
当ブログの無料相談の中に、「フレッツ光を使っていて勧誘されるがまま光コラボの申し込みをしてしまった。まだキャンセルはできますか?」というご相談をちょこちょこもらいます。
まだまだ訪問や電話での営業って多いっていうことですね^^;
個別にはお答えしていますが、他に困っている方もいるかもしれませんので、ここでは記事という形でシェアしておきます。同じような状況で困っている場合はぜひ参考にしてください。
目次
「転用の申し込み」って?
あまり詳しくない人のために説明しておきますと、フレッツ光を使っているユーザーは「転用」という、光の回線と終端装置はそのままに契約だけを変更する方法で光コラボ(ソフトバンク光やOCN光)に契約を変更することができます。
訪問や電話の勧誘で多いパターンが、そのフレッツ光を使っているユーザーに対して「そのままで月額料金がもっと安くなりますよ。」と言葉巧みに言ってきて、切り替えさせようとしてきます。
ただし、この「転用」には「転用承諾番号」という切り替え用の番号が必要。フレッツ光の契約者が、自分でNTTからもらう必要があります。(電話かWebサイトで簡単にもらえます)
この「転用承諾番号」を、勧誘で言われるがまま相手に教えてしまう(もしくは書いてしまう)と本人がよく分かっていなくても、インターネット回線の契約が切り替わってしまうんです。
基本的にはキャンセルでOK!
なんですが、状況によっては難しい場合もあるので状況別で対処法をお伝えします。
まだ転用承諾番号を教えていない
まったく問題がないので、申し込みをしてしまった代理店に連絡をしてキャンセルするか、申し込み書のようなものが後で届いても無視しておいていいでしょう。
転用承諾番号も教えてしまった
としても、まだ大丈夫です。工事はないと言っても転用切り替えには数日必要なので、申し込んでしまった代理店にすぐ連絡をしてキャンセルしましょう。
最悪つながらない場合は、切り替わる先の光コラボサービスに連絡をすれば、切り替えをキャンセルできます。特に費用もかかりません。
もう回線が切り替わってしまった!?
この場合は厳しいです…。回線が切り替わってしまうと、光コラボの契約がスタートしてしまいます。この場合、申し込みのキャンセルではなく、サービスの解約という扱いになってしまうので解約金が発生してしまいます。
また、光コラボによっては工事費を分割して支払ったりするところもあるので、解約すると一気に請求がきて解約金+αになることもあります。
ですが、代理店側が騙すような手口で切り替えをしてきた場合は、まず代理店にクレームを入れてください。光コラボは、フレッツ光から転用してしまうと戻せないと言われていますが、実は戻せます。現在は、事業者変更という手続きで光コラボからフレッツ光に再転用が可能になっています。
あまり情報は出回ってないようですが、代理店や光コラボの事業者側に落ち度があった場合、フレッツ光に切り戻せます。もちろん、その工事費は事業者(もしくは代理店)が負担ということになります。
もし騙されて切り替わってしまっても泣き寝入りせずに交渉をしましょう。消費者センターに相談という手も有効です。
まとめ
もし、魔がさして勧誘してきた人の言うがまま、自分の個人情報を教えてしまっても、落ち着いてキャンセルの連絡をいれれば大丈夫です。
転用承諾番号も伝えてしまった場合は、早めにキャンセル連絡をしておきましょう。
基本的には、光コラボの方がフレッツ光より月額料金が安くなる場合が多いですが、自分の納得したサービスを使いたいですもんね。
転用承諾番号をコラボ事業者に教えてしまい、コラボ事業者とも連絡が取れずに途方にくれて居ましたが、この記事を読み転用先にキャンセルを伝えれば話が無かったことに成ると知り安心しました。
転用承諾番号も再発行出来て、転用先もキャンセル受け入れてくれたので、このまま話が無くなる事を願います。