4,263円 | ||
事務手数料 | 3,000円 | ||
端末代金 | 0円 | ||
速度 | 最大1.2Gbps | ||
通信量 | 10GB/3日 | ||
エリア | WiMAX 2 + au 4G LTE | ||
契約期間 | 3年 | ||
解約金 | ~12ヶ月目:19,000円 13~24ヶ月目:14,000円 26ヶ月目~:9,500円 | ||
キャッシュバック | 最大32,000円 | ー |
「GMOとくとくBB WiMAX2+」は高額キャッシュバックが魅力のモバイルルーターです。
最大32,000円の高額キャッシュバックがもらえるパターンと、高額キャッシュバックのない月額料金大幅割引のパターンのどちらかを選べます。高額キャッシュバックは約1年後の受け取りとなるので、すぐにお得に使いたい方は月額料金大幅割引の方がおすすめです。
端末は、外出先でも使えるモバイルルーターと自宅のみで使用するホームルーターの2種類があります。機種によってキャッシュバック金額は異なります。
機種 | 最大通信速度 | キャッシュバック | |
---|---|---|---|
WX06 | ![]() | 440Mbps | 28,500円 |
W06 | ![]() | 1.2Gbps | 28,500円 |
HOME 02 | ![]() | 440Mbps | 32,000円 |
HOME L02 | ![]() | 1Gbps | 30,000円 |
WiMAX端末は最大通信速度が1.2Gbpsで、遅い端末でも440Mbpsと他のモバイルルーターと比べて圧倒的に速度が速いです。
ただし、契約期間は3年のため3年以内の解約には解約金がかかってしまいますので気をつけましょう。
WiMAXは無制限を謳っていますが、実際は「3日間で10GB」の通信量を超えると速度制限がかかり1Mbpsに低速化します。ただ、1Mbpsくらいの速度なら低~中画質程度の動画を見ることは可能です。
・速度が速い
・高額キャッシュバックがもらえる
デメリット
・更新月以外に解約すると解約金がかかる
テレワークにモバイルルーターを使うメリットは2つ
ネット回線には主に「光回線」と「モバイルルーター(ポケットWiFi)」の2つがあります。光回線は通信速度に優れ、有線で接続するため安定感もあり、在宅勤務に向いているのでは?と思う方も多いでしょう。
しかし、これからテレワークを始めるという方にとって、モバイルルーターは次のメリットがあります。
- 光回線は工事が必要で開通まで時間がかかる(モバイルルーターは工事不要)
- モバイルルーターの方が月額料金が安い
やはり光回線で最大のネックになるのは「工事」です。
光回線では自宅まで光ケーブルを引き込む工事を行う必要があり、申し込みから開通までに時間がかかります。サービスによっては、利用開始まで1〜2ヶ月かかることもあり、これからテレワークのには間に合いません。
また、月額料金についてもモバイルルーターの方が圧倒的に安いです。光回線の月額料金は「戸建て:5,000円程度」「マンション:4,000円程度」というのが一般的ですが、モバイルルーターだと2,500円〜4,000円ぐらいの幅で利用できます。
仕事とプライベートでネット回線を分ける場合などを考えても、かかるコストは安いに越したことはありません。
テレワークに使うモバイルルーター選びの4つのポイント
テレワークで使うモバイルルーター(ポケットWiFi)を選ぶ基準についても理解していきましょう。
「どのようなポイントに注目しながらモバイルルーターを選べばいいのか」
「自分が何を重要視するのか」
「モバイルルーターを使う目的は何か」
などを意識しながらサービスを比較してみてください。
1.最大通信速度は出ない
モバイルルーターの端末スペックのところに「下り最大〇〇Mbps」といった通信速度が記載されていますが、基本的に「最大通信速度は出ない」と考えてください。
あの数値は「ベストエフォート値」といい、理論上可能な最大速度を記載したに過ぎず、日常的に出る通信速度はもっと遅くなります。そのため、モバイルルーターの通信速度を比較する際には「実測値」を重要視すべきです。
実際には、最大通信速度が150Mbpsのモバイルルーターなら、実測値で1~30Mbpsくらい出るのが一般的です。もちろん実測値は利用環境によって異なります。
利用するネットサービスなどに必要な通信速度が出ているモバイルルーターであれば、問題なく利用できると判断できます。
例えば、Web会議などで使用される「Zoom」が推奨する通信速度は下記の通りです。
通話 | 60~80Kbps |
---|---|
ビデオ通話 | 600Kbps |
ビデオ通話(HD) | 1.2Mbps |
ビデオ通話(グループ) | 1.2Mbps |
通常のインターネット利用の用途別の通信速度は下記の通りです。
メールの受信、SNS、LINE | 1Mbps~ |
---|---|
ウェブサイトの閲覧 | 5Mbps~ |
Youtubeの動画の視聴(低~普通画質) | 5Mbps~ |
基本的に各ネットサービスを利用するのに求められる通信速度はそこまで高くありません。
常時10Mbps出るモバイルルーターであれば、テレワークでも問題なく使えるでしょう。
2.通信量が十分かどうか
モバイルルーターには毎月利用可能なデータ容量が定められています。WiMAXだと容量無制限のプランも用意されていますが、サービスによっては月間利用量に制限が加えられています。
テレワークでは、Web会議、メールの送信、その他サイトの閲覧など、さまざまな用途でデータ量を消費します。
容量制限や速度制限にかからないためにも、各サービスでどれぐらいのデータ量を消費しているかを把握しておきましょう。
メール | 1送受信:500KB 50万送受信:約1GB |
---|---|
Zoom | 音声通話(10分):約6MB ビデオ通話(10分):約100MB |
Webサイト閲覧 | 1ページ:約1.6MB 625ページ:約1GB |
メールやWebサイト閲覧で制限にかかる心配はありませんが、ビデオ通話を利用したWeb会議を頻繁に行うとそれなりに大きな量となります。
Web会議を行う時間などを考えながら必要な容量のプランを選び、速度制限にも注意してください。
3.モバイルルーターには利用可能なエリアがある
モバイルルーターでは端末ごとに利用可能なエリアが定められています。
例えば、WiMAXであれば「WiMAX2+」と「au 4G LTE」と2つのエリアで通信が可能です。「WiMAX」「au」「ソフトバンク」「ドコモ」と端末によって対応しているネットワークを確認し、自分の家が通信可能かどうかを判断してください。
それぞれのエリアは下記のサイトから確認できます。
4.契約期間に注意
モバイルルーターには、「契約期間」と期間中の解約に対して発生する「解約金」が定められているものがほとんどです。例えば契約期間が2年間で解約金が10,000円なら、基本的に最低2年は使わないと解約金が発生してしまいます。そのため、最低2年は使うつもりで契約した方がいいです。
さらに注意したいのが端末代金が「実質無料」となっているモバイルルーターです。「実質無料」とは、分割払いの毎月の支払い分が割引されて無料になっているケースです。使っているうちは分割払いの端末代は無料なのですが、分割払いの期間中に解約すると端末の残債が一括で請求されてしまいます。
上記のことから、テレワークのときだけ使うなら、なるべく契約期間・解約金の縛りのないモバイルルーターを選ぶのがおすすめです。縛りのないモバイルルーターなら、テレワーク後にすぐに解約しても解約金がかかりません。端末代金も実質無料になっているものはなるべく避けた方がいいでしょう。
ただ、現在申し込めるモバイルルーターはとても限られており、縛りのないモバイルルーターは在庫切れが続出しています。
そのような時は、WiMAXのように契約期間があっても高額キャッシュバックがもらえるモバイルルーターを選び、キャッシュバックで解約金や端末の残債をカバーするのも一つの方法です。
もちろん、テレワーク後も使い続ける場合は、契約期間と解約金があるものでも大丈夫です。希望にあった条件のモバイルルーターを選びましょう。
まとめ
テレワーク(在宅勤務)におすすめなモバイルルーター(ポケットWiFi)を紹介しました。
今回ピックアップしたサービスは新規受付中となっているので、テレワークでネット回線を用意しなければならない人はチェックしてみてください。
モバイルルーターを選ぶ際は月額料金だけでなく、「実測値」や「ネットサービスの通信量」「利用可能エリア」「契約期間」などにも注目して自分に合ったサービスを選んでみましょう。