
以前、フレッツ光の「全戸加入プラン」の記事を物件オーナーさん向けで書きました。
今回は全戸加入プランが導入されている物件・これから導入される物件に住む入居者(全戸加入プランユーザー)向けに、メリットと注意点をお伝えしようと思います。
「自分が住んでいる物件に全戸加入プランが導入されるけど、変えた方がいいのかわからない」など心配な方がいましたら、この記事を読んでもらえれば「なんだ、こういう事なのね。」と納得できると思います。
※表記している価格は税込みです。
目次
「フレッツ光 全戸加入プラン」とは?
引用元 NTT東日本公式サイトより
「全戸加入プラン」とは、NTTが提供している光回線「フレッツ光ネクスト マンションタイプ」を全戸一括型として、建物の全世帯に提供するインターネットサービスです。
通常のフレッツ光マンションタイプはインターネットを使いたい各入居者がNTTと直接契約をしますが、全戸加入プランは物件オーナーや管理会社が全戸分の契約をNTTと交わし、物件の設備として「フレッツ光 インターネット無料」と打ち出し入居者へ提供できます。
「フレッツ光 全戸加入プラン」ユーザーのメリット
高速・高品質なフレッツ光が安く使える
ユーザーの1番のメリットとしては、フレッツ光のインターネットが安く使える点です。
通常、フレッツ光のマンションタイプは世帯数や設備・プロバイダによりますが、約3,500~5,500円ほど。
例えば、前から入居していて途中で「全戸加入プラン」が導入されたとします。そのため、管理費や共益費が月2,000円上がったとしても、個人で3,500~5,500円ほど払っているインターネット費用の負担がなくなるので、とてもお得です。
2年で考えると、84,000~132,000円のネット代が48,000円で済む計算になります。
また、個人契約でフレッツ光のファイミリータイプやマンションタイプ、フレッツADSLを使っているユーザーの場合は、回線の工事費用残額と解約手数料はかからずに「全戸加入プラン」への変更ができます。これはかなり嬉しいですね!
「フレッツ光 全戸加入プラン」の注意点5つ
上に挙げたようにユーザーのメリットは大きいですが、注意点もあるので5つほど挙げておきます。
- 全戸加入プランのプロバイダは選べるが数が少ないため、今使っているプロバイダを解約する必要がある。(契約更新月ならかからない)
- 利用中のインターネットがフレッツ以外の他社回線だった場合も、解約金がかかる場合がある。(契約更新月ならかからない)
- プロバイダは動的IPアドレスとなるため、オンラインゲームなどで固定IPを使っている人は今のプロバイダをそのまま使った方がいい。
- ひかり電話などのフレッツ光のオプションサービスは利用できるが、オプション料金は入居者の負担となる。
- 全戸加入プランでもNTTのIDは入居者ごとに割り振るため、入退去時は入居者がNTTに連絡する必要がある。
1・2番目に関しては、契約更新月を待って今使っているインターネットを解約するか、全戸加入プランへの乗り換えと同時に解約するかはきちんと計算をして、解約金など料金負担が少ない時に行うと良いでしょう。
3番目は、プロバイダ料金だけ今までどおり自分で支払うことになりますが、環境も変わらずに回線部分の料金が安くなる分、料金的にもお得と言えます。
4番目は、主に家族で住むような物件で使う人が多いと思います。オプション料金だけ自分で払ってもネット部分の料金が安くなるので、トータルで出費も減りますね。
5番目に関しては、オーナー・管理会社側からきちんと案内があるはずなので心配する必要はありません。入居後・退去前にNTTに一本電話連絡をしておくだけです。
まとめ
基本的に住んでいる物件に、「全戸加入プラン」が導入されるのであれば、乗り換えて間違いはありません。
ただし、固定IPを利用している人だけ注意しましょう。
僕の住んでいる物件にも全戸加入プラン導入してくれないかな…。
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