光コラボ同士の乗り換え!2つのパターンと電話番号移行も丁寧に解説

光コラボ同士の乗り換え!2つのパターンと電話番号移行も丁寧に解説

ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボが浸透するにつれて、「光コラボから光コラボへの乗り換え」というように光コラボ同士の乗り換えが多くなってきています。

提供エリアも同じなので乗り換えしやすいとも言えますが、実はフレッツ光から光コラボに乗り換えるときの「転用」のような簡単乗り換えが光コラボ同士ではできません。

では、どうやって乗り換えるのがベストなのでしょうか?

ここでは、光コラボ同士の乗り換えパターンとメリット・デメリット、ひかり電話があるケースも含めてなるべくわかりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

1.乗り換えパターンは大きく分けて2つ

光コラボから別の光コラボに乗り換えるときには、必ずどちらかのパターンになるはずです。それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたの希望に合わせたやり方をえらぶ必要があります。

1-1.古い光コラボを解約後に新しい方を開通

この方法のメリットは、月をまたげばネットの月額料金が重複しなくてすむこと、無派遣の工事(立ち合い不要で終端装置のみ送られてくる)ができる可能性がある、というところです。

特に乗り換え先の光コラボで、工事費用をガッツリ取られてしまうような場合は、無派遣工事の可能性があるため初期費用を抑えられます。

デメリットは、古い方の解約日から新しい方が開通するまでの間はネットが使えなくなってしまうことです。少しでもネットが途切れたら困る!という人は次の方法がいいでしょう。

1-2.新しい光コラボを先に開通させて古い方を解約

この乗り換え方法のメリットとしては、ネットが途切れずに使えるということ。

ただしデメリットもあり、まずは古い方の解約月と新しい方の開通月が重なるので、重なった分の月は月額料金が双方からかかってきます。

そして、物理的に光ファイバー線を2回線引き込んでいることになるため、古い方を解約した後にその線が残ってしまうので、気に入らなければ撤去工事をしてもらう必要があることです。

 

2.マンションタイプはケースバイケース

マンションタイプには、共用部分の設備によって、(A)光配線方式、(B)VDSL方式、(C)LAN配線方式の3種類があります。

(A)は共用部分から部屋まで光ファイバー線を引くため、物理的に許す限りは何本でも引くことができるので、新しい光コラボを先に開通させることができます。

(B)は、共用部分から部屋までは電話回線を使うタイプなので、古い光コラボで1回線を既に使っている場合は、新たに2回線目を引くことは現実的ではなく難しいでしょう(工事をするNTTの判断によりますが)。

一般的ではないですし、僕は今までの経験上お目にかかったことはありません。

ただし、例外は(B)で1回線使っていても、建物に(A)の設備も併設している場合というのがあり、そちらの設備で新しい方を2回線目として開通工事をすることができます(管理会社・大家さんの許可が取れれば、戸建て向け回線も同様に2回線目として工事可能)。

(C)は設備の性質上、1居室1回線の契約しかできませんが、併設のマンションタイプ設備があったり(許可が取れれば)戸建て向け回線を2回線目として引くことはできます。

 

3.ひかり電話がある場合は要注意!

もう一つ光コラボの乗り換えでよくわからないのが、「ひかり電話の電話番号はどうなるの?」という電話番号の扱いです。

この問題は、電話番号をはじめて取得したときの状況によって、番号ポータビリティ(同じ電話番号で移行)できるかどうかが分かれます。

3-1.もともとNTTのアナログ・INS(ISDN)契約で取得した電話番号は番号ポータビリティOK

 番号ポータビリティができるのですが、光コラボ同士は直接乗り換えができないため、一旦ひかり電話をNTTのアナログ回線に戻す必要があります。

電話の機能をひかり電話からアナログ回線にするにはNTTへの費用として2,000円かかります。(派遣工事が必要な場合は、派遣費用や交換機工事、宅内工事を含めて8,500円~11,000円程度かかると言われています)

NTT東日本・西日本への連絡先
0120-116116
午前9時~午後5時まで(年末年始を除く)

ちなみに、NTTへ連絡してアナログ回線への切り替え手続きが終われば、光コラボ側のひかり電話は自動で外れます。

 そして、新しい光コラボのひかり電話として再び番号ポータビリティします(ここで光コラボ事業者に対して3,000円ほどかかります)。

3-2.ひかり電話で初取得の電話番号はポータビリティNG

古い方の光コラボを契約した時に、ひかり電話も申し込んで新しく取得した電話番号というのは、その光コラボ以外の光回線に移行して使うことはできません。解約と同時になくなります。

電話番号を諦めるか、乗り換え自体を諦める必要があります。特に、お店や会社で使っているような場合は注意が必要ですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか? 電話番号があると、ちょっとわかりづらく感じてしまう部分もあるかもしれませんね^^;

最後に復習としてまとめておきますが、番号ポータビリティをしつつ光コラボを乗り換えるときは、初めにお伝えした方法と合わせると次のようなパターンになります。

  • 古い光コラボを先に解約する場合:NTTに連絡してひかり電話をアナログ回線にする→古い光コラボを解約→新しい光コラボ(ひかり電話付き)で開通する
  • 新しい光コラボを先に開通する場合:NTTに連絡してひかり電話をアナログ回線にする→新しい光コラボ(ひかり電話付き)を開通→古い光コラボを解約する

どちらにしても電話番号を使い続けたい場合は、先にNTTへ連絡をして現在使っているひかり電話をアナログ回線に変えておく必要があります。

マンションタイプについては、新しい光コラボを2回線目として先に開通するのは設備のタイプや状況によってできない場合があるので、新しい方を申し込んだときに申込フォームの備考などで伝えておくか、工事日調整の連絡で相談してみるといいかもしれません。

この記事が、少しでも光コラボ同士の乗り換えを考えている人の参考になれば幸いです。

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