OCN光とauひかりの比較!速度・料金・割引はどちらがお得?

OCN光とauひかりの比較!速度・料金・割引はどちらがお得?

月額料金が安いOCN光は評判もそこまで悪くない光回線です。

対するauひかりは速度に定評があり、キャンペーンも充実していますが、やはり月額料金と工事費が高い…。

しかし、よくよく調べてみると、料金に関して差はあまりなく、キャンペーンの質が勝負のカギを握っているかもしれません。

OCN光とauひかりの2択で悩んでいる方は是非参考にしてください。

※表記している価格は税込みです。

OCN光とauひかりを速度で比較

まずは、速度や品質の比較からしていきましょう。

光回線では料金が一つの基準ですが、速度も大事です。

せっかく1Gbpsの光回線を契約したのに10Mbpsしか速度が出なくて、動画がスムーズに見れないし、ダウンロードもできない、といったことになってしまうと致命傷ですからね。

ご自宅でちょっとしたことにインターネットを使うだけであれば、まずは料金を比較対象とするべきですが、インターネットを使って仕事をしたり、動画を観たり、ダウンロードしたりすることが多い人にとっては、速度が一定以上出ないと他の光回線への乗り換えを検討しなければなりません。

正直、それはなかなか面倒です…。

光コラボとauひかりの違い

速度比較をする前に基礎知識として、光コラボとauひかりの違いをしっかり押さえておきましょう。

光回線を大きく分けると以下の3種類があります。

NTT回線電力系回線独自回線
・フレッツ光
・光コラボ
・ソフトバンク光

 ・ドコモ光
 ・ビッグローブ光
 ・OCN光
 など
・コミュファ光
・eo光
・メガエッグ
・ピカラ光
・BBIQ
・auひかり
・NURO光

OCN光はNTTの光回線とプロバイダOCNをくっつけてOCNが提供している光コラボです。これに対し、auひかりはフレッツ光や光コラボとは違い独自の設備を使っている光回線です。

もちろん、光回線である以上、光ファイバーという同じ技術を使ったものであることに違いはありませんが、実は光回線によって速度が大きく異なるのです。

RBB SPEED AWARD 2021の結果

2022年3月に発表された、「RBB SPEED AWARD 2021」の結果をもとに速度比較をしていきましょう。これは実測に基づいた光回線の速度ランキングで、唯一基準となるものです。

<地域別最優秀賞の光回線>

エリア光回線名下り速度(Mbps)
北海道NURO光180.85Mbps
東北auひかり105.79Mbps
関東auひかり371.62Mbps
甲信auひかり93.89Mbps
東海コミュファ光321.43Mbps
近畿eo光307.93Mbps
中国auひかり113.68Mbps
四国auひかり164.73Mbps
九州auひかり138.95Mbps

ご覧のように、圧倒的にauひかりが勝っています

回線契約者数はフレッツ光や光コラボの方が圧倒的に多いです。しかし、フレッツ光や光コラボは同じNTTの回線設備を使っていることから、契約者数が多すぎて回線が混雑してしまうようです。

これに対しauひかりは、契約者数で言えば大手の二番手に位置する光回線で、東海・近畿エリアの戸建てタイプ以外ではほぼ全国に展開しています。

破格のスピードを誇るNURO光が展開する関東・中国・九州エリアでもauひかりの速度が勝っていることを考えると、これはauひかりの品質の良さを証明していると言っても良いでしょう。

速度に関してはやはり圧倒的にauひかりが信頼できますね^^

OCN光とauひかりを月々の料金で比較

では次に、月額料金の比較をしていきましょう。

月額料金だけの比較であれば調べればすぐにわかることですが、実は、月々かかる料金(費用)は月額料金だけではありません。

工事費の分割払いも月々の支払いに当然入ってきますし、月額料金の割引などもそこに加味する必要があります。

月額料金

月額料金は以下のように比較できます。

 auひかりOCN光
戸建てタイプ1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目~:5,390円
5,610円
マンションタイプ3,740円~5,720円
(設備による)
3,960円

auひかりは、戸建てタイプが「ずっとギガ得プラン」という3年契約が最も安く、マンションタイプは2年契約の「お得プランA」がスタンダートになっています。OCN光は2年契約が一般的です。

月額料金で見るとほぼ横並びと言った感じですが、auひかりのマンションタイプは建物にどのタイプが導入されているかによって月額料金が違ってきます。

工事費

次は工事費と、月額料金+工事費の比較をしていきましょう。

auひかりとOCN光の工事はこのようになっています。

 auひかりOCN光
戸建てタイプ41,250円
(初回1,194円+1,178円×34回)
19,800円
(990円×20回)
マンションタイプ33,000円
(初回1,443円+1,434円×22回)
16,500円
(825円×20回)

工事費については圧倒的にOCN光のほうが安いですね。

では、その工事費を月額料金に足してみましょう。

 auひかりOCN光
戸建てタイプ5,610円+1,178円
=6,788円
5,610円+990円
=6,600円
マンションタイプ3,740円~5,720円+1,434円
=5,174円~7,154円
3,960円+825円
=4,785円
※auひかりの戸建てタイプは1年目の場合。

大分差が開いてしまいましたが、ここでOCN光のほうが安いと決めるのはまだ早いです。

「auひかりは速いけど高い」「OCN光は遅いけど安い」という考えは、キャンペーンをよく調べると間違いであることが分かります。

OCN光とauひかりをキャンペーンで比較

ここからはキャンペーンの比較をしていきます。

auひかりとOCN光では様々なキャンペーンが実施されていますが、今回はこちらの3つに焦点を絞っていきます。

  • 工事費割引(実質無料)
  • スマホ・携帯割引
  • キャッシュバック

ちなみに、上記以外にauひかりでは最大30,000円までの違約金還元キャンペーンも実施しています。

工事費割引(実質無料)

OCN光の場合、フレッツ光を使っている方は「転用」という方法で、他の光コラボを使っている方は「事業者変更」という方法で乗り換えることができます。NTTの光回線設備をそのまま使い続けることができるため、工事が不要で工事費もかかりません。

ただし、新規の場合は工事費がかかり、工事費無料キャンペーンは行われていないため自己負担になってしまいます。

一方、auひかりには「初期費用相当額割引」という工事費を実質無料にしてくれるキャンペーンがあります

そもそもauひかりは工事費が高すぎるので、このキャンペーンを利用しない手はありません。一定の条件をクリアする必要がありますがそこまで厳しくありません。

auひかりはキャンペーンで工事費が実質無料

auひかり「初期費用相当額割引」引用元 auひかり公式サイトより

「初期費用相当額割引(工事費実質無料キャンペーン)」とは?

  • 特典内容:初期費用相当額を全額割引
  • 適用条件:auひかり+auひかり電話(550円/月)
    ※マンションタイプはauひかり電話は不要

一定の条件とは、auひかりと一緒にauひかり電話(固定電話)を契約することです。これによって工事費が実質無料になります。

auひかり電話はオプションサービスのため毎月550円かかりますが、契約することで毎月の工事費分割代がそっくりそのまま割引されます。

よって、この割引を先ほどの比較表に当てはめると以下のようになります。

 auひかりOCN光
戸建てタイプ5,610円+1,178円-1,178円+550円
=6,160円
5,610円+990円
=6,600円
マンションタイプ3,740円~5,720円+1,434円-1,434円
=3,740円~5,720円
3,960円+825円
=4,785円
※auひかりの戸建てタイプは1年目の場合。

少しゴチャゴチャしてしまいましたが、工事費無料キャンペーンを適用することで、auひかりの方が安くなりましたね。

戸建タイプで工事費無料キャンペーンを適用するためにはauひかり電話(月額550円)の加入が必要になりますが、その料金を足してもauひかりの方が安いです。

スマホ・携帯のセット割

auひかりとOCN光は、どちらもスマホ・携帯のセット割を実施しています。その2つを比較してみましょう。

OCN光モバイル割

OCN光のセット割は「OCN光モバイル割」です。

  • 内容:1契約につき毎月220円割引(最大5契約まで)
  • 条件:OCN光+OCNモバイルONE

格安SIMのOCNモバイルONEの料金が、1契約につき毎月220円安くなります。これと言った条件はなく、OCN光とOCNモバイルONEをセット利用することで割引してもらえます。

auスマートバリュー

auひかりのセット割は「auスマートバリュー」と言って、こちらも同じように毎月のスマホ・携帯料金が割引されます。

  • 内容:1契約につき毎月550円~1,100円割引(離れて暮らす50歳以上の家族を含め最大10契約まで)
  • 条件:auひかり+auひかり電話

auスマートバリューは、条件に「auひかり電話の契約」があるのがちょっとした難点ですが、先ほどの初期費用相当額割引(工事費実質無料キャンペーン)もauひかり電話の契約が必要でしたので、一石二鳥と言った感じですかね^^

また、auひかりはUQモバイルとの「自宅セット割」も組めます。こちらもauひかり電話を契約することで、UQモバイルの月額料金が毎月638円または858円割引してもらえます(最大10契約まで)。

キャッシュバック

キャッシュバックは光回線の事業者というより代理店からもらえます。

今回は数ある代理店の中でも、優良店である「代理店NEXT」を焦点にして比較してみましょう。

auひかりOCN光
キャンペーンサイトauひかりOCN光_NEXT
キャッシュバック
(auひかりのみ)
65,000円なし
キャッシュバック
(auひかり+auひかり電話)
71,000円
+さらに、10,000円増額中!
必須オプションなし
手続き方法申し込み時に口座情報を伝えるだけ
受け取り時期最短で翌月

残念なことに、OCN光ではキャッシュバックキャンペーンが行われていません…。

そのため、キャッシュバックで比較した場合には雲泥の差でauひかりの方が断然お得です。

キャッシュバックはオプション加入なしでももらえ、auひかり電話に加入することで金額がアップします。他の代理店でよく目にする「必須加入」ではなく任意なのが嬉しいポイントです^^

もちろん、代理店NEXTから申し込んでも、工事費無料や違約金還元、さらには、auスマートバリューや自宅セット割など、auひかり公式のキャンペーンや割引は適用可能なので、よりお得にauひかりを始められますよ。

まとめ

今回は、auひかりとOCN光のサービス内容やキャンペーンを比較してきましたが、いかがでしたか?

おさらいでもう一度両者の違いを見ておきましょう。

auひかりOCN光
地域別最優秀賞の数関東・四国・九州などの6エリア0
月々の料金5,610円+1,178円-1,178円+550円
=6,160円
※工事費実質無料を含めると安い
5,610円+990円
=6,600円
※工事費の分割代を含めると高い
スマホ・携帯割引最大1,100円×10契約最大220円×5契約
キャッシュバック最大71,000円なし
※月々の料金は戸建てタイプの場合。

月額料金と工事費だけで見ると、『OCN光の方が安そう』と思ってしまいがちです。

しかし、工事費はOCN光の場合は自己負担になり、auひかりはキャンペーンによって実質無料になるため、キャンペーンを含めるとauひかりの方が安くなります。

しかも、スマホ・携帯とのセット割やキャッシュバックなどauひかりには勝る点が多々あるため、全体的に見てもauひかりのほうがおすすめと言えます。

『自分はOCN光のほうが気になる』という方は、こちらを参考にしてください。

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