TOKAIグループの光コラボ「TNCヒカリ」と「@TCOMヒカリ」の違いは?

TOKAIグループの光コラボ「TNCヒカリ」と「@TCOMヒカリ」の違いは?

記事を書くために、色々とインターネット回線を見ていて『あれっ?』と思ったことがあります。

それは、TOKAIコミュニケーションズが提供している光コラボに「TNCヒカリ」と「@TCOMヒカリ」という2つの光コラボが存在していることです。

前々から少し『なんだろう?』とは思っていましたが、今回はその理由を調べてみました。

※表記している価格は税込みです。

この記事の監修者椎名椎名(しぃ)

元新聞記者。当ブログ「internet-all」を立ち上げてから約8年間、インターネット回線に関する情報発信に携わってきました。ネット回線ナビゲーターとして、インターネット回線の選び方やお困りごとに関する無料相談を200件以上行ってきた実績があります。
@shey_blog

「TNCヒカリ」ってどんな光コラボ?

TNCヒカリ引用元 TNC公式サイトより

「TNCヒカリ」は、インターネットプロバイダのTNC(TOKAIネットワーククラブ)が提供している光コラボです。

TOKAIネットワーククラブは、インターネット以外にも色々なサービスを展開しているので、東海地方に住んでいる人には親しみがあると思います。

ただ、TNCヒカリはNTT西日本エリアのみでしか提供されていません。

戸建てタイプマンションタイプ
月額料金~12ヶ月目:5,280円
13ヶ月目~:5,610円
~12ヶ月目:4,070円
13ヶ月目~:4,180円
初期工事費19,800円
→ キャンペーンで実質無料
16,500円
→ キャンペーンで実質無料
事務手数料3,300円
→ キャンペーンで無料
契約期間2年(自動更新)
解約金3,300円2,200円

月額料金は他の光コラボと同じぐらいです。

ヒカリ電話(月額550円の固定電話サービス)に加入することで「安心TO快適スタート割」が適用され、12ヶ月目までの月額割引+事務手数料が無料という2つの特典を受けられます。

また、新規申し込みの場合は初期工事費用実質無料になります。

契約期間は2年の自動更新型で、開通した翌月を1ヶ月目と考えて24・25・26ヶ月目が契約更新月です。この3ヶ月間に解約する場合は解約金がかかりませんが、更新月以外に解約する場合は解約金がかかります。

なお、2022年6月以前は解約金は13,200円とやや高額でしたが、2022年7月に電気通信事業法が改正されたことによって、解約金が安くなりました。

ネックになるのは、提供エリアが西日本のみと限定されている点ですかね。

「@TCOMヒカリ(アットティーコム光)」ってどんな光コラボ?

@TCOMヒカリ引用元 @TCOMヒカリ公式サイトより

「@TCOMヒカリ(アットティーコム光)」は、TNCヒカリと同じようにインターネットプロバイダの@TCOMが提供している光コラボです。

戸建てタイプマンションタイプ
月額料金~12ヶ月目:4,290円
13ヶ月目~:5,610円
~12ヶ月目:3,190円
13ヶ月目~:4,180円
初期工事費19,800円
→ キャンペーンで実質無料
16,500円
→ キャンペーンで実質無料
事務手数料3,300円
→ 転用・事業者変更はキャンペーンで無料
契約期間2年(自動更新)
解約金3,300円2,200円

月額料金は1年目こそTNCヒカリより安く使えますが、13ヶ月目以降はTNCヒカリと同額です。

@TCOMヒカリ(アットティーコム光)でも初期工事費や事務手数料無料などのキャンペーンが行われていて、auやUQモバイルだけでなく格安SIMのLIBMOとのセット割が使えます。

こちらは西日本限定ではなく全国で利用できます。それだったら、TNCヒカリをやめて@TCOMヒカリ(アットティーコム光)に一本化すれば良いのに。

「TNCヒカリ」と「@TCOMヒカリ」はどう違うの?

TNCヒカリと@TCOMヒカリは両方とも光コラボのため、NTT光回線の卸しを使った光回線です。

どちらも運営元はTOKAIコミュニケーションズで、料金設定も同じなのに、どうして同じようなサービスを展開しているのでしょうか?

もともとの成り立ちが違う

色々と調べてみましたが、理由はどうやら2つのサービスの成り立ちにあるようです。

TNCはもともとダイヤルアップ接続のプロバイダを提供していました。(20年前とかに使っていた、「ピー、ブー、ピー」というビープ音がなるインターネット接続。懐かしいですね)単純にもともとプロバイダ事業をしていたということになります。

一方で、@TCOMはもともとTOKAIグループのケーブルテレビのインターネット部門、THN(トーカイハイウェイネット)の上位回線を請け負っていたようですが、その後、THNは@TCOMに譲渡され吸収・合併になったようです。なお、@TCOMもその後、旧トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズに吸収・合併されています。

こういった経緯があるんですね。吸収・合併を繰り返していくと大きな組織に早くなるんでしょうか^^; 僕には良くわかりませんが…

サービス面も若干違う

それと、サービス面のことですが、上でも書いたように提供エリアが違います。え?光コラボはNTTフレッツ光と提供エリアは同じじゃないの?と思いますよね。

それはそうなんですが、TNCヒカリは西日本エリアのみの提供になっているんです。対して、@TCOMヒカリは通常の光コラボと同じように東日本・西日本エリア両方で利用可能です。

また、TNCはドコモ光やコミュファ光(東海・中部エリア限定)のプロバイダとして使えます。一方の@TCOMも、ドコモ光やauひかりのプロバイダとして使え、ソフトバンク光も契約ができるという一面もあります。

まとめ

今回は、TOKAIコミュニケーションズが提供している光コラボ「TNCヒカリ」と「@TCOMヒカリ」の違いについて見てきましたが、いかがでしたか?

色々と調べてみたことで、理由が分かってなんとなくスッキリしました^^

なお、以下の記事では東海エリアでおすすめのインターネット回線を紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

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