ドコモ光×TNCの評判はどう?ユーザーの声を調査してみた

ドコモ光×TNCの評判はどう?ユーザーの声を調査してみた

ドコモ光のプロバイダの一つ「TNC」(TOKAIネットワーククラブ)をご存知でしょうか?

インターネットを使用する上でプロバイダは必要不可欠ですが、事業者によって速度に違いがあるため、ストレスなくインターネット通信を楽しむにはプロバイダ選びは重要です。

プロバイダTNCについては、Twitter上に『速度が遅い』という評判が挙がっていますが、真実はどうなのでしょうか?

この記事では、ドコモ光×TNCの評判プロバイダTNC(TOKAIネットワーククラブ)の特徴などについて解説していきますので、ドコモ光×TNCを検討している方は参考にしてみてください。

※表記している価格は税込みです。

ドコモ光×TNCの速度についての評判

ドコモ光×TNCの評判についてTwitterを見てみましたが、挙がっている口コミがあまり多くなかったため、フレッツ光やコミュファ光でプロバイダTNCを使っている方についても見てみました。

結論から言うと、プロバイダTNCの速度についての評判は速い・遅いが半々ぐらい、といった感じでした。

速度に不満なく使えている方の声

ドコモ光×TNCを使っている方からは特に『遅い』という不満の声は挙がっておらず、500Mbpsや700Mbps超えの速度でインターネットができている方もいるようです。

また、コミュファ光でプロバイダTNCを使っていて600Mbpsを超えている方もいました。

『プロバイダTNCは遅い』という評判

『プロバイダTNCは遅い』と不満を口にしている方は、主にフレッツ光やコミュファ光のユーザーでした。

『最近になって遅くなった』という方や、『亀のように遅い』と嘆いている方、さらには、1ケタ(10Mbps未満)の速度しか出ていない方もいるようです。

ドコモ光は23種類のプロバイダから選べますが、他のプロバイダに変更したことで速度が改善した方もいるみたいです。

そのため、ドコモ光×TNCを使ってみて速度に不満を感じるようであれば、プロバイダ変更を検討してみると良いかもしれません。

プロバイダTNCの速度はドコモ光の中で遅い方なのか速い方なのか不明

「みんなのネット回線速度」というスピードテストのサイトではドコモ光のプロバイダごとの平均速度がランキング化されているのですが、TNCはランキングにすら入っていません…(2022年10月27日時点)。

順位プロバイダ名ダウンロード速度
1ドコモnet315.88Mbps
2GMOとくとくBB291.44Mbps
3BB.excite286.78Mbps
4BIGLOBE282.44Mbps
5OCN280.48Mbps
6ぷらら269.92Mbps
7@TCOM258.75Mbps
8ASAHIネット257.82Mbps
9エディオンネット249.2Mbps
10DTI237.14Mbps
11アンドライン235.49Mbps
12
WAKWAK212.28Mbps
13
@nifty211.62Mbps
14
楽天ブロードバンド172.24Mbps
15hi-ho101.77Mbps
※タイプA・B対応のプロバイダのみを抜粋。

ドコモ光で選べるプロバイダは23社ですが、ランキングに反映されているプロバイダは直近3ヶ月間で50名以上の方が測定されているプロバイダです。

要するに、速度測定をしている方が少ないためランクインすらしていないのです。そのため、TNCがドコモ光のプロバイダの中で遅い方なのか速い方なのかは不明です。

ドコモ光×TNCの料金・提供サービス

ドコモ光×TNC引用元 TOKAIネットワーククラブ公式サイトより

ドコモ光×TNCのサービスについて解説する前に、プロバイダのTNCについて簡単に説明しておきます。

そもそも「TNC」という名称に聞き慣れない方も多いと思います。東海地方でインターネットをご利用されている方であればご存じの方も多いと思いますが、東海地方以外にお住まいの方はほとんど耳にすることがありません。

それは、TNCはTOKAIネットワーククラブが運営する東海地方限定のプロバイダだからです。

TNC(TOKAIネットワーククラブ)は東海地方限定のプロバイダ

全国でサービス展開することで利用者を増やしているプロバイダもあります。

しかし、TNC(TOKAIネットワーククラブ)が提供されているエリアは東海地方のみで、しかも、ドコモ光×TNCは静岡県でしか提供されていません

そのため、ドコモ光×TNCを使っていて静岡以外の都道府県に引っ越す場合は、プロバイダ変更が必須になってしまいます。

月額料金は4,620円~

 戸建てタイプマンションタイプ
タイプA5,720円4,400円
タイプB5,940円4,620円
タイプC5,720円4,400円
単独タイプ5,500円+プロバイダ料4,180円+プロバイダ料
※2年契約プランで申し込んだ場合。2年契約なしの場合はそれぞれ+1,650円。

ドコモ光は、タイプA・B・Cの中からプロバイダを選択できます。

プロバイダTNC(TOKAIネットワーククラブ)は料金が高いタイプBに属しているため、戸建てタイプは5,940円、マンションタイプは4,620円になります。

A・Bどちらを選んでも光回線の品質に違いはありませんので、特にプロバイダにこだわりがないようであれば、安い方のタイプAから選ぶことをおすすめします。

プロバイダ「TNC」のサービス概要

プロバイダのTNCで提供されるサービスは以下のとおりです。

TNC プロバイダサービス概要
メールアドレス数3個
メールBOX容量無制限
ドメイン.tnc.ne.jp
セキュリティソフトTOKAI SAFE(12ヶ月無料)
リモートサポート
訪問サポートプロバイダ有料サービス
Ipv6PPPoE
IPv6通信
その他のサービス・個人向けホームページサービス(20MBまで)
・Webメール

メールアドレスは3個まで利用可能で、メールBOXの容量は無制限となっています。セキュリティソフトは12ヶ月無料になっていて、最大6台までのパソコン・スマホにインストールできます(無料期間終了後は月額440円)。

プロバイダによっては、Ipv6対応のWi-Fiルーターを無償レンタルしていたりするところもありますが、TNCではそのサービスは行われていません。

なお、ドコモ光×TNCはIPv6通信に対応していますがIPv4 over IPv6ではありません。そのため、IPv4 over IPv6対応のプロバイダよりも繋がりにくい状況が生まれやすいです。

TOKAI SAFEが12ヶ月無料

「TOKAI SAFE」は、オンラインの世界で情報を保護するために開発されたセキュリティソフトです。

オンライン生活が主流になりつつある今、問題となっているのはウイルスなどのセキュリティ対策ですが、TOKAI SAFEでは、インターネット検索、オンラインショッピング、動画閲覧などのオンラインライフをより安心して楽しめるためにユーザを保護してくれます。

Windows、Mac、Android、iPhoneに対応していて、1つのライセンスで最大6台まで保護できるので、ネットに疎いおじいちゃん・おばあちゃん、さらにはお子さんのスマホも安全に守ってくれます。

しかも、最大12ヶ月無料で利用できます(無料期間終了後は月額440円)。

ドコモ光×TNCで行われているキャンペーン・割引

ドコモ光×TNCでは、工事費無料、スマホとのセット割、キャッシュバックなどのキャンペーンが行われています。

ドコモ光×TNCで行われているキャンペーン・割引

初期工事費はキャンペーンで完全無料

事務手数料3,300円
初期工事費戸建てタイプ:19,800円
マンションタイプ:16,500円
→ キャンペーンで無料

現在ドコモ光では、初期工事費が完全無料になるキャンペーンが行われています。

他社のように実質無料ではなく完全無料のため、解約時に残債請求をされる心配がありません。

なお、工事費無料キャンペーンはドコモ光で実施されているため、TNC以外のプロバイダを選んだ場合でも適用されます。

ドコモ光セット割で毎月のスマホ料金が最大1,100円割引

ドコモ光 ドコモ光セット割引用元 ドコモ公式サイトより

ドコモのスマホや携帯電話とドコモ光を一緒に利用すると、「ドコモ光セット割」で毎月のスマホ料金が最大1,100円割引になります(「ahamo」は対象外)。

他の大手携帯キャリア(au・ソフトバンク)のスマホ+光回線のセット割では、月額550円の光電話(固定電話サービス)への加入が条件になっていますが、ドコモ光でセット割を組む場合はオプション加入は不要です。

なお、ドコモ光セット割を組める光回線はドコモ光のみなので、ドコモユーザーがセット割を組みたい場合は必然的にドコモ光一択になります。

割引額はドコモで契約している料金プランよって異なるので、下の表でチェックしてみてください。

「ドコモのギガプラン」を契約している場合

「ドコモのギガプラン」とは、5Gギガホ プレミア、5Gギガホ、ギガホ プレミア、ギガホ、5Gギガライト、ギガライトの総称です。

料金プラン割引額
5Gギガホ プレミア/5Gギガホ-1,100円/月
ギガホ プレミア/ギガホ
-1,100円/月
5Gギガライト/ギガライトステップ4:~7GB-1,100円/月
ステップ3:~5GB-1,100円/月
ステップ2:~3GB-550円/月
ステップ1:~1GB割引適用外

「カケホーダイ&パケあえる」を契約している場合

「カケホーダイ&パケあえる」の新規受付は終了していますが、契約している方はプラン変更やパケットパックの変更ができます。

料金プラン割引額
ウルトラシェアパック100-3,850円/月
ウルトラシェアパック50-3,190円/月
ウルトラシェアパック30-2,750円/月
ベーシックシェアパックステップ4:~30GB-1,980円/月
ステップ3:~15GB-1,980円/月
ステップ2:~10GB-1,320円/月
ステップ1:~5GB-880円/月
ウルトラデータLLパック-1,760円/月
ウルトラデータLパック-1,540円/月
ベーシックパックステップ4:~20GB-880円/月
ステップ3:~5GB-880円/月
ステップ2:~3GB-220円/月
ステップ1:~1GB-110円/月

ドコモ光セット割の適用条件や申し込み方法については、下の記事で解説しています。
ドコモ光セット割とは?家族も自動で割引される?適用条件や割引額を解説

42,000円キャッシュバックキャンペーン

ドコモ光引用元 NNコミュニケーションズのキャンペーンサイトより

ドコモ光×TNCの申し込みは、ドコモ光の正規代理店「NNコミュニケーションズ」がおすすめです。

NNコミュニケーションズでは、オプション加入不要で42,000円キャッシュバックがもらえます。手続きは申し込み時に口座情報を伝えるだけとシンプルで、振り込みも最短1ヶ月後と早いです。

NNコミュニケーションズのキャンペーン内容

  • 42,000円キャッシュバック
  • オプション加入不要
  • 申し込む際に口座情報を伝えるだけ(SMSでも登録可能)
  • 振り込みはドコモ光が開通した最短1ヶ月後

NNコミュニケーションズではTNC以外のプロバイダでもドコモ光を申し込めますので、どのプロバイダが良いかわからない方・お悩みの方は是非相談してみてください^^

なお、TNC以外のプロバイダが気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ドコモ光のプロバイダは速度・キャンペーンで選ぶとどこがおすすめ?

「ドコモ光×TNC」と「TNCヒカリ」の違いは?

TNCヒカリ引用元 TOKAIネットワーククラブ公式サイトより

TNCヒカリは、プロバイダTNC(TOKAIネットワーククラブ)が自社提供している光コラボで、フレッツ光と同じNTTの光回線とプロバイダTNCがセットで提供されているサービスです。

ここでは、ドコモ光×TNCとTNCヒカリにはどういう違いがあるのかを比較していきます。

月額料金・初期費用・セット割などで比較

ドコモ光×TNCTNCヒカリ
月額料金戸建て:5,940円
マンション:4,620円
戸建て:5,610円
マンション:4,180円
初期工事費戸建て:19,800円
マンション:16,500円
→ キャンペーンで完全無料
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
→ キャンペーンで無料
事務手数料3,300円3,300円
→ キャンペーンで無料
契約期間2年2年
解約金戸建て:5,500円
マンション:4,180円
戸建て:3,300円
マンション:2,200円

月額料金で比較

月額料金で比べた場合、TNCヒカリの方が戸建てタイプは330円、マンションタイプは440円安いです。

『そんなに大した額じゃない』と思った方もいるでしょうが、これを1年に換算すると3,960円~5,280円に及びます。月額料金は初期費用と違い、長く使えば使うほど差がついてくるため数百円でも安い方が良いです。

初期費用で比較

TNCヒカリでは現在キャンペーンを実施していて初期工事費・事務手数料ともに無料になるため、初期費用はドコモ光×TNCよりTNCヒカリの方が安いです。

契約期間や解約金で比較

契約期間はどちらも2年で、解約金は住居タイプによって違うため甲乙を付けづらいです。

ただ、最近は他社のネット回線に乗り換える際、上限こそ有るものの解約金を負担してくれるネット回線もあるため、よほど高い場合を除いてはそこまで気にしなくて良いのかもしれません。

スマホとのセット割で比較

ドコモユーザーはドコモ光×TNCを利用することでドコモ光セット割が組めて、スマホ料金の割引を受けられます。

一方、TNCヒカリを運営するTOKAIコミュニケーションズでは格安SIMのLIBMOを提供しているため、TNCヒカリとLIBMOをセット利用することで、TNCヒカリの月額料金が毎月最大330円割引になります。

ドコモ光×TNCについてよくある質問

ドコモ光のプロバイダをTNCから変更できる?

ドコモ光ではプロバイダの変更が可能のため、TNCから他のプロバイダへ変更できます。

プロバイダの変更はドコモインフォメーションセンターへ電話、またはドコモショップで行えます。プロバイダを変更する際は、ドコモのネットワーク暗証番号や光回線契約者IDなどの契約者情報が必要です。

  • ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)へ電話をする
  • ドコモショップへ行く

プロバイダの変更方法や費用などの詳細はこちらをご覧ください。
ドコモ光のプロバイダは速度・キャンペーンで選ぶとどこがおすすめ?

ドコモ光×TNCの解約方法は?

ドコモ光×TNCの解約方法は、ドコモインフォメーションセンターへ連絡するドコモショップへ行って手続きを行うかのどちらかです。

  • ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)へ電話をする
  • ドコモショップへ行く

プロバイダによってはプロバイダへの解約手続きも必要な場合がありますが、TNCの場合は必要ありません。

まとめ

今回はドコモ光×TNCについて解説してきました。

プロバイダTNC(TOKAIネットワーククラブ)は東海地方限定で、しかも、ドコモ光×TNCは静岡でしか利用できません。そのため、利用者はかなり限られてしまうのが正直なところです。

また、速度についての真意もつかめないため、それなら、ドコモ光の中でも速度に定評があるプロバイダを選ぶのがおすすめです。

人によって求めていること(速さ、お得度、サービス内容など)は違いますので、プロバイダ選択をする際にこの記事を参考にしていただけたら嬉しいです^^

なお、以下の記事では、速度が速い光回線、転用・事業者変更におすすめの光コラボ、料金が安い光コラボ、について解説していますので、是非参考にしてみてください。

こちらの記事もご参考に!

  • 速度が速い光回線をお探しの方は ⇒ こちら
  • フレッツ光からの転用(乗り換え)を検討中の方は ⇒ こちら
  • 光コラボからの事業者変更(乗り換え)を検討中の方は ⇒ こちら
  • 料金が安い光コラボをお探しの方は ⇒ こちら

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