
光コラボが開始された当初からサービスを提供している、ツタヤの光コラボ「TSUTAYA光」のサービス内容を元にした評価、メリットやデメリット、評判・口コミを含めてお伝えしていきたいと思います。
この記事を読めば、TSUTAYA光のサービス内容がわかり、どういう人に向いているのか、またあなたが申し込むべきなのかどうかの判断もできるようになります。
※「TSUTAYA光」は2018年11月30日をもってサービスを終了しています。
おすすめの光回線についてはこちらの記事をご覧ください。
※本ページは2017年1月19日公開当時の情報で、表示価格は全て税抜き価格になっております。
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目次
TSUTAYA光とは
レンタルDVDや蔦屋書店など、ライフスタイルを提供しているTSUTAYAの光コラボです。仕組みは他の光コラボと同じで、NTT光回線の卸しを受けて自社サービスとして提供しています。
特徴として、映像配信サービスと光回線が一体になっているところですが、大多数の光コラボのようにプロバイダーもセットでの提供はやっていないので、プロバイダーは別で契約する必要があります。
主なサービス内容
映像配信サービス
TSUTAYA光の最大のポイントにもなる映像配信サービス。内容としては指定作品が見放題にプラスして、ハリウッド作品などの新作を観るための配信ポイントが1,080円分もらえるようになっています。
見放題で観れる作品はこんな感じです。
作品本数としては、本記事の作成時で全2,613件となっています。
そして、配信ポイントを使って観れる作品の一部
こちらの作品本数は、全13,331件と約5倍の作品数です。基本的に、新作などを観るには配信ポイントがかかると思った方が賢明です。レンタルDVDで言うところの旧作が見放題という訳ですね^^;
毎月もらえる配信ポイントは1,080円分なので3本くらいは毎月新作が見れそうです。注意点としては、ポイントに有効期間があって、もらってから45日間の間に使わないと消えちゃいます…
料金体系
月額料金
まずは気になる月額料金ですが、マンションタイプはフレッツ光と同じようにミニ・プラン1・プラン2と分かれています。そして、「さんねん割キャンペーン」という割引きで、戸建て向けは毎月700円引き、マンションタイプは毎月300円引きになります。
ここで気を付けないといけない点が2つあります。まず1つ目は、「さんねん割キャンペーン」が3年間の契約しばりなので、かなり期間としては長いです。しかも、これが自動更新になっています。この後で書きますが、契約期間内で解約をしてしまうと解約金がもちろん発生してしまいいます。
2つ目は、上で載せた料金にはプロバイダー料が一切入っていないと言うことです。安いプロバイダーでも月500円はかかるので、TSUTAYA光を検討している人は、ファミリータイプは合計で、5,000円以上、マンションタイプは3,500円以上、かかると考えておく必要があります。
その反面、フレッツ光を今まで使っていてプロバイダーを変えたくない人には、ちょうどいいですね。回線だけTSUTAYA光にすると動画配信サービスもついてくる、みたいな。
そして、初期費用と解約金はこうなります。
初期費用
新規申し込み | 転用申し込み | |
---|---|---|
事務手数料 | 2,000円 | 0円 |
工事費用 | ファミリータイプ:18,000円 マンションタイプ:15,000円 | – |
ひかり電話 工事費用 | 3,500円 | – |
ひかり電話の工事費用もかかるのは正直、厳しい…
フレッツ光からTSUTAYA光への転用乗り換えは、事務手数料もかからず0円でいけます。ここで注意点としては、西日本エリアでフレッツ光からの転用乗り換えの人だけですが、「初期工事費割引」を受けているユーザーが、フレッツ光利用開始日から2年以内に解約される場合に限り、フレッツ光の違約金が発生します。
東日本エリアについては、フレッツ光の解約金があったとしても転用と同時になくなります。
解約金
「さんねん割キャンペーン」は3年間自動更新です。利用期間の途中でTSUTAYA光を解約した場合、14,000円の解約金がかかります。けっこうかかりますね^^;
オプションサービス
TSUTAYA光のオプションはいたってシンプルです。それぞれフレッツ光の「ひかり電話」「フレッツ・テレビ」「リモートサポートサービス」と同じものになります。
- TSUTAYAひかり電話:月500円
- TSUTAYAデジタルTV:月660円
- リモートサポートサービス:月500円
TSUTAYA光のメリットとデメリットはココ
ここで一度、僕なりに感じているTSUTAYA光のメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
- ネット回線を申し込むだけで、動画配信サービスも受けられる。
- フレッツ光で使ってきたプロバイダーがそのまま使える。
- フレッツ光よりは安くなる可能性が高い。
- 回線速度はフレッツ光と同じ1Gbps。
- フレッツ光と同じ提供エリアなので全国で使える。
デメリット
- プロバイダーが別で契約をしないといけないので、月額料金が高くなる。
- プロバイダーが別なので、請求がまとまらない。
- プロバイダーが別なのでサポート窓口がバラバラ。
- 新規で申し込むには、工事費用がまるっとかかる。
- ひかり電話の工事費もかかる。
- 3年の契約期間は長すぎる。(自動更新型だし)
- しかも、解約金の14,000円は高い。
- 無料で観れる映像作品もが少ない。涙
- 新作を観るにはは配信ポイントがかかる。
ちょっと、メリットよりもデメリットが多いかなという印象ですね^^;
評判は口コミはどうなの?
検討している人には気になるユーザーの評判や口コミなど客観的な意見も探してみました。
…が、実際に使っているユーザーの評判・口コミはほどんどありません汗。一応それらしい口コミを載せておきます。
TSUTAYA光は期間限定でポイントが付与されるんだけど、限定ポイントで観られる映画に最新作が結構あるからしゅごい
限定ポイントで観られる映画の一部
ドラマもあるよ pic.twitter.com/UDmNDsqDJT— emu (@emu2912) January 15, 2017
こちらの方は、映像配信サービスの評価に◎ですね^^
映画見たくてTSUTAYA光にしたのにmouseコンピューターは対応してないってそんなの聞いてないよ(°_°)
— pinky (@hirohirohir1004) May 10, 2015
少し前の口コミですがこれは、ちょっと厳しいですね…
「変えない理由が見つからない」って言うけど。
「CCCが信用出来ない過ぎるmax」ってのは、十分に「変えない理由」になりそうな。
ツタヤ光。— がる (@gallu) March 17, 2015
運営元のCCCに対してのイメージが良くない方もいるようです。
他にTSUTAYA光を検討中の人の意見として、映像配信サービスをメインで見る人は興味があるようです。
まとめ
※「TSUTAYA光」は2018年11月30日をもってサービスを終了しています。
おすすめの光回線についてはこちらの記事をご覧ください。
TSUTAYA光のサービス内容やメリット・デメリット、評判・口コミをまとめてみました。この結果、TSUTAYA光が向いている人としては、
- フレッツ光からの転用で乗り換えられて、動画配信サービス(またはTSUTAYAのレンタル)を良く使う人
という風に感じました。新規の人向きではありません。
ちなみに、僕は無料視聴ができる「U-NEXT」と「Amazonプライム・ビデオ」を使っています。月額料金の安い光インターネットと動画配信サービスを自分で組み合わせるのもいいかもしれませんね。
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