ホームルーターの2つのメリットと3つの注意点、おススメをまるっと解説

あなたは今、工事がいらないネット回線を探しているのではないでしょうか？光回線のような固定回線はどうしても

と面倒なところがありますよね。

工事がいらないネット回線があれば、これらの問題を全て解決してくれますが、そんな都合のいいネット回線はあるのでしょうか？…

その答えは、あるんです。

ホームルーターと呼ばれる据え置きタイプのネット回線を使うことによって、端末が届いたらすぐにネットを使うことができます。もちろん、工事もないですし作業員が来ることもありません。

この記事ではホームルーターの特徴や、おススメできる端末、メリットと注意点を順に解説していきます。ぜひ最後まで読んで、ホームルーターの知識を学んでくださいね。

※表記している価格は税込みです。

ホームルーターとはどんなもの？

ホームルーターは据え置きタイプの端末を、コンセントにつないで使います。

光回線の終端装置のように端末に物理的な回線を接続してネットにつなぐのではなく、電波を受信してネットにつなぐので工事がいらないという訳です。

ホームルーターとパソコンやスマホなどのデバイスとはWi-Fiで接続をするので、端末に電源を入れて、デバイス側でWi-Fiの接続さえすれば、すぐにネットが使えるようになります。

またホームルーター自体は、インテリア性が高いデザインでどんな部屋でもマッチしやすいので、よくありがちな終端装置や無線LANルーターのように「ランプがチカチカしている通信機器」とは見た目も違いスッキリしています。

一概に「ホームルーター」といっても種類があり、代表的なものには２つあります。

ドコモの回線を使う「home 5G」と、ソフトバンクの回線を使う「ソフトバンクエアー」です。この2つ、どのように選べば良いのでしょうか？

まずは機器のスペックから見ていきましょう。

	home 5G	ソフトバンクエアー
写真
サイズ (HxWxD)	約170×95×95mm	約225×103×103mm
本体重さ	約720g	約1,086g
通信方式	5G PREMIUM 4G LTE	5G方式：n77（3.7GHz,3.4GHz） 4G方式：AXGP（2.5GHz）、TDD-LTE（3.5GHz） 4G LTE方式：FDD-LTE（2.1GHz）
最大速度（下り）	4.2Gbps	2.1Gbps
Wi-Fi	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax	IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
WiFiクライアント最大接続数	65	128

外観はどちらもインテリアに馴染みやすいデザインになっていますが、ソフトバンクエアーの方が大きめです。

上記の最大速度は5G接続の場合で、5Gに対応しているエリアで利用しないとこの速度には対応していません。お住まいのエリアが5Gに対応しているかどうかは、以下のサイトで確認できます。

4Gエリアでの最大速度はhome 5Gが1.7Gbps、ソフトバンクエアーは838Mbpsで、ソフトバンクエアーの場合は利用場所によって速度が異なります。お住まいの場所の速度については、「SoftBank Air（ソフトバンクエアー）」住所別下り最大通信速度情報」で確認してみてくださいね。

月額料金などはさほど変わらず次のようになります。

月額料金は、ソフトバンクエアーを購入（分割払い）するのが一番安いです。

機器本体の代金はそれぞれ1,100円×36ヶ月、1,980円×36ヶ月ですが、同額の割引が入るので実質無料になります。

ただし、36ヶ月以内に解約すると残っている支払いの分を一括請求されるため、実質は3年縛りと思っておいた方がいいでしょう。

home 5Gは、「直近の3日間でデータ通信量が特に多いと速度制限がかかる場合がある」、と公式サイトに記載されていますが、口コミを見る限り今のところ速度制限はかかっていないようです。（1日10GB使っているという人もいます）

それに対して、ソフトバンクエアーは速度制限がありますが、その条件はあいまいで、「アクセスが混み合う時間帯（夜間など）や特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合」と記載されています。

また、速度制限が入ると128kbpsとなるので何もできなくなってしまいます。

	home 5G	ソフトバンクエアー
速度制限がかかる通信量	3日間のデータ量が多い場合（実際は無制限）	・アクセスが混み合う時間帯（夜間など）・特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合
速度制限下の速度	不明（かかった人の口コミもなし）	128kbps