
光コラボレーションとは具体的に何のことかご存知でしょうか?名前はTVCMとかで聞いたことはあるけど良く分からない…という方が多いと思います。
この記事では光コラボの説明と、フレッツ光の利用者が光コラボにするべき理由をお伝えしますね。
1.光コラボとは?
光コラボレーション(以下、光コラボ)は、今までNTT東西がユーザーに提供していた「フレッツ光」を、光コラボ事業者が独自にお客様へ提供できる光インターネットサービスの総称のことです。この光コラボという名称自体は、あまり普及していないようですね。
フレッツ光との違いは、光コラボ事業者が自社サービスとフレッツ光を組み合わせた新たなサービスを、ユーザーにワンストップでご提供できることなんです。
例えば、
- 「OCN光」:OCNが提供。
自社のプロバイダーOCNと光回線を一括でユーザーに提供。従来の「OCN+フレッツ光」よりも料金が割安。 - 「ドコモ光」:docomoが提供。
docomoのスマホとセット割りを組むことでスマホ料金が割引きされる。 - 「TSUTAYA光」:TSUTAYAが提供。
動画配信プランが毎月見放題。
のように各事業者はそれぞれの強みを生かしてサービス展開をしています。他には「So-net光」,「Biglobe光」,「Softbank光」等も同様の光コラボサービスなんです。
どうでしょう?なんとなく分かりましたでしょうか。では、次が本題です。
2.フレッツ光から光コラボに乗り換えた方がいい理由
はズバリ!料金が安くなる場合が多いからです。
2-1.使っているプロバイダーの光コラボに乗り換える
現在プロバイダーがOCNなら「OCN光」、So-netなら「So-net光」など各プロバイダーが提供している光コラボに乗り換える方法です。大手のプロバイダーは、ほとんど「〇〇光」(〇〇はプロバイダー名)という名称で光コラボサービスの提供をしています。
例として、「OCNでフレッツ光を使っている場合」と、「OCN光」の月額費用を比較してみます。
(オプションはつけていません)
OCN+フレッツ光
OCN+フレッツ光 | OCN光 | 差額 | 1年間の差額 | |
---|---|---|---|---|
ファミリータイプ | 5,700円 | 4,650円 | 1,050円 | 12,600円 |
マンションタイプ(ミニ) | 4,600円 | 3,450円 | 1,150円 | 13,800円 |
マンションタイプ(プラン1) | 4,250円 | 3,450円 | 800円 | 9,600円 |
マンションタイプ(プラン2) | 3,850円 | 3,450円 | 400円 | 4,800円 |
プランにもよりますが、年間で考えてみるとインターネットの費用をけっこう下げることができます。光コラボへ乗り換えた方がお得な事がわかると思います。
2-2.使っている携帯キャリアの光コラボに乗り換える
docomoとSoftbankのスマホを利用している場合は、携帯キャリアが提供している光コラボに乗り換える方法で、スマホの料金を安くすることが可能です。インターネットとスマホの費用をトータルで見てお得な方法と言えます。
「ドコモ光」・「Softbank光」の月額費用と、スマホの割引金額(最大)
ドコモ光 | Softbank光 | |
ファミリータイプ | 5,200円~ | 5,200円 |
マンションタイプ | 4,000円~ | 3,800円 |
1ヶ月のスマホ割引金額(最大) | 1,000円 | 2,000円 |
---|
スマホの割引金額は、利用中のデータ定額プランによって割引額が違ってきます。また、家族が同キャリアのスマホを利用であれば合わせて割引が受けられます。
詳細な割引額は、下のキャリアサイトでチェックしてみてくださいね。
ちなみに、auひかりは光回線自体がKDDI設備のためフレッツ光の転用はできません。
3.乗り換えの手続きについて
フレッツ光を利用中のユーザーが光コラボへ乗り換えることを「転用」という言い方をします。この転用の手続きや必要なものについてお伝えします。
3-1.転用とは?
「フレッツ光」ユーザーが、光コラボ事業者が提供する サービスに切り替えることを「転用」といいます。
上の画像でもあるように、転用をしても下のフレッツ光の情報は引き継がれるので安心ですね。
- お客様ID (CAF番と呼ばれるユーザーを識別するID)
- ひかり電話番号
3-2.手続きついて
フレッツ光から、転用で光コラボに乗り換えるには次の2ステップです。
ここらへんから少しややこしくなってきますが、通信費などは固定費なので一度見直してしまえば、後は自動的に節約できます。見直したい方は一気にやってしまうといいかもですね。
Step1.NTTから「転用承諾番号」の取得
フレッツ光を利用しているNTT(東日本か西日本)より、転用のための「転用承諾番号」を発行してもらう必要があります。
この番号を取得するために下の情報4点を用意します。
- お客さまID、ひかり電話番号もしくはご契約者さまの連絡先電話番号
- ご契約者様名
- フレッツ光ご利用場所住所
- フレッツ光ご利用料金のお支払い方法
そして、下記NTTへ転用承諾番号を受け取る手続きをします。
専用フリーダイヤル、もしくはWeb上で手続きが可能です。
転用承諾番号を受け取れたら、次のStep2へ進みます。
(転用承諾番号の有効期限は15日間なので、番号を取ったあとは早めの転用手続きをおすすめします。)
Step2. 光コラボ事業者に「転用」申し込み
あとは利用したい光コラボサービスに申し込むだけです。注意点としては、新規申し込みではなく、「転用」の申し込みをしてください。新規申し込みとの違いは、
- 品目変更などしない限りは、基本的には工事がないため工事費がかからない。
- 転用先の光コラボサービスによってはフレッツ光の解約金がかからない。
の2点です。
まとめ
フレッツ光から光コラボへの乗り換えメリットと、その手続きの流れをご説明しました。
再度ポイントをお伝えします。
- 使っているプロバイダーの光コラボに乗り換える
- 使っている携帯キャリアの光コラボに乗り換える
もちろん無理して乗り換える必要はありませんが、費用的にお得であれば考えてみてはいかがでしょうか。
⇒光コラボへ転用時の注意点9つ!乗り換え時のメリットと共に解説!
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