
最近頂いた、読者の方からのご相談です。同じようなケースで困っている方の参考になればと思い記事にします。
OCN光の代理店から電話があり、勧誘が強引な感じでフレッツ光からOCN光に転用してしまったとのこと。「インターネットとプロバイダサービスが一緒になったという月々の利用料金が今までに比べて500円程度安くなる、転用に関しては一切面倒な手続きは不要」と言われたようです。
あまりに強引なので最初は断っていたようですが、転用に際して必要な事務手続き費用3.000円をキャッシュバックするということで契約。しかし蓋を開けてみると利用料金は安くなるばかりか、以前より1.000程度あがってしまった状況。
解約しようにも2年割りに入っているため違約金11.000円がかかり、今後の対策に悩んでいて相談がきました。ちなみに、代理店側から事務手数用の3,000円はキャッシュバックされていないようです。
1.相談内容のポイント
- 回線が切り替え前であれば、いくらでも申し込みキャンセルは出来ますが、今回のケースは転用で切り替わってしまっている。
- 代理店側が「月額料金が今より安くなる」と言っていたのに、いざ切り替えてみると「1,000円ほど高くなった」。
という2点です。ちなみにOCN光のサービスが云々という事ではなく、代理店のセールス方法がとても誤解を招きやすいということです。
2.解決策としてのアドバイス
すでにフレッツ光からの転用で回線が切り替わってしまってはいますが、その電話をかけてきた代理店にまず落ち度があるので「電話営業で安くなると一方的に言われたのに話が違う」と、事業者(今回はOCN)にクレームを入れるのが先決です。
事業者にも伝えておけば、万が一代理店に連絡がつかなくても、代理店からユーザー対応するように連絡がいきます。
ポイントはきちんと代理店名や担当者名まで、事業者に伝えることです。なぜなら、事業者は代理店の管理・監督の責任があるため、あまりにも悪質な契約の取り方をしている場合は、その代理店は営業停止になりますし、問題が大きくなると事業者にも総務省から指導が入ります。
また、代理店の契約の取り方があまりにも悪質だったりした場合、転用した光コラボからフレッツ光に戻してもらうことができます。
一度転用してしまった光コラボからフレッツ光への切り戻しですが通常はできないとされています。(例えば、光コラボに転用してユーザーがフレッツに戻したいときは一旦、光コラボを解約してからフレッツ光を新規で申し込むといった具合です。)
当たり前ですが、こういうケースの回線切り戻しの工事費用は、事業者もしくは代理店がもつことになるため事業者側の最終手段です。ユーザー側に非がなくどうしてもクレームで収まらない、代理店の獲得方法に明らかに問題がある、などのケースで適用される場合があります。
もし、代理店側の担当者が切り戻し自体を「知らない。」もしくは「開通してしまったので戻せない。」の一点張りであれば、単純に「話が違うから、今の光回線の解約にかかる費用と、新規のフレッツ光の契約にかかる金額をすべて代理店側が負担して、フレッツに戻してくれ。」と話すのが良いと思います。
それでも、どうしても埒が明かない場合は、地域の消費生活センターに相談しましょう。
今回の相談者さんは、事業者のOCNに連絡し、代理店側からの対応を待っているとのこと。消費者センターにも相談されて、『勧誘の時の「
納得のいく解決になることを願います。
3.まとめ
何度も当ブログでお伝えしていますが、基本的に訪問と電話営業でインターネット回線は契約をするべきではありません。契約を1件でも多く取って、報酬をもらう事しか考えていない代理店が多いからです。(もちろん、そうじゃない代理店もあるでしょうが少数でしょう)
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