NURO光でんわのお得なメリット6つと気を付けるべき全注意点を解説

NURO光でんわのお得なメリット6つと気を付けるべき全注意点を解説

今、あなたはNURO光と合わせて、NURO光でんわも検討中だと思います。

固定電話を使っていて、ネット回線をNURO光にするなら、電話もNURO光でんわにしたほうがお得ですが、申し込む前に知っておくべき注意点もあります(特に番号ポータビリティについて)。

この記事では、NURO光でんわのメリットと具体的な注意点すべきポイントをお伝えしていきます。

※表記している価格は税込みです。

NURO光でんわとは?

「NURO光でんわ」とは、So-netが提供している光回線「NURO光」の固定電話サービスです。

電話回線を使った一般的な固定電話と違って、光回線を通して通話をするIP電話のサービスです。

一般的な固定電話よりも基本料と通話料は安く使うことができるのが特徴ですが、電話番号や電話機はそのまま使えるので使い勝手は変わりません。

また、NURO光でんわはソフトバンクと提携して提供している電話サービスなので、ソフトバンク系の固定電話サービスとの無料通話や、あとで説明するソフトバンクとのセット割「おうち割 光セット」や「ホワイトコール24」が使えるのも特徴の一つです(インターネット回線の部分はNTTの光回線を使っています)。

ここからは具体的な6つのメリットについて見ていきます。

NURO光でんわのメリットが知りたい

NURO光でんわには以下6つのメリットがあります。

  1. 電話の基本料・通話料が安い
  2. 電話番号は変わらない
  3. ソフトバンクのセット割「おうち割 光セット」が組める
  4. ソフトバンクに無料通話ができる
  5. 固定電話に無料通話もできる
  6. オプションセットの種類が多い

電話の基本料・通話料が安い

通常の固定電話(NTTのアナログ回線)は月額の基本料金が1,870円かかりますが、光でんわの月額は北海道・東北・関東エリアは550円、東海・関西・中国・九州エリアは330円で使えるので、インターネット回線をNURO光にするならセットで光でんわにした方が普通に考えてお得です。

今は固定電話で電話をかける人は少ないと思いますが、通話料について日本全国のどの固定電話にかけても3分8.789円の一律料金で通話できます。

一般的なNTTのアナログ電話回線だと、市内通話でも3分9.35円で、相手までの距離が遠いほど通話料金は高くなりますので、通話料も安くできますね。

NURO光でんわNTTアナログ電話
月額料金北海道・東北・関東:550円
東海・関西・中国・九州:330円
1,870円
固定電話への通話料金(3分)8.789円9.35~88円

しかも、後でお伝えする一部の固定電話とは無料で通話することも可能です。

電話番号は変わらない

NTTのアナログ回線や、他の光回線の光電話でもともと使っていた電話番号を、そのまま引き継いで(番号ポータビリティ)使うことができるので、電話番号を変えたくない人も安心して使えます。

ただ、番号ポータビリティには注意点があり、あとで説明しているので合わせて読んでください。

ソフトバンクのセット割「おうち割 光セット」が組める

おうち割光セット‗NURO引用元 NURO光公式サイトより

前述したようにNURO光でんわはソフトバンクの電話サービスを使っているので、NURO光でんわを申し込むとソフトバンクのセット割「おうち割 光セット」が受けられます。

契約しているソフトバンクのプランによって、毎月最大1,100円の割引(×10回線までOK)をソフトバンクの料金に対して受けることができます。家族みんなでソフトバンクユーザーだとお得度が高いですよ。

プランごとの割引額

ソフトバンクスマホ・携帯が1回線だけで割引額が550円の料金プランだと、NURO光でんわの月額料金550円と相殺してしまうので、あまり意味はないかもしれませんね^^;

NURO光のみ(ネット回線だけ)の契約だと「おうち割 光セット」は使えないので、セット割の割引額が大きい人(ご家庭)は固定電話を使わなくても光でんわを付けたほうがトータルでお得です。

プランごとの割引額はこちらをご覧ください。

基本プラン(音声)/基本プラン(データ)

料金プラン割引額/月
データプランメリハリ無制限/データプランミニフィット+
データプランメリハリ/データプランミニフィット
データプラン50GB+/データプランミニ
1,100円

通話基本プラン

料金プラン割引額/月
データ定額 50GBプラス/ミニモンスター
550円

スマ放題/スマ放題ライト

料金プラン割引額/月
データ定額 50GB/20GB/5GB1,100円
データ定額(おてがるプラン専用)
データ定額ミニ 2GB/1GB

データ定額(3Gケータイ)
550円

上記以外の料金プラン

料金プラン割引額/月
パケットし放題フラット for 4G LTE
パケットし放題フラット for 4G
パケットし放題フラット for スマートフォン
パケットし放題MAX for スマートフォン
4G/LTEデータし放題フラット
4Gデータし放題フラット+
1,100円
パケットし放題フラット for シンプルスマホ
(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE
(タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G
550円

「おうち割 光セット」の申し込み方法

なお、「おうち割 光セット」は自動適用ではなく申し込みが必要ですのでご注意ください。

  1. 専用の確認書をSo-net宛てに郵送する。
  2. NURO光でんわが開通したら、ソフトバンクショップに行って「おうち割 光セット」の申し込みをする。

ソフトバンクに無料通話ができる

引用元 NURO光公式サイトより

ソフトバンクユーザーならお分かりだと思いますが、「ホワイトコール24」でNURO光でんわから契約した本人やその家族のソフトバンク携帯に無料通話ができるようになります。

今はソフトバンクの携帯同士で通話し放題のプランもあるし、LINE通話などもあるので、そこまで重宝はしなさそうですが、登録するだけで使えるようになるので必要なら、というサービスですね。

「ホワイトコール24」の申し込み方法

So-netのユーザーIDが発行された状態で、こちらの専用ページ(ログインが必要)から専用の申し込み書を取り寄せてSo-net宛てに返送すると、約10日後に登録は完了するようです。

固定電話に無料通話もできる

NURO光でんわ同士やソフトバンクが提供している「BBフォン」「ホワイト光電話」、ソフトバンクが提携しているケーブルテレビ各社の電話サービス(ケーブルライン)と無料通話ができます。

特に別途、申し込みもいらないのは楽で良いですが、よく電話をかける相手がたまたま使っているとラッキーというところでしょうか。

オプションセットの種類が多い

NURO光でんわにも、NTTで言うところのキャッチホンやナンバーディスプレイ、ボイスワープと同じオプションがあるので必要があれば付けられます。

月額料金工事費
番号表示440円1,100円
番号通知リクエスト220円1,100円
キャッチ電話330円無料
着信お断り660円1,100円
着信転送550円無料

それと、複数のオプションをパックにしたお得なセットも種類が多いので2つ以上付けるならセットを選ぶ方が賢い選択だと思います。

パック内容月額料金工事費
ベーシックパック 番号表示・番号通知リクエスト660円無料
パック1番号表示・番号通知リクエスト・キャッチ電話・着信お断り・着信転送990円
パック2キャッチ電話・着信お断り・着信転送693円
パック3番号表示・番号通知リクエスト・キャッチ電話・着信お断り880円
パック4キャッチ電話・着信お断り583円

ただし、ここに注意!

メリットの多いNURO光でんわですが、ここからは注意点をお伝えします。

  1. 初期費用がある
  2. 機器が1台増える
  3. NURO光でんわに切り替わるまで期間がある
  4. 番号ポータビリティできない番号がある
  5. 光でんわで使えないサービスがある
  6. 停電時には使えない
  7. 解約時に費用がかかる

初期費用がある

NURO光でんわは、最初に電話の初期費用として3,300円かかります。

初期費用3,300円

機器が1台増える

NURO光でんわを使うためには、専用の機器テレフォニーアダプター(TA)が必要でNURO光の1回目の工事の時に設置してくれます。

NURO光電話のTA(テレフォニーアダプター)

NURO光用の機器(ONU)と合わせて2台設置することになるので、電源コンセントの数が間に合うように必要があれば電源タップを用意しておきましょう。

NURO光でんわに切り替わるまで期間がある

NURO光の開通工事(2回目)が無事に終わってから、光でんわが使えるようになるまで下の表のように所定の日数がかかります。

パターン日数
電話番号を新しく取得している約1週間
番号ポータビリティを依頼している2~3週間以上

NURO光でんわの利用開始予定日は、マイページから確認することができますよ。

番号ポータビリティをする場合は、開通工事の後、NURO光でんわに切り替わるまでは下のイメージ図のように、それまで固定電話に挿していたモジュラー線をNURO光でんわのTAに挿しておけば、今までの回線で通話はできます。

他のIP電話から番号ポータビリティする場合

このパターンでは、NURO光でんわへの切り替えより先に、それまでのIP電話(や光回線)を解約してしまうと、電話が使えない期間ができるので注意してください。

NURO光でんわ ひかり電話からの切り替え引用元 NURO光公式サイトより

一般の固定電話から番号ポータビリティする場合

NURO光でんわ 一般電話からの切り替え引用元 NURO光公式サイトより

番号ポータビリティできない番号がある

先ほど、NURO光でんわはもともとの固定電話の番号を継続して使えると書きましたが、一部例外となる電話番号があります。

それは、

その固定電話の番号がNTTのアナログ回線(またはISDN回線「デジタル」)で取得した電話番号ではない場合

です。

例えば、NTTのひかり電話で新しく取得した電話番号だったりすると、番号ポータビリティができないので、その番号は諦めて新しくNURO光でんわで番号を出してもらうようになってしまいます。

番号ポータビリティにかかる費用

NURO光でんわにする前に使っている電話サービスによって諸費用は変わってきますが、代表的にNTTのアナログ回線の電話の場合でお伝えすると、以下の費用がNTTから請求されます。

回線休止工事費2,200円

番号ポータビリティをする場合は、初期費用の3,300円と合わせて5,500円(+消費税)が電話の部分で初めにかかる計算ですね。

※利用を休止したNTT の加入権は5年までそのまま休止状態にしておけますが、それ以降も利用休止をしたい場合にはNTTへの更新手続が必要です。利用休止は最大10年までで、それ以降はNTTの回線サービスは解約になります。

光でんわで使えないサービスがある

NTTのアナログ電話回線を使っている人は、光でんわにすると使えないサービスがあるので知っておいてください(もともと光電話を使っている人は、この部分は飛ばしてOKです)。

主なサービスを挙げておきますが、もし電話機での通話以外で何かのサービスの通信をしているような場合は、そのサービスの提供元に必ず光でんわにしても問題がないかを確認(もしくはそのサービスが使えなくなっても問題ないかを判断)しましょう。

光でんわで使えない主なサービス

  • インターホン/ドアホン(電話機で受け答えをするようなタイプ)
  • ホームセキュリティ(電話回線で通信をしている場合)
  • ガス・水道検針、遠隔遮断システム
  • ホームテレホン、ビジネスホン、FAX
  • 自分がフリーダイヤルや、フリーアクセスの番号を持っている
  • ACR/LCR/0036/0039など通話料を安くする自動ダイヤル機能
  • テレゴング、ダイヤルQ2、Lモード等
  • 高齢者向け緊急通報システム
  • ピンク電話

停電時には使えない

電話機自体は停電の時でも発着信・通話はできますが、メタル線(電話線)ではなく光ファイバー線につながっているNURO光の機器(ONUと電話用のTA)が停電時にダウンしてしまいます。

そのため、結局のところ停電時はネットも電話も使えなくなってしまいます。

解約時に費用がかかる

NURO光でんわの解約をするときは下の費用が発生します。

NURO光ごと解約をする場合は、タイミングによってNURO光の解約金や分割工事費用の残額もかかってくる場合もあるので、解約前にきちんと確認をしておきましょう。

テレフォニーアダプター(TA)はSo-netに返却しないといけませんが、失くしたり、壊したり、通知された期間内に返却しなかった場合は、13,200円の損害金が取られます。光でんわを解約したら通知にしたがってササッと返しましょう。

解約工事費0円
番号ポータビリティ工事費0円
機器損害金(テレフォニーアダプター)13,200円
※2022年6月30日以前に開通している場合は、料金が発生します。

まとめ

NURO光でんわについてまとめてみましたが、いかがでしたか?

他の光電話に比べると無料通話ができるサービスも多く、「おうち割 光セット」「ホワイトコール24」も使えるのでメリットの多い光でんわサービスと言えます。

NURO光を検討している人は、以下の記事も参考になるので合わせて役立ててください。

まずはNURO光の提供エリアをチェック

まずはNURO光の提供エリアをチェック

ネット回線に、安さだけでなく回線速度も求める人にとっては、「NURO光」がコストパフォーマンスが最も良い光回線と言えます。

さらに、特典・キャンペーンとして

  • 45,000円キャッシュバック
  • 工事費用(44,000円)が実質0円
  • 訪問設定サポート(9,900円相当)が1回無料
  • 初月の月額料金5,200円が日割り

が適用されます。NURO光を検討しているのであれば、特典・キャンペーン実施期間中に申し込む方がおトクですね^^

※NURO光提供エリア※

・北海道

・関東1都6県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)

・東海4県(愛知、静岡、岐阜、三重)

・関西2府3県(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良)

・中国2県(岡山、広島)

・九州2県(福岡、佐賀)

(※一部地域を除く)

エリアは順次拡大中とのことですので、一度エリア判定してみてはいかがでしょうか?


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コメント

  1. ネットワーク関係者 より:

    > 固定電話機が電源を取るので停電の時はそもそも使えないですが
    間違いです。電話機はその仕組み上、通常のアナログ回線なら停電時でも着信、発信、通話のみ可能です。
    これはFAXを搭載していたりする電話機も同様で、FAXや留守番電話は機能しなくなりますが基本的な発信着信はできます。(仕組みは簡単に説明するとアナログ回線ならば約50v程度が印加されているためです。また通常の電話機はこの電圧を利用して基本的な部分を動作させることが可能な設計になっているためです。)

    1. しぃ より:

      コメントありがとうございます!
      ご意見いただきました部分は修正しました。電源を使う電話機も、アナログ回線のみで発着信・通話が可能とは知りませんでしたので勉強になりました。
      ありがとうございましたm(__)m

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