
日本最大の加入者数約800万ユーザーを誇るプロバイダ「OCN」。
『OCNって何?』という方でも、名前くらいは聞いたことがある人も多いと思います。
今回の記事では、そのOCNが提供している光回線「OCN光」を取り上げて、料金やサービス内容、メリット・デメリットをまとめてお伝えしていきますね。
それでは早速見ていきましょう!
※表記している価格は税込みです。
目次
OCN光とは?
引用元 OCN光公式サイトより
「OCN光」とは、プロバイダ事業を行っているNTTレゾナントが提供しているOCNが、プロバイダと光回線をまとめて提供している光回線のことです。
以前の光回線と言えばフレッツ光でしたが、2015年からNTTが光コラボレーションという事業モデルを始めたことによりOCN光のようなサービスが出てくるようになりました。
簡単に言うと「NTTの光回線の卸し」で、これによって、OCNも光回線をNTTから卸してもらい自社のサービスとして提供できるようになっています。
しかも、
- フレッツ光と同等の品質・同じ提供エリアでサービスを提供できること
- OCNの強みを合わせたサービスを提供できること
がベースのメリットになります。
光コラボレーションを詳しく知りたい方は「光コラボ完全ガイド」を参考にしてください^^
OCN光の料金やサービス内容は?
OCN光を利用する上で気になるのが、月額料金・初期費用・解約金ですよね。
OCN光には、フレッツ光よりも月額料金が安く使えるいう特徴があります。
OCN光の月額料金、初期費用や解約金について
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
回線速度 | 1Gbps | |
月額料金 | 5,610円 | 3,960円 |
事務手数料 | 3,300円 | |
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
契約期間 | 24ヶ月(自動更新) | |
解約金 | 3,600円 | |
提供エリア | 全国 |
プロバイダ最大手だけにスケールメリットを活かし、マンションタイプの月額料金は安い部類に入ります。
ただ、2年の自動更新タイプのため、更新月以外の解約の場合は解約金が発生してしまいます。
戸建てタイプの料金は平均的ですが、人によっては高く感じる人もいるかもしれません。もちろんフレッツ光の戸建てタイプよりは安いですけどね。
OCN光のサービス内容について
OCN光のサービス内容には主に以下の特徴があります。
- フレッツ光と同じ1Gbpsの回線速度
- OCNがプロバイダと光回線をまとめて提供
- 請求とサポート窓口が一本化
- 電話・テレビオプションが使える
- OCNの格安SIMとセット割が組める
- IPv6接続が標準提供
フレッツ光のOCNユーザーの場合、OCN光にすると少しお得になるでしょう。
IPv6接続が無料で使える
引用元 OCN光公式サイトより
OCN光では、2020年6月から、初期費用無料・月額料金無料で、高速通信IPoE(IPv4 over IPv6)方式のインターネットが標準提供になっています。
従来のインターネット回線と通信速度そのものは変わりませんが、接続技術が向上して、通信の混雑を緩和してくれるイメージです。これによって、インターネットが快適に利用できます。
キャンペーンや割引はあるの?
OCN光のキャンペーンは以下の2つです。
- 2年自動更新割引
- OCNモバイルONEとのセット割で毎月220円引き(5回線まで)
正直言って、OCN光のキャンペーンは乏しいです。
800万以上のユーザーを抱えているなら、工事費無料キャンペーンぐらいやっていて欲しいです…。
2年自動更新割引はいわゆる縛りで、「2年自動更新契約」をすることで通常の月額料金から1,210円割引してくれるものです。
月額割引される反面、更新月以外に解約をしてしまうと解約金が発生してしまいます。
OCN光最大のメリットと言えるのが、格安SIM「OCNモバイルONE」とセット割が組める点です。格安SIMはそもそも安い料金設定になっているので、ネット回線とのセット割を行っているところは少ないので、OCN光の強みと言えます。
OCN光の速度やサポートについての評判・口コミは以下の記事で紹介しています。
⇒OCN光の評判が改善してて驚いた!口コミの総まとめ
OCN光のメリット・デメリット
ここまでの内容を元に、OCN光のメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット
- フレッツ光と提供エリアや品質(1Gbps)が同じ
- フレッツ光より月額料金が安い
- フレッツ光からの転用は工事費用0円
- 光コラボからの事業者変更も工事費用0円
- 電話・テレビのオプションが使える
- 支払い・対応窓口がOCNに一本化できる
- 格安SIMとのセット割で毎月220円引き(最大5回線)
- IPOE接続標準提供
デメリット
- 新規申し込みの工事費用が自己負担
- 契約期間が2年間の自動更新型
- キャンペーンや割引が乏しい
OCN光はOCNユーザーやマンションタイプの人におすすめ!
フレッツ光でプロバイダOCNを使ってきたユーザーには、OCN光に乗り換えるメリットはあります。
プロバイダを変更しなくて良いですし、支払いと対応窓口も一本化できます。プラスして、OCNの格安SIMを家族で使っている人はセット割も組めるのでお得ですよ。
戸建てタイプの月額料金は他社とあまり変わりませんが、マンションタイプは月額3,960円と安い料金で利用できるのでおすすめです。
ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光など、OCN光と同じ光コラボからの乗り換え(事業者変更)であれば、工事費の負担もなく契約事務手数料のみでOCN光に切り替えができますよ。
新規契約の場合はOCN光より工事費無料の光回線がおすすめ
転用や事業者変更といった乗り換えではなく、新規で光回線の導入を検討している人(現在インターネット環境がない方や、auひかり・NURO光・電力系ネット回線、ケーブルテレビからの乗り換えの方)は、工事費が発生してしまいます。
他社では、工事費無料キャンペーンやキャッシュバックなどを実施している光回線もあるので、そちらを検討してみても良いかもしれません。
まとめ
今回は、OCN光の特徴やサービス内容、メリット・デメリットなどについて解説してきました。
OCN光はこれと言ったキャンペーンこそ行われていませんが、フレッツ光から転用することで月額料金は安くできますし、マンションタイプは他の光コラボと比較しても安い料金設定になっています。
最新の通信規格であるIPv6が標準装備になっていたり、格安SIMのOCNモバイルONEとのセット割によって毎月220円の割引が受けられるのもポイントです。
この記事を参考に、マッチした光回線を見つけてくださいね^^
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