
光回線には色々ありますが、中でもauひかりはテレビでよくCMが流れていて、『何かは知らなくても「auひかり」という言葉を聞いたことがある』という人も多いと思います。
これに対し、あまり知名度は高くなくてもリーズナブルでおすすめなのが「@nifty光」です。
@niftyという言葉も聞いたことがある人がいるかもしれませんが、@nifty光は@niftyというプロバイダ会社が運営している光回線です。
今回はその2つの光回線を比較し、双方のメリット・デメリットを浮き彫りにしていきたいと思います!
※表記している価格は税込みです。
目次
auひかりってどんな光回線?
引用元 auひかり公式サイトより
まずは、auひかりについて見ていきましょう。
auひかりはauが独自の回線を使って提供している光回線で、プロバイダは7種類から選べます。
戸建てタイプ・マンションタイプがありますが、戸建てタイプは東海・近畿エリアでは展開されていません。
月額料金・工事費
月額料金・工事費などは以下のとおりです。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
回線速度 | 1Gbps | |
月額料金 | 1年目:5,610円 2年目:5,500円 3年目~:5,390円 | 3,740~5,720円 (設備による) |
事務手数料 | 3,300円 | |
工事費 | → キャンペーンで実質無料 | → キャンペーンで実質無料 |
契約期間 | 36ヶ月間 | 24ヶ月間 |
解約金 | 16,500円 | 7,700円 |
撤去費用 | 31,680円 | ー |
提供エリア | 東海・長野・関西を除く全国 | 全国 |
auひかりは戸建てタイプ・マンションタイプで料金が異なります。
戸建てタイプでは1Gbpsの他に5Gbps・10Gbpsがあり、関東の一部のみで利用可能です。
工事費はキャンペーンによって実質無料にすることができます。
auひかりの工事費は戸建てタイプが41,250円、マンションタイプが33,000円と正直言って高いですが、auひかり電話(固定電話サービス)を申し込むことで実質無料にできます。マンションタイプはひかり電話の契約をしなくても実質無料になります。
このひかり電話は戸建てタイプ・マンションタイプ共に月額550円+通話料となっているので、550円くらいの負担だと考えれば大丈夫です。
また、auひかりならではのデメリットですが、戸建てタイプを解約するときには必ず「撤去工事費」が発生するので要注意です。
キャンペーン・割引
次にauひかりのキャンペーンをいくつか紹介していきましょう。
auひかりはさすが大手携帯会社ということもあり、キャンペーンが充実しています。
- 最大52,000円 キャッシュバック
- プロバイダSo-net+auスマートバリューまたは自宅セット割適用で10,000円増額中
- 初期工事費が実質無料
- 他社からの乗り換え費用を最大30,000円負担(+最大25,000円キャッシュバック)
- auスマホ・ケータイとのセット割「auスマートバリュー」が組める
- UQモバイルとのセット割「自宅セット割」が組める
他社からの乗り換える際に発生す工事費などを最大3万円まで負担してくれる「auひかり新スタートサポート」や、初期費用が実質無料になる「初期費用相当額割引」、毎月のスマホ料金が割引になる「auスマートバリュー」、さらにはキャッシュバックなど、豪華なラインナップです。
キャンペーンを適用する際にひかり電話が条件になっていたりしますが、月額550円で全てのキャンペーンを受けられると思えば安いもんかもしれません^^
キャッシュバックは、ひかり電話契約に加入することでキャッシュバックを増額してもらえますよ。
キャッシュバックがお得!
さて、キャンペーンの中で忘れてはいけないのが「キャッシュバック」です。
キャッシュバックは優良店の代理店から申し込むことでたくさんもらえますが、「株式会社NEXT」は難しい条件や手続きがないためおすすめの代理店です。
引用元 NEXTキャンペーンサイトより
最大52,000円 はひかり電話も申し込んだ場合のキャッシュバック金額ですが、auひかりだけの申し込みでも45,000円 がもらえます。
条件と言う条件はなく、手続き方法もauひかりを申し込むときに口座情報を伝えるだけで、書類返信やアンケート回答なども必要ありません。
それが完了すれば、あとは翌月末にキャッシュバックが振り込まれるのを待つだけです。
⇒ auひかりのキャンペーンと料金、メリット・デメリットを詳しく解説
@nifty光はどんな光回線?
引用元 @nifty光公式サイトより
次に@nifty光について見ていきましょう。
@nifty光は「NTT回線(光回線)+@nifty(プロバイダ)」のサービスです。そのため、大元はフレッツ光と同じNTTの光回線です。
月額料金・工事費
@nifty光の月額料金は期間によって異なります。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
回線速度 | 1Gbps | |
月額料金 | ~30ヶ月:5,060円 31ヶ月~:5,720円 | ~30ヶ月:3,828円 31ヶ月~:4,378円 |
事務手数料 | 新規・転用:2,200円 事業者変更:0円 | |
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
契約期間 | 24ヶ月(自動更新) | |
解約金 | 10,450円 | |
提供エリア | 全国 |
30月目までは比較的リーズナブルな料金で利用することができますが、31ヶ月目以降は標準的な料金です。
工事費は無料にする術がないため、そのまま月々の請求に上乗せされます。
キャンペーン・割引
@nifty光で行われているキャンペーンや割引は以下のとおりです。
- 開始月の月額料金が0円
- 月額料金の割引(30ヶ月間)
- auスマホとのセット割「auスマートバリュー」
- UQモバイルとのセット割「自宅セット割」
- NifMo(ニフモ)とのセット割
実は、@nifty光でもauスマートバリューや自宅セット割が使え、さらには自社ブランドであるNifMo(ニフモ)とののセット割もあります。
UQモバイルやNifMoといった格安スマホ(格安SIM)ともセット割が組めるのはポイントです。
なお、以前は「まるっと割」という割引で電気やガスもお得に使えましたが、2019年2月で受付終了になってしまいました…>_<
キャッシュバックがお得!
@nifty光でもお得なキャッシュバックキャンペーンが行われています。
こちらもおすすめは優良店の代理店である「株式会社NEXT」で、最大15,000円 のキャッシュバックがもらえます^^
引用元 NEXTキャンペーンサイトより
- 新規:15,000円
- 転用・事業者変更:5,000円
「転用」はフレッツ光から@nifty光に乗り換える方法で、「事業者変更」は他の光コラボ(ドコモ光やソフトバンク光など)から@nifty光に乗り換える方法です。@nifty光もフレッツ光や光コラボと同じNTTの設備を使っているため、工事不要で@nifty光に乗り換えることができます。
「新規」は、初めて光回線を利用する場合や、転用や事業者変更に該当しないauひかり・NURO光・電力系光回線などからの乗り換えを意味します。
@nifty光の申し込みも、オプション加入の必要はなく、申し込み時に口座情報を伝えるだけで手続きは完了し、最短で2ヶ月後に振り込んでもらえます。
⇒ @nifty光の速度の評判・口コミは悪い?転用するメリットは?
auひかりと@nifty光を比較!
それでは、auひかりと@nifty光を比較していきましょう。
月額料金・工事費
まず、工事費を含めた月額料金です。
@nifty光は月額料金+工事費の分割料金で、auひかりは月額料金に加えて、工事費を実質無料にするためのひかり電話の月額料金(550円)を含めて計算しています。
auひかり | @nifty光 | |||
---|---|---|---|---|
戸建て | マンション | 戸建て | マンション | |
月額料金 | 5,500円 (3年平均) | 3,740円~5,720円 (設備による) | ~30ヶ月:5,060円 31ヶ月~:5,720円 | ~30ヶ月:3,828円 31ヶ月~:4,378円 |
工事費 | 実質無料 | 825円×24回 | 687.5円×24回 | |
ひかり電話 | 550円 | ー | ー | ー |
月々の料金 | 6,050円 | 3,740円~5,500円 | 5,885円※ | 4515.5円※ |
月額料金に関しては@nifty光の方が安いことが分かります。
ただし、マンションタイプの場合は設備によって料金プランが異なるため、auひかりの方が安く利用できるケースもあります。
提供エリア
auひかりと@nifty光の提供エリアは以下のとおりです。
- auひかり:戸建てタイプは東海・近畿エリアでは使えない/マンションタイプは全国で利用可能
- @nifty光:戸建て・マンションタイプ共に全国で利用可能
auひかりの戸建てタイプは東海・近畿エリアでは使えませんので、その地域の方は@nifty光にすると良いでしょう。
通信速度
通信速度に関しては明らかにauひかりのほうが速いです。
「RBBスピードアワード」と呼ばれる実測速度の比較サイトや、実際に光回線を使っている人の速度結果を集めているスピードテストサイト「みんなのネット回線速度」では、常に@nifty光よりもauひかりの方が上位にランクインしています。
NTTの光回線(フレッツ光や光コラボ)とは異なり、フレキシブルに新しいシステムを導入しているため、auひかりの方が同じ1Gbpsであっても速いのです。
キャンペーン・割引
最後にキャンペーンや割引についてですが、平等に見ていくのであれば以下の2つが比較できます。
- スマホ・携帯割引:どちらもauスマートバリュー/自宅セット割が組める
- キャッシュバック:auひかりの方が高額
まず、スマホ・携帯割引に関しては、どちらもauスマートバリューやUQモバイルとの自宅セット割が組めるため違いはありません。
ただし、キャッシュバックに関してはauひかりの方が高額です。しかも、auひかりでは乗り換え費用を30,000円まで負担してくれるキャンペーンも行っているため、キャンペーンではauひかりに軍配が上がります。
まとめ
今回はauひかりと@nifty光を比較してきました。
どちらも同じ光回線ではありますが、月額料金、工事費無料キャンペーンの有無、キャッシュバック金額など、様々な違いがあることがお分かりいただけたと思います。
よって、今回の内容をまとめると以下のようなことが言えます。
本日ご紹介した内容が、皆さんの光回線選びの参考になったら嬉しいです^^