格安SIMのメリット・デメリット

格安SIMは呼び名の通り、大手キャリアより料金が安く使えるところが売りです。格安SIMを使っている人も、これから格安SIMを使おうと検討している人もそこが一番魅力に感じているところだと思います。僕も個人的に、格安SIMを使っていて月額の料金はかなり抑えられています。

メリットの多い格安SIMですが、デメリットというか注意点もあるので、特に検討中の人は一度読んでおくことをオススメします。

格安SIMのメリット

自分に合わせたプランが選べて月額料金が安い

大手キャリアでの平均的な月額料金と比べて毎月のコストを通話プランで1/3、データ通信プランであれば1/4ほどまで下げることができます。

大手キャリアでは、そんなに毎月データのやりとりをしていないユーザーでも、一様に高い料金プランを払っている人が多いです。格安SIMは、月間のデータ通信量によってプランが細かくあるため、自分の使い方にあったプランを選ぶことができる。イコール、料金的にも無駄をなくすことができます。

例えばですが、下はDTI SIMの料金を挙げてみますと、

容量データプランデータSMSプラン音声プラン
1GB600円750円1,200円
3GB840円990円1,490円
5GB1,220円1,370円1,920円
ネットつかい放題2,200円2,350円2,900円

とこんな風に容量や、ショートメッセージ・音声通話のアリ・ナシで選べるため、無駄がありません。

あくまで、これは一例でMVNO(格安SIM事業者)によって、プランが様々なのであなたの使い方にあったプランを出しているMVNOが見つかるといいですね。中には、freetel, 0 SIM by So-netのようにその月に使ったデータ量で料金が決まる、従量制プランを提供しているMVNOもあります。

自動更新のしばりがない

データ通信、またはSMS+データ通信のプランに限ってはそもそも最低利用期間がないため、解約金も発生しません。辞めたいときに何も気にすることなくやめる事が可能です。

通話プランだけはどのサービスでも最低利用期間(12ヶ月)があり、1万円しないくらいの解約金があります。ただし、大手キャリアのように自動更新型ではないため、今のところそこまでキツくはありません。

MNPも可能

大手キャリア同士でスマホ契約を乗りかえる場合はMNPをして、同じ電話番号を使うことができますが、大手キャリアから格安SIMキャリアへもMNPができるので、今までと同じ電話番号で格安SIMでも通話プランも使うことができます。

MVNO事業者の回線はほとんどがドコモ

au回線を使うことができる格安SIMサービスは、「mineo」「UQ mobile」だけです。あとは全てdocomoの回線を使っているため電波状況はどこが悪いといったことはなく使えます。

データ使い放題プランも登場

大手携帯キャリアもそうですが、一カ月のデータ通信料が例えば「7GB」のプランだと、それを超えると月末まで回線速度が制限されるのが一般的で、速度を速くしたいなら追加で容量を買い足す必要がありました。ですが、最近はデータ通信の使い放題プランを出してきている格安SIMサービスも少し増えてきました。

通話し放題も出てきた

大手キャリアのように、定額で何分でも話し放題まではいきませんが、1回5分以内の通話であれば何度でも無料でかけられる通話オプションが選べるMVNOも出てきています。

格安SIMのデメリット

キャリアのメールアドレスがなくなる

格安SIMには専用のメールアドレスがないため、大手キャリアからMNPで移った場合は、メールアドレスは無くなります。

サブのスマホ・タブレット用に、データ通信だけの格安SIMを新規で使う場合などは、まったく関係ないですが。

通話の完全定額プランはまだない

メリットの部分でも少し書きましたが、通話プランは大手キャリアのように定額で話し放題のプランはなく、今のところ「1回5分以内の通話なら、かけ放題」という通話オプションや、「月間60分までなら無料でかけられる」 といった通話オプションを出しているMVNOはあります。

短い通話を頻繁にする人や、ひと月のトータル通話時間が60分以内で収まる人はこういったオプションを組み合わせると、大手キャリアを使い続けるよりもかなりお得なスマホライフが送れますよ。また、無料の制限を超えた場合は通常の20円/30秒がかかりますが、代替えとして通話料が更に安くなるIP通話アプリ(10円/30秒)やLINE、Viper、Skype、FBの通話機能などを使えば無料で通話もできちゃいます。

月額のコストが1/3以下で収まるなら、これでも全然ありですけどね。

回線速度は大手キャリアよりは劣る

格安SIMの通信速度はMVNOは大手キャリアから、通信をするための帯域の購入量で決まるため、MVNO各社で通信速度に多少の違いがあります。基本的には大手キャリアに比べて回線速度は遅いですが(その分安いですよね)、実際に使う分には問題はありません。

ただ、ゴールデンタイムと呼ばれる平日の12:00~13:00などのデータが込み合う時間帯は通信速度が遅くなる傾向が強いですし、そもそものレンタル元であるキャリアで速度が遅くなっている場合、MVNOはレンタルをしている兼ね合いで影響を受けてしまい、間違いなく速度が遅くなってしまいます。
※この場合はキャリアが早い、MVNOは遅いという事はなく、すべて遅いという状態です

回線速度に違いが出てくる一番の理由は、そもそも、そのMVNOがレンタルしている帯域が少なかったり、そのレンタルしている帯域がパンパンになってしまうくらいユーザーのアクセスが混み合っていたり、キャリア・MVNO関係なく電波の届きにくい場所だったということが考えられます。

スマホ端末が必要

SIMフリースマホを買えば一番問題はないですが、大手キャリアのスマホをそのまま使う場合は注意してください。ドコモのスマホであれば、ドコモ系MVNOの格安SIMで基本は動作します。auスマホはau系のMVNO。ソフトバンクのスマホは、SIMロックを解除すればドコモ系MVNOで動作する端末もあります。基本的に、MVNOのWebサイトで動作確認済みの端末を、事前に確認しておくことが確実です。

日本はスマホにも独自の機能が備わっているものが多いので、おサイフケータイやワンセグ機能が使いたい場合はそのまま大手キャリアの端末を使った方がいいでしょう。SIMフリースマホでは、そういう機能がついている端末は少なく値段も張ります。

 

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