PCデポの光回線「O’zzio光」の高額な解約金とまったくおすすめできない理由

PCデポの光回線「O’zzio光」の高額な解約金とまったくおすすめできない理由

2016年に高齢者への悪質な契約と法外な解約金で話題になった、パソコンショップを展開するPCデポ。

2017年にもTwitter上で『PCデポの解約金が21万円以上』と話題になりましたが、ネットでこのニュースを見た時はあまりの高額な解約金に『またか~!』と驚きました。

この記事では、PCデポのネット回線「o’zzio光(オッジオ光)」の解約金についても解説しています。

注意喚起も含めて、おすすめできない光回線として、解約金の内訳、サービス内容、無料で解約する方法、申し込んではいけない理由をお伝えします。

※表記している価格は税抜です。

PCデポの解約金はどうしてそんなに高いのか?

2017年に炎上騒ぎになった発端としては、Twitter上で『PCデポのサービスを解約したら21万円の請求がきた』というもの。

この解約金の内訳としては、ネット回線(解約金:71,000円)だけでなく、ファミリーワイドプランというネット・パソコンまわりのトータルサポート(解約金:28,328円)に、ソニーのVAIO(解約金:63,256円)やiPhone 6s(解約金:41,992円)、無線LANの中継器(解約金:10,000円)となっていて、合計で21万円を超える金額を請求してきています。

しかも、それぞれの月額料金に加えてオプションも付けられているので、月額料金も19,048円と高額と言わざるを得ません…。

Twitterにアップされている明細を見ると、ネット回線の解約金だけでも71,000円ともの凄く高い解約金です。3年契約の縛りで割引されているにしても、ネット回線単体の解約金でここまでの金額は見たことがありません。

ちなみに、投稿者のみいさんは消費者相談センターに電話で相談し、担当者がPCデポに連絡。契約を結んだ店舗の店長と話し合うことになり、話し合いの結果、解約金は43,000円にまで下がったようです。

ただし、その解約金の内訳は謎のままみたいです…。

解約金の話し合いに行くには、前もってプレミアムサービス(ファミリーワイドプランなどの技術サポート)に関する書類を用意し、返却が必須(リース契約?)になっている機器をすべて返却のために持っていくと良いようです(解約方法は後ほど紹介します)。

PCデポのネット回線「O’zzio光(オッジオ光)」はどういうサービス?

PCデポのネット回線O'zzio光の画像

PCデポのネット回線のサービス名は「O’zzio光(オッジオ光)」と言い、PCデポブランドの光コラボ(NTT光回線の卸し)です。

特徴は、光回線とプロバイダが一体型になっていて、さらに、PCデポの他のサービスと組み合わせて販売しているところです。中でも、「プレミアムサービス」というネット・パソコンの月額課金の技術サポート(なぜか解約金付き)がクセ者です。

O’zzio光のわかりづらい料金体系

ここでは、O’zzio光の月額料金や初期費用・解約金を見ていきます。

公式のWebサイトには料金は載っているものの、重要事項説明・利用規約が載っていません(色々と集めた情報を元に分かっている範囲で作成しました)。

「よくあるご質問(Q&A)」の『毎月の料金が分かりづらい』という質問に、『実際の料金は、店頭にて内訳をご案内いたします。』と記載があるので、店舗に来させてプレミアムサポートやら機器利用やらの契約を取ろうという企みなんでしょうか。

そもそも、「実際の料金」とは何なんでしょう?(怖い…)

 戸建てタイプマンションタイプ
月額料金プレミアムメンバー:5,500円
一般会員:6,050円
プレミアムメンバー:4,400円
一般会員:4,950円
事務手数料3,300円
工事費7,920円
契約期間36ヶ月(自動更新)
解約金
(光回線分+工事費分)
~12ヶ月目:24,200円
~24ヶ月目:17,600円
36ヶ月目:0円

上はWebサイトで確認できた新規の料金ですが、月額料金はプレミアムメンバーと一般会員で違うようです。また、高額解約金の「ozzio光シンプル3年MAX5プラン」で加入すると月額料金が高くなるという話もあります。

先ほどのTwitter投稿をしたみいさんの解約金書類で、ネット回線に関する月額料金だけを抽出してみるとこのようになります。

  • oz光戸建シンプル3年MAX5プラン【東日本・転用】:5,500円
  • ozzioひかり電話(基本)【東日本】:500円
  • ozzio.jpプロバイダー 戸建てタイプ:1,000円
  • ozzio.jpプロバイダ 1,000円割引 最大12ヶ月
    ※税抜き価格です。

これだけでも1年間は月額6,000円、2年目からは月額7,000円と正直言って光コラボとしては高いことがわかります。一昔前のフレッツ光みたいな料金です。

そして、気になるのはやはり解約金の高さではないでしょうか。これは「oz光戸建シンプル3年MAX5プラン」というプランに入ることによって適用されてしまいます。

大体このプランに誘導されるのでしょうが、PC関連商品を5万円割引で購入できますが、結局のところ月額料金が高くなりとどめに解約金で回収されるハメになります

みいさんの交渉後の解約金43,000円だけを見ると、最終的に光回線(3年目)の分を請求されているように見えます(加入日と投稿日を見るとちょうど2年は経っていそうなので)。

はじめに2年目の解約金71,000円を請求してきているかが意味不明です。とりあえず、機器をすべて返却したことでネット回線以外の解約金はなくなったという事なんでしょうか…。

ネット上でも問題になっていますが、機器も割賦販売なのかリース契約なのかもはっきりと説明・記載されていないため、お客側もよく分からずに後になって膨大な解約金が請求されるようです。

謎の固定電話かけ放題プラン

また、オプションで「スマホで自宅FAX確認&電話かけ放題プラン」というサービスがあります。

パナソニックの多機能FAX・電話機で、スマホを電話の子機にできる・FAXをスマホでチェック・通話料無料(1回10分、月300回まで)という内容。そもそも、固定電話とFAXを使う人なんて今時少ないと思いますが^^ゞ

その月額料金は2,000円(税抜き)かかり、しかも3年縛りと解約金が最大28,000円(税抜き)ついてくるのでまったく付ける必要はないと思います。

電話サポートがつながらない

ネット上の評判で、『良く調べないでO’zzio(オッジオ)光に申し込んでしまい、料金が高いうえに問い合わせの電話も、込み合っているというアナウンスの後に電話サポートに15分くらい放置された』という意見もありました。

必要な時にカスタマーサポートがつながらないのは、かなりのストレスになります。

PCデポはプレミアムサポートと機器がクセ者

今回の件にも、PCデポの主力サービスと言えるプレミアムサポートなるサブスクリプション(月額課金)のサポートサービスが付けられています。

このサービスを起点に色々なオプションや機器の利用契約(リース契約なのかわかりませんが)もついてきて、月額料金と解約金が膨大になるというパターンのようです。

プレミアムサポートのサービス内容としては以下のような記載があります。

パソコン・スマートフォン・タブレット等のインターネットデバイスへのセキュリティー対策及び、不調 の際の店頭・訪問復旧サポート、データのバックアップと復元、店頭・電話での操作説明等、インターネッ トデバイスを安全に安心してお使いいただくためのトータルサポートサービスです。

具体的には、「ファミリーワイドプラン」が相当し、デバイス10台まで上記の内容で見てもらえるようです。

もちろん、お金に余裕があって本当にこういったサービスが必要な人も一定数はいると思いますが、必要がない人にまで契約をさせているから問題になるんですよね。

また、セットでiPadを「優待価格で提供」という表記をしていて、レンタルなのか割賦販売なのか消費者に勘違いを起こさせやすくなっています。それでいて、「解約時には機器返却か解約金を払え」という内容です。

PCデポのビジネスモデルはなんだろう?

2016年のパソコンの修理をしに行った高齢者に対して、サポート契約や不要なオプションをつけて月額15,000円を取り、さらに家族の方が解約しに行くと20万円を請求してくるという悪徳ぶりが話題となり炎上していました。

お客さんに対して、店頭で月額料金がこれくらいかかり、契約期間と途中解約の解除料、機器の所有や扱いをきちんと説明していないのでしょうか?

説明を受けていれば、消費者としてはそもそもこんな契約は結ばないと思いますし、逆に納得していれば解約の段階になって騒ぎ立てることはないはずです。

結局のところ、PCデポは高齢者やネット・パソコンの初心者など何もわからない人たちをターゲットに様々なサービスを付け月額料金を上げて、最後に解約金でも儲ける悪質なビジネスモデルのように感じてしまいます。

通信サービスを扱う会社にもこういった類のところは多い気がしますね…。

「モノ消費ではなくコト消費」というようにIRの決算説明用の資料では書かれていたりしますが、これじゃ顧客体験としては最悪です。

消費者庁の元長官がPCデポのアドバイザーに就任したことも取り上げられていましたが、これだけ契約や解約金で騒がれても消費者庁から指導が入ったり業務停止処分にはならないのが不思議です。

PCデポのサービスを無償で解約する方法

みいさんの例だと、ネット回線は解約金が取られてしまったのですが、サポートや機器利用に対する解約金は店舗で話し合うことによって無償にすることができるようです(契約内容にもよるとは思いますが)。

以下、PCデポのサービスとなっているプレミアムサービスとその他関連サービスの解約方法です。

PCデポのサービス関連の解約方法

  1. PCデポからプレスリリースされた以下のファイル、
    弊社プレミアムサービスの具体的な取り組みに関するご報告
    弊社プレミアムサービスご契約のお客様対応に関するお知らせ
    をプリントアウトして、自身でも内容を確認してください。
  2. (1)の書類と、PCデポとの契約で渡された機器をひとつ残らず持って契約したPCデポの店舗へいきます。
  3. PCデポの店員に「自分の使用状況に合わないので無償解約お願いします。」と伝えて、機器一式を返却します。

これでスムーズに無償解約ができるはずですが、店員がごねるようであれば、(1)で用意した書類「弊社プレミアムサービスご契約のお客様対応に関するお知らせ 」の内容「1.今後の対応」を見せ、使用状況にそぐわないなら無償で解約できることを強く伝えてください。

ただ、店舗の店長でも解約金をどのくらい減額するかを決める権限はないらしく、電話で本部とのやりとりをする場合もあるらしいので、けっこう待たされることが予想されますが根気強く交渉を続けましょう。

もし、一人で不安なら家族や頼りになる身近な人に付いてきてもらってください。みいさんのように前もって消費者センターに相談するのも良い方法です。

※PCデポのサービス解約方法については、こちらのWebサイト様の記事 を参考にさせて頂きました。ありがとうございますm(__)m

なお、以下の記事ではO’zzio光の解約金を負担してくれたり、キャッシュバックがもらえるネット回線について解説していますので参考にしてみてください。

まとめ

PCデポの光回線「O’zzio光(オッジオ光)」についてまとめてきましたが、光コラボの中でも全くと言って良いほどおすすめできません。

その理由は次の4点です。

  1. 細かい料金はWebサイトに記載がない
  2. 光コラボとしての月額料金・解約金が高い
  3. 店舗で不要なサポートサービス・オプションを契約させられる可能性がある
  4. 結局、月額料金と解約金の合計がさらに跳ね上がる

ネット回線は今やなくてはならないインフラの一部です。全ての人が料金もサービスも快適に使えた方が良いに決まっています。

自分たちの利益だけしか考えていない企業のサービスを、ストレス抱えて使う必要はありません。

消費者としてもネット・パソコンに詳しくないのであれば、その場で言われたから契約をしてしまうのではなく、まずはネットで評判を検索してみたり、詳しい家族・知人の意見を聞いてみるなど何か自分を守れる方法を取ることをおすすめします。

契約した後の高額の月額料金や解約金、解約時の話し合いなどを考えるとエネルギーや時間・お金が無駄になってしまいますからね。

この記事を読んでくれた人が、ひとりでも多く被害者にならないことを願います。

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コメント

  1. aaaa より:

    新品パソコンほとんどタダで受け取っているんだから、解約金は高くなるんじゃないの?
    しかもソニーのバイオ、月500円しか払っていないし。
    どうせ加入時にキャッシュバック5万円とかももらっているんだし。
    子供じゃないんだから、自己責任でしょ。

    1. しぃ より:

      本人がすべて承諾の上で、解約の時に文句を言っているのならそうでしょう。ただ、店舗側が誤解を与えるような説明・記載をしていて、高額になってしまう月額料金・解約金について契約前にお客さんに理解をしてもらっていない事が企業として本質的な問題という事です。

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