こんなに違う!全戸加入プランとWiFiアクセスを徹底比較

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全戸加入プランとWiFiアクセスを比較しているオーナーさん

お持ちの物件の付加価値向上と空室対策のために建物一括のインターネットを検討されていると思います。NTTには物件オーナーさん向けに「全戸加入プラン」と「WiFiアクセス」という2つの建物一括インターネットサービスを展開していますが、この2つは具体的にどう違うのかご存じでしょうか?

今回は、上記2つのサービスの違いや特徴を比較を交えて、わかりやすくお伝えしますね。ぜひ検討の材料として役立ててください。

それぞれのサービス概要を紹介すると

全戸加入プランとは

全戸加入プランのロゴ

NTTの光インターネットサービス「フレッツ光ネクスト マンションタイプ」を全戸一括型として、建物の全世帯に提供するサービスです。特徴としては、各戸まで光ファイバーを引き込むことで、どの部屋からでも高品質で高速なインターネットが使えるようになります。選ぶプランによっては、各部屋でのWiFi(無線接続)も標準で付きます。

オーナーさんからの希望があれば、地デジ/BS/CS放送が受信できる「フレッツ・テレビ」を合わせて提供することもできます。ひかり電話(フレッツ光を使った固定電話サービス)などのオプションも入居者ごとの希望で利用もできます。4戸以上の建物で導入ができます。

WiFiアクセスとは

WiFiアクセスのロゴ

NTTのフレッツ光の回線を使い、建物全体をWiFi化するサービスです。特徴としては、共用スペースから各戸にLANケーブルを引き込み、WiFi接続のためのアクセスポイントを設置します。

入居者はスマホやタブレット・携帯ゲーム機からインターネットを利用することができます。入居者は外出先でも「フレッツ・スポット」(NTTの公衆無線LANサービス)を使うことができるのも特徴のひとつです。12世帯以下の建物で導入ができます。

2つのサービスの異なる点とは…

サービス面のちがい

全戸でフレッツ光を使ったインターネットが使える点では同じですが、「全戸加入プラン」は、各戸まで回線速度1Gbpsか200Mbpsを選ぶことができ、高速で安定したインターネット環境が提供できます。基本的に有線でのインターネット接続ですが、無線でもインターネットの利用ができます。

対して、「WiFiアクセス」は回線速度200Mbpsの光ファイバー線を全て無線でのインターネット環境を提供するので、有線しかインターネットにつながらないデスクトップパソコンなどはつながりません。

また、無線は遮蔽物や電子レンジなどの家電製品の電波の影響を受けやすいので、インターネットの速度が不安定で使い勝手が悪くなる可能性もあります。

(補足)
ここで、インターネットの回線速度は分かりづらいのでざっくりと補足します。データ通信の速度を表す単位がbps(1秒当たりのデータ量)です。「全戸加入プラン」の1Gbpsというのは1000Mbpsと同じ意味(1ギガ=1000メガ)なので、「WiFiアクセス」の200Mbpsよりも5倍速いという計算になります。

実際にインターネットを使ったときに、この速度が出るわけではありませんがサービスの速度品質を表す目安になります。

設備面のちがい

NTTのフレッツ光の回線を使うのはどちらのサービス変わりません。外の電柱から建物の共用スペースまで光ファイバー線を引き込みます。ちがってくるのは共用スペースから先の線の取り回し方です。

「全戸加入プラン」は共用スペースから元の光ファイバー線を分配して、光ファイバーのまま各部屋に引き込みます。引き込んだ光ファイバー線をONUと呼ばれる機器につなげます。入居者はこのONUとパソコンを線でつないで、インターネットを使います。全戸加入プランの設備構成

「WiFiアクセス」は共用スペースに引き込んだ光ファイバーをLANケーブルという線で分配して各部屋まで引きまわします。引き込んだLANケーブルに無線接続のためのアクセスポイントと呼ばれる機器をつなげます。入居者はこのアクセスポイントとスマホやタブレットを無線接続でつないで、インターネットを使います。フレッツ光WiFiアクセス機器構成

料金面のちがい

「全戸加入プラン」の初期費用としては、「契約料」「初期工事費」とがあり入居時にも作業費の発生があるようですが、導入にあたっては初期費用・入居時費用ナシでのプランも選べるようです(その場合、月額の料金が少し上がるようです)。「WiFiアクセス」の初期費用はかからず、無料で導入できます。

一部屋あたりの月額負担金の例ですが、「WiFiアクセス」は 12世帯で約1,400円/月~「全戸加入プラン」は10世帯で1,900~2,200円/月のようです。料金の情報だけはNTTのサイトにもほとんど公開されていないので、ネット上で集められる限りの情報です。ご了承ください。

料金的には全戸加入プランの方が若干高いようですね。あとは管理費などで調整が取れれば問題ないところでしょうか。

契約期間のちがい

「全戸加入プラン」は契約期間が5年間で、「WiFiアクセス」は契約期間が6年間です。共通しているのは両方とも一年単位の自動更新で、途中解約した場合は解約手数料として契約期間残月数分の月額利用料がかかります。

それぞれのちがいを一覧表でまとめ

上で挙げてきた特徴のちがいを一覧表でまとめてみましたが、2つのサービスを見比べてみると、サービスの機能・スペックでは「全戸加入プラン」料金的には「WiFiアクセス」というふうに見ることができます。

 全戸加入プランWiFiアクセス
回線速度1Gbpsか200Mbps200Mbps
配線方式光配線LAN配線
インターネット接続方法有線と無線無線のみ
初期費用有・無しを選べる(月額料金に影響)無料
月額料金例10世帯で1,900~2,200円/月12世帯で約1,400円/月~
契約期間5年間6年間

共通していること

建物の調査前に申し込みをする必要はありますが、調査結果をふまえて契約をする・しないを判断することができるので安心です。また、どちらのサービスも導入後の保守はNTTが無料で行うので、別で料金負担がかかることはありません。オーナーさん側の手間もかからず、この点も安心できますね。

おすすめポイントと気を付けるポイント

「全戸加入プラン」はココ

おすすめポイントは、光ファイバーの安定・高速インターネットの恩恵をそのまま入居者に提供できます。ギガマンション・スマートタイプ というプランであれば回線速度が1Gbpsで、有線でも無線でもインターネットが使えます

合わせてフレッツ・テレビの導入もできることと、入居者の希望でフレッツ光のオプションも使えるのもポイントです。世帯数が多い物件に関しても、部屋内工事のスケジュールはNTTが全て入居者と調整をとるのでオーナーさんの手間はありません。

気を付けるポイントは、4世帯以上の物件で導入が出来ますが、世帯数が少ない物件ほど一部屋分の単価が上がる傾向にあるようです。

「WiFiアクセス」はココ

おすすめポイントは、導入の初期費用が無料なのと「全戸加入プラン」よりも比較的簡単に設備の導入ができるところです。

気を付けるポイントとして、世帯数が少ないほど一部屋分の単価が上がるのはこちらも同様のようです。12世帯以下の物件でのみ導入が可能という条件なので、13世帯以上の物件は導入ができません。

また無線接続のみなので実際に導入したとしても、回線速度がでない/速度が安定しない、などの可能性もあります。物件のつくりによっては無線接続用のアクセスポイントが各部屋の外に設置されるケースもあるようですが、この場合は部屋の中から充分な速度でインターネットができるのか疑問です。

ちなみに、実際の入居者として使った人の声を見ると、

・2台以上接続できない。
・WiFiに接続するのに毎回ログインが必要で面倒。
・家庭内ネットワークが使用できない(他の居住者とアクセスポイントを共有するため)。
・入居者からのWiFiアクセスの申し込みが必要で、郵送のために利用開始まで時間がかかる。

という状態のようです。これでは、いくら「インターネット利用可」をうたっていても、個人的には入居者にとって不便かなと…

総合的にみて…

当サイト管理人としては、「全戸加入プラン」の方が断然おすすめです!その理由は全体的に見てサービスのクオリティが高いことです。

サービスのクオリティが高ければ、「NTTの光インターネット完備/無料」での空室対策だけでなく、入居者が満足して長期入居にもつながる可能性があります。

「WiFiアクセス」に関しては、「全戸加入プラン」が導入できない12世帯以下の物件でどうしてもインターネット設備を入れたい場合に、リスクを承知で導入する。か、もしくはNTT以外のシェア型インターネットを検討した方が無難かもしれませんね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます

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