ソフトバンクエアーは初期契約解除制度が使える!8日以内なら無償解約が可能です

ソフトバンクエアーは初期契約解除制度が使える!8日以内なら無償解約が可能です

コンセントに挿すだけでWiFiが使えるソフトバンクエアー(SoftBank Air)は、その手軽さから高い人気を誇っているホームルーターです。

しかし、『ソフトバンクエアーは回線速度が遅い』という評判や口コミが多く、利用していて解約を考えている方も多いのではないでしょうか?

ソフトバンクエアーを申し込んだ後に、万が一『電波が入りにくい』『思うような速度が出ない』という場合には、「初期契約解除制度」(8日間キャンセル)を利用して無償解約することができます。

この記事では、「初期契約解除制度」の内容、手続き方法、キャンセル後におすすめのインターネット回線についてご紹介します。

また、解約金が発生してしまう方のために、高額キャッシュバックキャンペーンを実施中のインターネット回線も紹介していますので、是非参考にしてみてください。

※表記している価格は税込みです。

この記事の監修者椎名椎名(しぃ)

元新聞記者。当ブログ「internet-all」を立ち上げてから約8年間、インターネット回線に関する情報発信に携わってきました。ネット回線ナビゲーターとして、インターネット回線の選び方やお困りごとに関する無料相談を200件以上行ってきた実績があります。
@shey_blog

ソフトバンクエアーは8日以内なら「初期契約解除制度」で無償キャンセルできる

ソフトバンクエアーを実際に契約してみたものの、実際に使ってみたら『思うようにつながらない』『速度が遅い』という方も多いようです。

そんな時は、8日以内であれば「初期契約解除制度」によって、解約金なしで解約(キャンセル)することができます。

「初期契約解除制度」はクーリングオフのような制度

「初期契約解除制度」は、対象となる電気通信サービス契約について、契約書面の受領日(または開通日)から8日経過するまでの間、 利用者が契約を解除できるという「通信サービスにおけるクーリングオフ制度」です。

ソフトバンクエアーをはじめ、他の光回線サービスやWiMAXをはじめとしたポケット型WiFiなどでも、8日以内であればキャンセルできます。

総務省の公式サイトには以下のように記されています。

Q.「初期契約解除」ってなに?
A.初期契約解除制度とは、通信サービスの契約を結んで、契約書を受け取ってから8日以内であれば、一方的に契約を解約できるということを定めた制度です。

総務省 携帯電話ポータルサイトより引用

「お試し期間」という位置付けではない

「初期契約解除制度」は、あくまでも『使える前提で契約したけど、実際は思うように使えなかった』という人へ向けた救済措置のような制度で、「お試し期間」という位置付けではない点には注意が必要です。

そのため、事前に必ず自宅(利用場所)が提供エリアであるかどうかの確認はしておく必要があるので、ソフトバンクエアーの利用を検討している方は、以下の方法でエリア確認をしておきましょう。

  1.  ソフトバンクエアーの正規代理店に問い合わせる ⇒ こちら
  2. ソフトバンクエアーの電波を提供する会社で確認する ⇒ こちら

事前にご自宅(利用場所)が提供エリア内に入っていることを必ず確認してから申し込みを行いましょう。

「初期契約解除制度」でのキャンセル可能な期間は8日以内

「初期契約解除制度」を利用することで無償キャンセルが可能になりますが、8日以内に手続きをする必要があります

9日目以降になってしまうと「初期契約解除制度」でのキャンセルができなくなってしまうので注意しましょう。

初期契約解除制度でキャンセルできる「8日」とは?

「初期契約解除制度」によって定められている8日以内とは、「サービス提供開始日または契約書面受領日のいずれか遅い方から当該日を含む8日間」で、ソフトバンクエアーに当てはめると下記いずれか遅い方の日付を1日目として8日目までとなります。

  1. サービス提供開始日(Airターミナルが届いた日)
  2. 契約書面受領日

例えば、Airターミナル(ソフトバンクエアーの本体)が届き使い始めたとしても、契約書面を受領していなければ8日間のカウントは始まっていないことになります。

あくまで「遅い方(日付)から8日間」なので、この場合はソフトバンクエアーの開始日よりも遅い契約書面の受領日が1日目としてカウントされます。

不安な場合はソフトバンクに問い合わせをしてみましょう。

SoftBankサポートセンター
電話番号:0800-1111-820(通話料無料)
受付時間:10時~19時(平日のみ)

ただし、ソフトバンクエアーの利用開始日、または契約書面届いた日から8日間を過ぎてしまった場合は通常解約になってしまいます。

ですので、Airターミナルが届いたら早めに接続して、きちんとインターネットにつながるか、希望通りの速度が出るかということを確認しましょう。

「初期契約解除制度」はどういう場合に適用可能か?

「初期契約解除制度」では、以下の場合にキャンセルできます。

  1. 自宅、勤務先、通学先などで電波状況が不十分な場合
  2. 契約時に十分な説明がされなかった場合
  3. 契約書面が交付されていない場合

実際に、ソフトバンクの公式サイトには以下のように明記されています。

ご自宅・勤務先・通学先などの電波状況が不十分な場合、または十分な説明がなされていなかった場合や契約書面が交付されていない場合に、サービス提供開始日または契約書面受領日のいずれか遅い方から当該日を含む8日間、ご契約のキャンセルができます。
※ご申告内容によってはキャンセルをお受けできない場合があります。

ソフトバンク公式サイトより引用

ご注意いただきたいのが「※ご申告内容によってはキャンセルをお受けできない場合があります。」という点で、このことから『お試しで使ってみたかっただけ』という理由でのキャンセルはできないことが分かりますね。

キャンセル期間は8日間と限られているので、ソフトバンクエアーが届いたら早めにつないでみましょう。

ソフトバンクエアーの「初期契約解除制度」の手続き方法

「初期契約解除制度」の手続き方法は非常に簡単で、以下の流れでキャンセルが完了します。

ステップ1.8日以内にSoftBankサポートセンターへ電話をする

まずはじめに、ソフトバンクエアーの利用開始日、もしくは契約書面が届いた日から8日以内に、契約した店舗またはオンライン専用コールセンター(ネットで契約した人のみ)へ電話し、「初期契約解除制度」でキャンセルしたい旨を伝えましょう。

ソフトバンク オンラインセンター
電話番号:0800-919-5051(通話料無料)
受付時間:9時~21時

この電話の際、キャンセル希望と一緒に以下の情報を伝えます。

  • 契約者名
  • 連絡先電話番号
  • カスタマーIDもしくは申込書番号

ステップ2.Airターミナルをソフトバンクへ返却する

電話にてキャンセルの登録が完了したら、ソフトバンクにAirターミナル、電源アダプター、LANケーブルなど同封されていたものを全て返却します。

返却する際の送料は自己負担になります。

ソフトバンクエアーの「初期契約解除制度」で発生する費用は?

次に、「初期契約解除制度」にて免除される費用について見てみましょう。

原則として、Airターミナルの返却代金(送料)を除く以下の費用が免除になります。

「初期契約解除制度」で免除される費用

  • 事務手数料
  • 端末代金
  • 月額料金
  • 解約金

唯一発生する費用としては、Airターミナルを返却する際の送料のみで、事務手数料、端末代金、月額料金、解約金はかからずにキャンセルできます

8日以内であれば、事務手数料や解約金などの費用がかからずにキャンセルできるのは助かりますね。

ソフトバンクエアーを初期契約解除した後におすすめのインターネット回線2選

ソフトバンクエアーを「初期契約解除制度」でキャンセルする場合、新しくインターネット回線を探す必要があります。

ここでは、ソフトバンクエアーをキャンセルした後に利用するサービスとして、おすすめのインターネット回線2選をご紹介します。

最速のホームルーター「home 5G」

home 5G※ドコモ公式サイトより

ドコモが提供している「home 5G」は、ソフトバンクエアーと同じくコンセントを挿すだけでインターネットが使えるホームルーターです。

ホームルーターの中で最速で、平均実測速度は234.95Mbps(みんなのネット回線速度より、2023年1月20日時点)です。ユーザーからの評判も良く、一時期は店頭の在庫がなくなる程の人気ぶりでした。

常識的な使い方をしていれば速度制限にかかることはほとんどなく、いくら使っても速度制限がかからないという声が多いです。

速度4.2Gbps
(4G接続の場合は1.7Gbps)
月額料金4,950円
home 5G 本体価格1,100円×36ヶ月
月々サポート-1,100円×36ヶ月
事務手数料3,300円
契約期間・解約金なし

ドコモユーザーならドコモのスマホが毎月550~1,100円割引になり、家族のドコモスマホも最大10回線まで割引対象です(ahamoは対象外)。

プロバイダのGMOとくとくBBのキャンペーンサイトから申し込むことで、20,000円分のAmazonギフト券ももらえますよ。

home 5Gの機種代は月々サポートにより実質無料になりますが、36ヶ月以内に解約すると機器の残債がかかるため最低3年は利用するのがおすすめです。

home 5Gはドコモの携帯電話が利用できるエリアなら利用可能です。

万が一インターネットを利用できないほど電波状況が悪い場合は、こちらも初期契約解除制度により契約書を受領した日から8日以内であれば解約金なしで解約できます。

home 5Gについては下の記事で紹介しています。
ドコモのホームルーター「home 5G」の評判が良い理由!デメリットはある?

キャッシュバックキャンペーンを実施中「GMOとくとくBB WiMAX +5G」

GMOとくとくBB WiMAX +5G※GMOとくとくBBのキャンペーンサイトより引用

「GMOとくとくBB WiMAX +5G」は、ドコモ光のプロバイダとして有名なGMOとくとくBBが提供しているWiMAXサービスです。

こちらは持ち運びが可能なので、外出先でもインターネット接続が可能です。

ポケット型WiFiの通信速度は最大150Mbpsが多い中、GMOとくとくBB WiMAX +5Gは最大4.2Gbpsです。

「Speed Wi-Fi 5G X11」の実測速度は平均97.2Mbps(「みんなのネット回線速度」2023年1月20日時点より)と速いので、動画視聴もサクサク楽しめます。

 ギガ放題(2年)接続サービス
月額料金端末発送月:1,089円
1~12ヶ月目:3,784円
13~35ヶ月目:4,334円
36ヶ月目~:5,104円
事務手数料3,300円
端末代金27,720円
(770円×36回)
キャッシュバック25,000円
契約期間24ヶ月(自動更新なし)
解約金なし
プラスエリアモード利用料利用した月のみ1,100円

また、GMOとくとくBB WiMAX +5Gは申し込み時に25,000円のキャッシュバックがもらえます。

他社から乗り換えの場合は最大40,000円をキャッシュバックしてくれるため、ソフトバンクエアーを8日以内にキャンセルができず解約金が発生してしまっても補うことができますよ。

ただし、指定されたキャッシュバックの申請手続きがあるので忘れないようにしましょう。

WiMAX +5GはGMOとくとくBB以外にも、BIGLOBEをはじめ様々なプロバイダから提供されています。速度や利用端末、提供エリアに大きな差はないため、なるべく料金が安く、お得なキャンペーンを行っているGMOとくとくBBからの申し込みがおすすめです。

もし、『やっぱり光回線のインターネットを使いたい』『8日以内に間に合わずに通常キャンセルになってしまった』という方は、以下の記事でおすすめのインターネット光回線を紹介しています。

高額キャッシュバック、乗り換え時の費用負担など、キャンペーンも充実しているので、是非チェックしてみてください。

まとめ

今回はソフトバンクエアーの「初期契約解除制度」(8日間キャンセル)についてご紹介してきました。

ソフトバンクエアーの「初期契約解除制度」は、『契約したけれど思うような速度が出なかった』『電波が入りにくい』という場合の救済措置で、ソフトバンクエアーの利用開始日、または契約書面受領日から8日以内であれば無償キャンセルが可能ということが分かりました。

費用に関しても、事務手数料、端末代金、月額料金、解約金も無料になり、かかる料金はAirターミナルの返却代金(送料)のみです。

最速のホームルーター「home 5G」や、キャッシュバックキャンペーンを実施中の「GMOとくとくBB WiMAX +5G」と、初期契約解除後におすすめのインターネット回線もありますので、本記事を参考に最適なインターネット回線を見つけてくださいね^^

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